自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2026年9月25日金曜日

「ミソシ」


ミソシ

「ミズシ」とも。石川県鹿島郡中島町(現・七尾市中島町)などに伝わる。【加能民俗】4巻3号の[鹿島郡中島町のミソシ(河童)]、【西郊民俗】通巻113号の[水死人の捜索と鶏]などに記されている。ミソシが馬に食い付いてその肝を取ろうとする、または水に入った子供の尻の穴に手を入れる。これを捕まえて人畜を害さないと約束させ、放してやる。後にお礼として魚を持ってくるが、臭くて食べられなかったことが多いようである。ミソシとミズシは混同して使われるが、ミソシの方が古い呼び名であるらしい。[水死人の捜索と鶏]によると、石川県石川郡尾口村釜谷(現・白山市)では手取川の淵にミズシが生息し、これに引きずり込まれて死ぬ者が少なくなかったという。ミズシによって死んだ者の死体が見付からない時は、鶏を川の上に浮かばせて探す。死体のある所で鶏が鳴いて知らせるのだという。

出典:
日本怪異妖怪事典 中部(笠間書院)

作者ひとこと:
ミソシのデザインは、細長い両腕を持った、全身が鱗に覆われている妖怪の姿に描きました。