自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2026年5月15日金曜日

「ヒル」


ヒル

高知県幡多郡田ノ口村下田ノ口(現・幡多郡黒潮町下田の口)に伝わる。「高知県幡多郡田ノ口村下田ノ口の俗信」によると、ヨルという怪は昼間に空間を飛行する影の塊のようなもので、ヒルは夜間に飛行する火ではない明かりの塊である。どちらも人に危害を与えることはないのだという。[ヒルとヨル]においても、ヒルは夜間の暗い中を仄かに明るくなって飛び、ヨルは昼間の明るみの中を黒雲のように陰って飛ぶのだと記されている。

出典:
怪異・妖怪伝承データベース
妖怪邸・妖堂 日記帳
日本怪異妖怪事典 四国(笠間書院)

作者ひとこと:
ヒルのデザインは、飛行する白い体の怪異の姿に描きました。イラストのヒルの体は、仄かに発光しているというイメージもあります。

2026年5月13日水曜日

「ニ」



中国(広西チワン族自治区、四川省、貴州省、雲南省)、ラオス、ミャンマー、ベトナム、タイに居住している少数民族であるイ族(彝族)に伝わる。このニは、精霊、幽霊のことである。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
ニのデザインは、黒色の球状の姿をした精霊に描きました。

2026年5月11日月曜日

「ハントゥ・ガハル」


ハントゥ・ガハル


作者ひとこと:
ハントゥ・ガハルのデザインは、頭から木の葉を生やした精霊の姿に描きました。

2026年5月8日金曜日

「ハントゥ・ガルー」


ハントゥ・ガルー


作者ひとこと:
ハントゥ・ガルーのデザインは、頭から木の葉が生えている精霊の姿に描きました。

2026年5月6日水曜日

「ワァウー」


ワァウー

群馬県利根郡水上町に伝わる妖怪で、その鳴き声から「ワウー」または「ワァウー」と呼ばれている。夜になると、この妖怪がやたらに山小屋を揺するといわれていた。ある日、村の鉄砲撃ちが武尊山麓の刈俣へ泊まりがけの狩りに出かけた。狩人は小さな山小屋に泊まっていたが、そこへ「ワァウー」と鳴く恐ろしい化物が飛んできて、小屋を揺さぶりはじめた。狩人はその晩一睡もできず、明くる日すぐさま村へ帰ると「ワァウーのおばけが出た」とふれまわった。村の人々は化物を恐れたが、数日後には曲げ物作りをする村の衆が材木調達のためにまた山へ入っていった。彼らも先の狩人と同じように山小屋に泊まった。するとやはり「ワァウー、ワァウー」という声が近づいてきた。やがてそれは体がしびれるほどの大声となった。この大声のあまりの恐ろしさに、村の衆はそのまま三、四日も小屋の中にいた。ある晩、化物はまた「ワァウー、ワァウー」と鳴きながら、潰れてしまいそうなほどに小屋を揺すった。村の衆は「遠くのくわばら、遠くのくわばら」と唱えながら、震えて夜明けを待っていた。翌日とうとう村へ逃げ帰り、この出来事を他の村人たちに話した。それ以来、化物が出たあたりを「ワァウー沢(ワウー沢)」と呼ぶようになったという。

出典:
【妖怪図鑑】新版TYZ

作者ひとこと:
ワァウーのデザインは、大きな口だけがある頭を持った、大きな熊の様な姿の怪物に描きました。

2026年5月4日月曜日

「吉羅」


吉羅(ジイラ)


中国四川省涼山のイ族(彝族)の人々が信仰している自然の精霊の一種。涼山のイ族の人々にとっては、自然界にある石や棒など様々な物体に精霊が宿っているものだが、この様な精霊が各家庭の中にある祖先の遺品や家畜などに宿ると、吉羅と言われる特別な精霊になる。吉羅は幸運を呼び、その家と、その家の人々を守護するようになる。したがってそれぞれの家で吉羅の宿っているものは違う。ある家では先祖伝来の古びた鋤が吉羅であり、別の家では1頭の馬が吉羅とされている。宿るものが違うなどして、吉羅はそれぞれ持っている霊力も異なっている。ある家の吉羅は争い事を避けるのに役立ち、別の家の吉羅は農作物の生産を促進する霊力を持っている。吉羅はあくまでも、その家の人々を守護する精霊なので、ある家にとっては良い吉羅でも、別の家の人々にとって、その吉羅は恐るべき怪物であったりする可能性がある。その為、イ族の人々はみな自分の家の吉羅を崇拝し、必要な時には祈りを捧げるという。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
吉羅のデザインは、細長い体を持った精霊の姿に描きました。

