土用坊主(ドヨウボウズ)
神奈川県津久井郡青根村(現・相模原市緑区)でいう民間神。土用(立春・立夏・立秋・立冬の直前にやってくる期間)になると庭に現れるというもの。土用の間に土を動かすのは土用坊主の頭を引っ搔くことになるので、土いじりや草むしりは忌むという。これは民間信仰でいう「土公神(ドクジン、ドクシン、ドコウシン)」のことのようである。春は竈、夏は門、秋は井戸、冬は庭と、土公神は季節によって移動するものと考えられ、土公神のいる場所の土を動かすと、祟りがあるといわれた。もともとは陰陽道などでいわれたものらしい。
出典:
【妖怪図鑑】新版TYZ
日本妖怪大事典(角川書店)
日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院)
作者ひとこと:
土用坊主のデザインは、頭の所々から草が生えている、真っ黒い影の様な姿に描きました。
