ページ

2022年2月28日月曜日

「地戛拉」


地戛拉(ディジィアラ)

中国の雲南省の西北部から四川省西南部にかけてや、チベット自治区に居住している少数民族であるナシ族(納西族)が、ナシ族の民間宗教である「トンパ教」で崇拝している神々の内の一体。この地戛拉は、地の神である。

出典:
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
地戛拉のデザインは、大きく太い二本の角を頭に生やした、大蛇の様な龍の様な姿の神に描きました。イラストの地戛拉は、いつもは地中を動き回っている巨大な地龍というイメージです。

2022年2月27日日曜日

「何戛拉」


何戛拉(ホジィアラ)

中国の雲南省の西北部から四川省西南部にかけてや、チベット自治区に居住している少数民族であるナシ族(納西族)が、ナシ族の民間宗教である「トンパ教」で崇拝している神々の内の一体。この何戛拉は、風神である。

出典:
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
何戛拉のデザインは、この神が風神という事なので、何枚もの翼を生やして天空を飛び回る神の姿に描きました。

2022年2月26日土曜日

「丁拉」


丁拉(デインラ)

中国のチベット自治区、インド北東部に居住している少数民族であるロッパ族(ローバ族、ロパ族、珞巴族)が崇拝している最高神。丁拉は、人間達に利益を与える神である。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
丁拉のデザインは、体がすっぽり入る毛皮を身に纏っている神の姿に描きました。

2022年2月25日金曜日

「波岸」


波岸(ボアン)

中国のチベット自治区、インド北東部に居住している少数民族であるロッパ族(ローバ族、ロパ族、珞巴族)に伝承されている鬼神の一種。波岸は人間達に危害を加えたり、人間を襲って食い殺したりする鬼神である。

出典:
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
波岸のデザインは、一つ目の魔物の姿に描きました。

2022年2月24日木曜日

「巴入進」


巴入進(パルウジン、バルウジン)

中国のチベット自治区、インド北東部に居住している少数民族であるロッパ族(ローバ族、ロパ族、珞巴族)が崇拝している神の一種。巴入進は中位の神である。人々が、この巴入進に祭りを捧げれば、この神は人々に危害を加えない。しかし人々が、巴入進に祭りを捧げない場合は、この神は人々に危害を及ぼすという。この巴入進は厄神であるとされる。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
巴入進のデザインは、巨大な頭だけの姿の神に描きました。

2022年2月23日水曜日

「窩録」


窩録(ウオルウ)

中国のチベット自治区、インド北東部に居住している少数民族であるロッパ族(ローバ族、ロパ族、珞巴族)が崇拝している神の一種。窩録は下位の神である。この窩録は、人間達に危害を加える神である。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
窩録のデザインは、小柄で全身毛むくじゃらの魔物の様な姿の神に描きました。

2022年2月22日火曜日

「波徳剛徳」


波徳剛徳(ボディガンディ)

中国のチベット自治区、インド北東部に居住している少数民族であるロッパ族(ローバ族、ロパ族、珞巴族)の原始宗教で崇められている鬼神。波徳剛徳は、人々を保護する鬼神である。戦争の時などに、この波徳剛徳に加護を祈ると効果がある。

出典:
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
波徳剛徳のデザインは、猪の様な頭の鬼神の姿に描きました。

2022年2月21日月曜日

「白木児」


白木児(パイムウル)

中国のチベット自治区、インド北東部に居住している少数民族であるロッパ族(ローバ族、ロパ族、珞巴族)に伝承されている鬼神の一種。白木児は、事故死をもたらす鬼神である。

出典:
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
白木児のデザインは、二つの目玉を持った奇妙な姿の鬼神に描きました。イラストの白木児は人間の目には見えず、人間達を事故死させようと暗躍している鬼神というイメージです。

2022年2月20日日曜日

「譲卜」


譲卜(ルアンプウ)

中国のチベット自治区、インド北東部に居住している少数民族であるロッパ族(ローバ族、ロパ族、珞巴族)に伝承されている鬼神の一種。譲卜は婦女を害し、流産や不妊などをもたらす鬼神である。

出典:
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
譲卜のデザインは、芋虫の様な姿の鬼神に描きました。イラストの譲卜は女性の体内に入り込んで、流産や不妊をもたらすイメージです。

2022年2月19日土曜日

「尼」


尼(ニ)

中国(雲南省、四川省)、ミャンマー、タイ、インドに居住している少数民族であるリス族が信奉している自然の精霊達の総称。自然界のあらゆるものに尼は宿っている。尼達は、事故や病気、死などの多くの不幸を人間にもたらす。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
尼のデザインは球形の姿の精霊に描きました。イラストの尼は、人間の目には見えないが、自然界に無数に漂っているというイメージです。