2026年5月1日金曜日

「屋豆尼」


屋豆尼(ウートウニー)

中国(雲南省、四川省)、ミャンマー、タイ、インドに居住している少数民族であるリス族(傈僳族)が信奉している、「尼(ニ)」と呼ばれる自然界の精霊の一種。この屋豆尼は、人を祟ったり、酒に酔わせたりする尼である。

出典:
ピクシブ百科事典(「中国妖怪」のページ)

作者ひとこと:
屋豆尼のデザインは、人型の精霊の姿に描きました。

2026年4月29日水曜日

「擺貨尼」


擺貨尼(パイフオニー)

中国(雲南省、四川省)、ミャンマー、タイ、インドに居住している少数民族であるリス族(傈僳族)が信奉している、「尼(ニ)」と呼ばれる自然界の精霊の一種。この擺貨尼は、8歳以下の子供や妊婦を病気にする尼である。

出典:
ピクシブ百科事典(「中国妖怪」のページ)

作者ひとこと:
擺貨尼のデザインは、逆立った髪の毛を生やした、丸い体の精霊に描きました。イラストの擺貨尼は、普通の人間の目にはその姿は見えず、空気をフワフワ漂っている精霊というイメージです。

2026年4月27日月曜日

「ニ」



中国の雲南省に居住している少数民族であるピヨ族(碧約族)・ハニ族(哈尼族)は地域的偏差に富むが、方言からは3地域に大別できる。すなわち、紅河ハニ族イ族自治州に分布する〈ハニ〉系、墨江を中心とする思茅地区の〈ピヨ(碧約)〉系、〈ホニ(豪尼)〉系、シーサンパンナ(西双版納)地区の〈アイニー(僾尼)〉系である)に伝わる。このニは、精霊、幽霊のことである。

出典:
幻想動物の事典
コトバンク

作者ひとこと:
ニのデザインは、目には見えないが集団で空気中や様々な所を漂っていたり、浮遊していたりする、小さな精霊というイメージで描きました。

2026年4月24日金曜日

「ニ」



中国(雲南省)、ミャンマー、ベトナム、ラオスに居住している少数民族であるハニ族(哈尼族)に伝わる。このニは、精霊、幽霊のことである。

出:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
ニのデザインは、植物の葉の様な触手を生やしている精霊の姿に描きました。

2026年4月22日水曜日

「米司尼」


米司尼(ミスニ)


中国(雲南省、四川省)、ミャンマー、タイ、インドに居住している少数民族であるリス族(傈僳族)が信奉している、「尼(ニ)」と呼ばれる自然界の精霊の一種。米司尼は、山の精霊、または山鬼である。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
米司尼のデザインは、一つ目を持った、毛むくじゃらの姿の精霊に描きました。

2026年4月20日月曜日

「海夸尼」


海夸尼(ハイクアニ)


中国(雲南省、四川省)、ミャンマー、タイ、インドに居住している少数民族であるリス族(傈僳族)が信奉している、「尼(ニ)」と呼ばれる自然界の精霊の一種。海夸尼は、人間の家に住みついている精霊、または家鬼である。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
海夸尼のデザインは、小さな人型の精霊というイメージで描いてみました。

2026年4月17日金曜日

「白加尼」


白加尼(バイジィアニ)


中国(雲南省、四川省)、ミャンマー、タイ、インドに居住している少数民族であるリス族(傈僳族)が信奉している、「尼(ニ)」と呼ばれる自然界の精霊の一種。この白加尼は、天の精霊、または天鬼である。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
白加尼のデザインは、空中を飛び回る精霊、というイメージで描いてみました。

2026年4月15日水曜日

「尼」


尼(ニ)


中国(雲南省、四川省)、ミャンマー、タイ、インドに居住している少数民族であるリス族(傈僳族)が信奉している自然の精霊達の総称。自然界のあらゆるものに尼は宿っている。この尼は、事故や病気、死などの多くの不幸を人間にもたらす。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
尼のデザインは、黒い体の精霊の姿に描きました。

2026年4月13日月曜日

「瓦槍不郎」


瓦槍不郎(ワチアンブゥラン)


