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2017年12月31日日曜日

「ヤマモトウム」



ヤマモトウム

パプアニューギニアのワヘイ族に伝わる精霊。山の地中より生まれ、地下の水脈から、森の湖や湿地に移動して、そこに生息する。

出典:
神統録@ウィキ

2017年12月30日土曜日

「ユルルングル」



ユルルングル(ユルング)

オーストラリアのアボリジニのムルンギン族の神話に登場する、銅の体を持つ蛇。聖なる泉「ミルリアナ」に棲む。父なる蛇であり、天候も司る。ユルルングルの声は雷であり、ユルルングルの住まう泉は虹色に輝く。そのため、ユルルングルは虹蛇としても知られる。

出典:
Wikipedia

2017年12月28日木曜日

「ユーロイン・キーア」



ユーロイン・キーア

オーストラリアの神話に登場するミソサザイ。火を独占していたカラスから、火のついた付け木を盗んだ。

出典:
幻想動物の事典

2017年12月27日水曜日

「ヤムス」



ヤムス

パプアニューギニアのワヘイ族に伝わる「マヤモトゥス」という、池や沼地に棲む女精霊の一種。

出典:
幻想動物の事典

2017年12月26日火曜日

「ヤゴゴイス」



ヤゴゴイス

パプアニューギニアのワヘイ族に伝わる「ソングス」という、川の入り江に棲む女精霊の一種。

出典:
幻想動物の事典

2017年12月25日月曜日

「ヤフォドゥクヮグ」



ヤフォドゥクヮグ

パプアニューギニアのワヘイ族に伝わる精霊の一種。「シュウォバニガトゥグ」という、山の大木に棲む精霊の一種。

出典:
幻想動物の事典

2017年12月23日土曜日

「モコ・ティティ」



モコ・ティティ(モコティティ、モコ・ヌイ)

ニュージーランドのマオリ族に伝わる「アトゥア」という、諸々の病の精霊の一種。トカゲの姿で現れる。肺結核や呼吸器疾患を引き起こす。

出典:
幻想動物の事典
神魔精妖名辞典

2017年12月22日金曜日

「モコイ」



モコイ

オーストラリアのムルンギル族に伝わる悪霊。ムルンギル族の伝承では、人間は老齢によって死ぬことはほとんどなく、死ぬのはモコイのせいだとされた。モコイが人間を襲うのは、邪悪なシャーマンの妖術のせいだとされ、非常に恐れられている。

出典:
幻想世界神話辞典

2017年12月21日木曜日

「メセカウ」



メセカウ

パラオに伝わる「メクギツツ・エル・ガリヅ」という、精霊的な悪神であり、怖い神たちの一柱。土の神である。ミミズのような虫の姿をしている。

出典:
幻想動物の事典

2017年12月20日水曜日

「メネフネ」



メネフネ

ハワイ諸島に伝わる小人族。普段は山や谷に住んでいて、人目に触れることはない。食べ物はバナナや魚が好き。性格は働き者。昼間眠って夜働くという習慣を持っていた。メネフネは土木工事に関して大変に秀でた技術を持っており、カウアイ島にはメネフネたちが作ったと言われる道路や水路、養魚池などが残っている。

出典:
ハワイの神話と伝説
Wikipedia

2017年12月19日火曜日

「ムンドゥルム」



ムンドゥルム

オーストラリアのカビ族に伝わる蛇。原初、火はムンドゥルムだけのものだった。ムンドゥルムは火を体内にしまっていた。鳥たちは、なんとかして火を手に入れようとしたが、無駄だった。あるとき小さな鷹が、ムンドゥルムの前でおかしな格好をしたので、ムンドゥルムはこらえきれずに笑ってしまった。すると、火がムンドゥルムの体から飛び出し、みんなのものになった。

出典:
幻想動物の事典

2017年12月18日月曜日

「ムル・ベアイグンミ」



ムル・ベアイグンミ

オーストラリアのユーアライイ人に伝わる、死霊を導く精霊。死霊はまず、墓から出ると、既に死んでいる親族の霊と出会い、聖なる山の頂上へと向かう。そして、そこで死霊はムル・ベアイグンミに出会い、死者の村へと連れて行かれる。死者の村では、男女が別々に暮らしている。