2022年2月18日金曜日

「海夸尼」


海夸尼(ハイクアニ)

中国(雲南省、四川省)、ミャンマー、タイ、インドに居住している少数民族であるリス族が信奉している、「尼(ニ)」と呼ばれる自然界の精霊の一種。海夸尼は、人間の家に住みついている精霊、または家鬼である。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
海夸尼のデザインは、この精霊が人間の家にいる精霊という事なので、イラストの海夸尼は、家の暗がりにいる、日本で言う所の座敷童子の様な精霊というイメージで描きました。

2022年2月17日木曜日

「米司尼」


米司尼(ミスニ)

中国(雲南省、四川省)、ミャンマー、タイ、インドに居住している少数民族であるリス族が信奉している、「尼(ニ)」と呼ばれる自然界の精霊の一種。米司尼は、山の精霊、または山鬼である。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
米司尼のデザインは、一つ目の球体の姿の精霊に描きました。

2022年2月16日水曜日

「白加尼」


白加尼(バイジィアニ)

中国(雲南省、四川省)、ミャンマー、タイ、インドに居住している少数民族であるリス族が信奉している、「尼(ニ)」と呼ばれる自然界の精霊の一種。白加尼は、天の精霊、または天鬼である。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
白加尼のデザインは、大きな翼で空を飛び回る精霊というイメージで描きました。

2022年2月15日火曜日

「不郎」


不郎(ブゥラン)

中国の雲南省怒江リス族自治州貢山トールン族ヌー族自治県のサルウィン川河口に大半が居住している少数民族であるトールン族が崇拝している自然界の恐ろしい精霊達、または鬼霊達の総称。不郎は、自然界のあらゆるものに宿っており、この世の様々なものと、様々な出来事を支配している。また不郎は、自然界にいる悪鬼達の総称であるとも言われている。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
不郎のデザインは、背中に大きな鉈を背負っている鬼の様な姿の精霊に描きました。

2022年2月14日月曜日

「昇火」


昇火(ションフオ)

中国の雲南省怒江リス族自治州貢山トールン族ヌー族自治県のサルウィン川河口に大半が居住している少数民族であるトールン族が崇拝している、「不郎(ブゥラン)」と呼ばれる自然界の恐ろしい精霊の一種。昇火は、樹に宿っている精霊、または樹鬼である。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
昇火のデザインは、体が樹になっている姿の精霊に描きました。

2022年2月13日日曜日

「斉不郎」


斉不郎(チィブゥラン)

中国の雲南省怒江リス族自治州貢山トールン族ヌー族自治県のサルウィン川河口に大半が居住している少数民族であるトールン族が崇拝している、「不郎(ブゥラン)」と呼ばれる自然界の恐ろしい精霊の一種。斉不郎は、山の精霊、または山鬼である。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
斉不郎のデザインは、手に槍を持ち、頭に角を生やした四つ目の精霊の姿に描きました。

2022年2月12日土曜日

「瓦槍不郎」


瓦槍不郎(ワチアンブゥラン)

中国の雲南省怒江リス族自治州貢山トールン族ヌー族自治県のサルウィン川河口に大半が居住している少数民族であるトールン族が崇拝している、「不郎(ブゥラン)」と呼ばれる自然界の恐ろしい精霊の一種。瓦槍不郎は、水に宿っている精霊、または水鬼である。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
瓦槍不郎のデザインは、体が水で出来ている、龍の様な姿をした精霊に描きました。

2022年2月11日金曜日

「水鬼」


水鬼(スイキ)<水鬼神(ムルクィシン)>

韓国に伝わる幽霊、または悪霊の一種。水鬼は、溺死した者の幽霊である。水鬼は生きている人間を川の水中に引きずり込んで溺死させる。水鬼を祭る為には、溺死者の数だけ水泳の名人を雇い、その場で溺死の真似をさせて、水鬼に御馳走を供えるとよいと言われている。

出典:
ピクシブ百科事典(「韓国の妖怪」のページ)
幻想動物の事典

作者ひとこと:
水鬼のデザインは、水中に潜む人間大のイモリや山椒魚の姿をした悪霊に描きました。イラストの水鬼は、溺死して水中にいる内に、人間の姿から水中の怪物の姿になってしまったイメージです。

2022年2月10日木曜日

「私鬼」


私鬼(シキ)

韓国に伝わる妖怪、または鬼神の一種。私鬼は、日本でいう「憑き物」の様な鬼神である。人間が精神異常になるのは、この私鬼のせいであるとされた。盲者がこれを治療出来る。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
私鬼のデザインは、踊る様にいつも手をグニャグニャと動かしている、普通の人間の目には見えない鬼神、というイメージで描きました。

2022年2月9日水曜日

「畜鬼」


畜鬼(チクキ)