出典:
幻想動物の事典

2017年12月17日日曜日

「ミミ」



ミミ

オーストラリアのアボリジニに伝わる精霊。岩だらけの荒地にいて、岩の裂け目を住処にしている。すらりと背が高い人間の姿で、痩せ細っていて骨は非常に長く細くて脆い。食べ物を探しに裂け目から出て来て、ヤムイモや植物の根を食べるが、人間を食べるときもある。しかしミミは、骨が折れるのを恐れ、風が吹いているときは外出しない。それで人間たちは、風が吹いているときに外出するのが安全である。

出典:
幻想世界神話辞典

2017年12月16日土曜日

「ミゴー」



ミゴー

パプアニューギニアのニューブリテン島にある、ダカタウア湖に棲む未確認動物。首には馬のような鬣(タテガミ)があり、手足は亀で、ワニのような尾を持つ。カマスのような鋭い歯を持っている。体の色は茶色で、首を湖から突き出して泳ぐこともある。性格は極めて獰猛。夕方もしくは月の見える夜に目撃が多い。

出典:
Wikipedia

2017年12月15日金曜日

「マピト・イティ」



マピト・イティ

ポリネシアのトゥアモトゥ諸島のマンガレヴァ島に伝わる、人間の体内に入り込んで病気を引き起こす悪神群「エトゥア・ヴィルガ」の一柱。地下世界「テ・マタギ」に住んでいる。

出典:
幻想動物の事典

2017年12月14日木曜日

「マクプ・アヒ」



マクプ・アヒ

ポリネシアのトゥアモトゥ諸島のマンガレヴァ島に伝わる、人間の体内に入り込んで病気を引き起こす悪神群「エトゥア・ヴィルガ」の一柱。

出典:
幻想動物の事典

2017年12月13日水曜日

「マルサバ」



マルサバ

メラネシアのルク島に伝わる悪霊。元は神だったが、地位が落ち、悪霊とされた。

出典:
神様コレクション

2017年12月12日火曜日

「ポーパスガール」



ポーパスガール(ポーパス・ガール)

ミクロネシアに伝わる水の精霊。名前は「ネズミイルカ少女」という意味である。イルカの尾をもつ人魚である。

出典:
神様コレクション

2017年12月11日月曜日

「ポウアカイ」



ポウアカイ

ニュージーランドのマオリ族に伝わる怪鳥。空を飛びながら、獲物の人間を見つけると、鉤爪で捕まえる巨大な鳥。

出典:
もののけが集うホームページ

2017年12月9日土曜日

「ボラファギナ」



ボラファギナ

ソロモン諸島のサンタイサベル島に伝わる冥界の王。死霊はまず、この王の前に行き、入れ墨を調べられる。入れ墨があれば、橋を渡ってあの世に行けるが、入れ墨がなければ、橋から落ちて死霊は消滅してしまう。

出典:
幻想動物の事典

2017年12月8日金曜日

「ベゲイ」



ベゲイ

パラオに伝わる「メクギツツ・エル・ガリヅ」という、精霊的な悪神であり、怖い神たちの一柱。水神である。その姿は目に見えない。芋田などに行くとベゲイが憑くことがあり、取り憑かれた人間は足が腫れる。木の神でもあるといい、ベゲイの宿っている木を倒すと祟られる。

出典:
幻想動物の事典

2017年12月7日木曜日

「ベイヤ・ヤボスガス」



ベイヤ・ヤボスガス

パプアニューギニアに伝わる「ヤボスガス」という、邪悪な霊的存在の一種。超自然霊のことである。

出典:
幻想動物の事典

2017年12月6日水曜日

「ブルレツキ」



ブルレツキ

パラオに伝わる「メクギツツ・エル・ガリヅ」という精霊的な悪神であり、怖い神たちの一柱。稲妻のような身体の精霊。木の上にいる。人間の身体に憑いて癇癪を起こす。海の神でもある。

出典:
幻想動物の事典

2017年12月5日火曜日

「フォトグフル」



フォトグフル

フィジーのロトゥマ島に伝わる、悪霊の一種。ある特定の樹に気軽に近づくと、その人はフォトグフルに捕らえられ、殺されるか事故に遭うことになる。

出典:
幻想動物の事典

2017年12月2日土曜日

「ピンバ・ムリット」



ピンバ・ムリット

オーストラリアのギプスランド人に伝わる鳥。名前は「火の尾をつけた雀」という意味。火を占有していたが、ギプスランド人の祖先が変わった方法で、火をこの鳥から手に入れた。

出典:
幻想動物の事典

2017年12月1日金曜日

「ヒンタバラン」



ヒンタバラン

パプアニューギニアのニューアイルランド島に伝わる悪霊。全ての創造者「ラルナエン」の妹であり妻である。

出典:
幻想動物の事典

2017年11月30日木曜日

「パンダウィンダ」



パンダウィンダ

オーストラリアの神話に登場する「ブクムーリ」という、魔術を操り動物に変身している者たちの一体。
魚のタラのブクムーリである。ドブネズミのブクムーリ「クーランバン」と共に火を独占していたが、鷹のブクムーリ「カリガリ」が旋風を巻き起こし、火を周囲に燃え移らせ、森林火災を引き起こした。その火災によって、人間たちは火を手に入れることができた。

出典:
幻想動物の事典

2017年11月29日水曜日

「パトゥパイアレヘ」



パトゥパイアレヘ

ニュージーランドのマオリ族に伝わる、夜の精霊。森の奥の暗闇に棲んでいる。

出典:
100% PURE NEW ZEALAND

2017年11月28日火曜日

「パラタ」



パラタ

ニュージーランドのマオリ族に伝わる、海に棲む妖怪。洞窟のような大きな口を持っている。海の潮の満ち干きは、パラタが海水を呑んだり吐いたりするために起こる。

出典:
もののけが集うホームページ

2017年11月27日月曜日

「パフアヌイアピタアイテライ」



パフアヌイアピタアイテライ

ポリネシアに伝わる海の悪魔。
名前は「天空を開いた偉大な者」という意味。深海に棲み、眷属たちと共に、船乗りを襲う悪魔として恐れられた。

出典:
神魔精妖名辞典

2017年11月26日日曜日

「ネヴィンビンバーウ」



ネヴィンビンバーウ

メラネシアに伝わる女の怪物。
よく響く声を出す、巨大な女の姿をしている。英雄神「アンバト」と繋がりがある。ネヴィンビンバーウは成年の儀式の間に、悪鬼として呼び出される。

出典:
世界の怪物・神獣事典(原書房)

2017年11月25日土曜日

「ヌフイ・ヤボスガス」



ヌフイ・ヤボスガス

パプアニューギニアに伝わる「ヤボスガス」という、邪悪な霊的存在の一種。死霊のことである。

出典:
幻想動物の事典

2017年11月24日金曜日

「ヌグ」



ヌグ

パプアニューギニアに伝わる魔物。
ワニに似て、足はヒクイドリに似ている姿をしている。奇声を発し、この声を聞くと、女性や子供は失神してしまう者も出る。

出典:
幻想世界神話辞典

2017年11月23日木曜日

「ヌガニ=ヴァツ」



ヌガニ=ヴァツ(ヌグトゥ=レイ)

フィジーに伝わる怪鳥。あまりに大きいので、その体は太陽を地平線から隠し、羽ばたくと地上に嵐を引き起こした。肉食で、特に人間を餌食にする。
英雄「オコヴァ」の妻をさらって食い殺したが、殺された妻の復讐をしに来たオコヴァと、オコヴァの妻の兄の「ココウア」によって、人間を食べるのに夢中になっている間に、忍び寄った二人に腹を槍で深く突き刺され、倒された。

出典:
世界の怪物・神獣事典(原書房)

2017年11月22日水曜日

「ニホニホ・テテイ」



ニホニホ・テテイ

ポリネシアに伝わる悪鬼。
恐ろしい人食いである。

出典:
幻想動物の事典

2017年11月21日火曜日

「ニフォロア」



ニフォロア

サモアに伝わる男の妖怪。
ニフォロアは人間の指サイズほどの鋭い歯を一本持っている。その歯で人間を刺す。刺された人間は、特効薬で直ちに手当てをしないと、死んでしまう。人間の腕と足と頭だけを狙って攻撃する。ニフォロアに刺されたとき、刺された穴は見えないが、被害者は激しい痛みに襲われる。もし、薬が来る前に死んでしまうと、自然と穴が見えてくる。