韓国に伝わる妖怪の一種。犬は5年以上飼っていると畜鬼という鬼になって主人に危害を加える。その為、畜鬼になる前に犬を食べなければならない。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
畜鬼のデザインは、犬の上半身と煙の様な下半身の、犬の霊の様な姿の妖怪に描きました。

2022年2月8日火曜日

「厠鬼」


厠鬼(シキ)

韓国に伝わる妖怪の一種。厠鬼は女性の妖怪である。この厠鬼は、人間に災いをなす妖怪である。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
厠鬼のデザインは、巨大な針に女性の生首が刺さった姿の妖怪に描きました。イラストの厠鬼は、この針で次々に人間を刺し殺していくイメージです。

2022年2月7日月曜日

「童子菩薩」


童子菩薩(ドウジボサツ)

韓国に伝わる幽霊、または霊魂の一種。童子菩薩は、死んだ子供の幽霊である。童子菩薩は時々、生きている自分の兄弟に取り憑く事がある。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
童子菩薩のデザインは、名前からイメージして、菩薩の様な姿をした子供の幽霊に描きました。

2022年2月6日日曜日

「天賊」


天賊(テンゾク)

韓国に伝わる鬼神、または妖怪。天賊は、子の日に病気を起こす鬼神である。この天賊は、顔は赤く、舌は黒く、体は青いという姿をしている。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
天賊のデザインは、大きな頭で、口から真っ黒い舌を出している姿の鬼神に描きました。

2022年2月5日土曜日

「カラハ」


カラハ<カラハアイ>

台湾の先住民族であるアミ族に伝承されている悪霊、または妖怪。カラハは、死霊「タテイコカワス」が変化した悪霊である。カラハは竹林や圃地に住んでおり、常に飢えに苦しんでいる。また、このカラハは、生きている人間に病をもたらす悪霊でもある。

出典:
幻想動物の事典
ピクシブ百科事典(「台灣妖怪」のページ)

作者ひとこと:
カラハのデザインは、大きな頭を持ったお化けの姿に描きました。

2022年2月4日金曜日

「カルツルツ」


カルツルツ

台湾の先住民族であるアミ族に伝承されている妖怪。カルツルツは、深山に住んでいる小人である。カルツルツの身長は人間の子供程しかなく、裸で衣服は身に着けていない。カルツルツの姿を見てしまった者は病気になって死んでしまう。

出典:
幻想動物の事典
ピクシブ百科事典(「台灣妖怪」のページ)

作者ひとこと:
カルツルツのデザインは、頭部が左右に張り出しており、その先端に眼があり、口も縦に付いている姿の小人の魔物に描きました。

2022年2月3日木曜日

「タテイコカワス」


タテイコカワス

台湾の先住民族であるアミ族に伝承されている霊魂の一種。タテイコカワスは、死霊「カワス」の一種で、タテイコカワスという名前は「悪しき亡魂」という意味である。このタテイコカワスは、悪い理由で死んだ者達がなる死霊である。たとえば溺死、墜落死、雷に打たれた上での死、他殺、自殺などの不自然な死に方をした者達がこの死霊になる。タテイコカワスは、天上に昇る事なく、この地上に留まっている。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
タテイコカワスのデザインは、楕円形の体と頭と両手だけの姿の霊魂に描きました。

2022年2月2日水曜日

「ヴァラルノ」


ヴァラルノ

台湾の先住民族であるアミ族に伝承されている妖怪。ヴァラルノは、川の水中に棲んでいる妖怪である。ヴァラルノは、頭髪がきわめて長い。人間が川を泳いでいたり、川を歩いて渡っている時に、ヴァラルノは、その長い頭髪を、そうした人間の手足に巻きつけて、そのまま水中に引き込み溺死させる。

出典:
幻想動物の事典
ピクシブ百科事典(「台灣妖怪」のページ)

作者ひとこと:
ヴァラルノのデザインは、長い髪を振り乱した、人頭魚身の姿の妖怪に描きました。

2022年2月1日火曜日

「タモンギラ」


タモンギラ

台湾の先住民族であるアミ族に伝承されている怪物、または妖怪。タモンギラは、耳も眼も口も非常に大きい怪物で、特にタモンギラの耳は水瓶ほどもあって、非常に大きいという。このタモンギラは恐ろしい怪物であると言われており、アミ族では子供がうるさく泣いている時に、「泣いている子供はタモンギラの耳の中に入れられるぞ」と脅かす事がある。

出典:
幻想動物の事典
ピクシブ百科事典(「台灣妖怪」のページ)

作者ひとこと:
タモンギラのデザインは、眼と口と耳が大きく(特に耳が大きい)、蹄のある手足を持った姿の怪獣に描きました。