出典:
幻想動物の事典

2017年11月19日日曜日

「ナバエオ」



ナバエオ

メラネシアのルク島の信仰における悪霊。本来は人間に好意的な神だったが、悪霊の身分に降格させられた。

出典:
幻想世界神話辞典

2017年11月18日土曜日

「ナモロド」



ナモロド

オーストラリアに伝わる怪人。
靭帯で繋がれた骨格だけの姿をしている。ナモロドは日中、休息をとり、夜になると人間の家へと飛んで行った。そして家の中に入り、眠っている人間の血を吸う。血を吸われた人間は、ナモロドの仲間に変わってしまう。

出典:
世界の怪物・神獣事典(原書房)

2017年11月17日金曜日

「トマテ・ガニ・ヤンボ」



トマテ・ガニ・ヤンボ

ソロモン諸島のエディストン島に伝わる、死体を食べる精霊。人々は、これを防ぐために、死体の首に葉をかけた。

出典:
幻想動物の事典

2017年11月16日木曜日

「トピレタ」



トピレタ

パプアニューギニアのトロブリアンド諸島の神話に登場する、冥界の支配者。初めて地上に人間を送った存在であり、人間にトーテムの動物を教えた。耳が大きい。妻がいる。地震を起こすのもトピレタである。

出典:
幻想動物の事典

付注:
トーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。(出典:Wikipedia)

2017年11月15日水曜日

「ティリティリ」



ティリティリ

サモアのウポル村落に伝わる神。
稲光として顕現する。敵に損害を加え、争い、戦い、闇の源泉である。戦時に稲光が多く見られたときは、ティリティリが助けに来て導いているとされた。
ある場所で継続的に稲光が発生するときは、敵の待ち伏せがあることを意味する。前方で常に光っているときは、敵の軍勢が動いていることの兆候である。しかし、もし稲光が前方から後退していったら、それは危険の前兆であり、後退の命令である。

出典:
幻想動物の事典

2017年11月14日火曜日

「ティイェティ」



ティイェティ

カロリン諸島のコスラエ島<クサイエ島>に伝わる存在。血を吸う幽霊である。

出典:
幻想動物の事典

2017年11月13日月曜日

「ツラン」



ツラン

パラオに伝わる「メクギツツ・エル・ガリヅ」という精霊的な悪神であり、怖い神たちの一柱。
蛇の姿をしている。ツランが人間の身体に憑くと、頭が痛くなる。

出典:
幻想動物の事典

2017年11月12日日曜日

「ツラン」



ツラン

パラオの神話に登場する女神。
「オボハツ<オボハズ、オボハヅ>」という女神から生まれ、ツランは「ウワプ<ウワブ>」という女神を生んだ。

出典:
神様コレクション
吹浦忠正(ユーラシア21研究所理事長)の新・徒然草

2017年11月11日土曜日

「チェリッド」



チェリッド

ミクロネシアの神話に登場する精霊たちのこと。天の神「ウチェル」の使いである。

出典:
神様コレクション

2017年11月10日金曜日

「チョカライ」



チョカライ<キチン・アラマチ>

カロリン諸島のポナペ島に伝わる存在。
島の内陸部に住んでいる、小鬼か妖怪のような存在。

出典:
幻想動物の事典

2017年11月9日木曜日

「ダーカーン」



ダーカーン

オーストラリアのカビ族に伝わる祖先霊であり、虹蛇。
魚の尾ヒレがついた巨大な蛇の姿をしている。水場から他の水場へ移るときには、虹の姿になる。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション

2017年11月8日水曜日

「タラクック」



タラクック

オーストラリアの神話に登場する鷹。
火を独占していたカラスから火のついた付け木を盗んだミソサザイの「ユーロイン・キーア」から、さらに火を奪い取った。タラクックは世界中に火をつけて廻ったため、人間たちは自由に火を使えるようになった。

出典:
幻想動物の事典

2017年11月7日火曜日

「ソングス」



ソングス

パプアニューギニアのワヘイ族に伝わる、「ソングム」という精霊の一種。川の入り江に棲む精霊の女性たちのこと。

出典:
幻想動物の事典

2017年11月6日月曜日

「ソングク」



ソングク

パプアニューギニアのワヘイ族に伝わる、「ソングム」という精霊の一種。川の入り江に棲む精霊の男性たちのこと。

出典:
幻想動物の事典