中国の雲南省怒江リス族自治州貢山トールン族ヌー族自治県のサルウィン川河口に大半が居住している少数民族であるトールン族(またはトーロン族。独龍族、独竜族)が崇拝している、「不郎(ブゥラン)」と呼ばれる自然界の恐ろしい精霊の一種。瓦槍不郎は、水に宿っている精霊、または水鬼である。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
瓦槍不郎のデザインは、足が魚の尾鰭になっている精霊の姿に描きました。

2026年4月10日金曜日

「昇火」


昇火(ションフオ)


中国の雲南省怒江リス族自治州貢山トールン族ヌー族自治県のサルウィン川河口に大半が居住している少数民族であるトールン族(または、トーロン族。独龍族、独竜族)が崇拝している、「不郎(ブゥラン)」と呼ばれる自然界の恐ろしい精霊の一種。昇火は、樹に宿っている精霊、または樹鬼である。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
昇火のデザインは、木の葉や木の芽を生やした頭から五本の腕が生えている精霊の姿に描きました。

2026年4月8日水曜日

「アポパ」


アポパ




イヌイットに伝わる精霊。醜い小人の姿をしている。悪戯好きだが、比較的無害である。

出典:
神様コレクション

作者ひとこと:
アポパのデザインは、尖った耳を持つ、奇妙な顔の小人、または妖精をイメージした姿にしてみました。

2026年4月6日月曜日

「コグクプク」


コグクプク




アラスカのベーリング海沿岸に住むイヌイットの伝説と伝承に登場する怪物。コグクプクは、地中に棲息する巨大な怪物で、地表に出る事なく穴を掘り進めて、食物を探す事を強いられているが、コグクプクが地下にいる、より大きな理由は、コグクプクは、日の光を浴びると死んでしまう為である。真冬に一夜だけ、暗闇の中に姿を現わす。しかし、地表に長く留まり過ぎて太陽の光のために死んでしまったものは、今では白く色褪せた巨大な骨になっている。これがこの地方で発見されたマンモスの骨の説明になっている。

出典:
世界の怪物・神獣事典(原書房)

作者ひとこと:
コグクプクのデザインは、大きな牙を持った怪獣の様な姿に描きました。

2026年4月3日金曜日

「イペハメキキリ」


イペハメキキリ

アイヌに伝わる妖怪。人間の体内に巣食う虫のこと。この虫が体内にいる場合、その人間はある一定の食物のみ食べる気にならず、考えるだけで病気のようになってしまうという。知里真志保 著「分類アイヌ語辞典 人間編」にある。イペハメキキリという名前は【イペ(食物)】+【ハメ(食べない)】+【キキリ(虫)】で【食物を食べない虫】という意味になる。この虫を持つ人間は「イペハメキキリコロアイヌ」と呼ばれ、【偏食家】の意味となる。また「イペハメキキリコロ」だけでも【拒食症】という意味になるようだ。

出典:
日本怪異妖怪事典 北海道(笠間書院)

作者ひとこと:
イペハメキキリのデザインは、平たい体の怪虫の姿に描きました。

2026年4月1日水曜日

「サラワロ」


サラワロ

岐阜県に伝わる「河童(カッパ)」の一種。秋から冬にかけては水辺(川や池など)に潜んでいるが、春になると山へ帰っていく。ある夏、樵(きこり)が皿の割れる大きな音を聞いた。しかし、音のするほうへ見に行ってみると、そこには何もなかったという。別の年の冬に、その樵は山の麓で川面をぷかぷかと浮かぶ皿を見つけた。キレイだと思って拾おうとしたら、何かに手を引っ張られた。川の中へ引きずり込まれる寸前に、なんとか樵は逃げおおせることができた。それ以来、地元の人たちは、山中で鳴る皿の音と水面に浮かぶ皿は、どっちもサラワロという妖怪の仕業である、とウワサしたのだという。また、ときどき山や川で遊んでいる人々に憑りつくようで、憑りつかれた人は天邪鬼となり、夏の暑い日に「寒い」と言い、冬の寒い日に「暑い」と言うようになるらしい。サラワロの名前の由来については、「皿を割ろ」や「皿童(サラワラワ)」など諸説がある

出典:
日本の妖怪と民俗神(モンキー出版)

作者ひとこと:
サラワロのデザインは、ChatGPTで生成しました。

※こちらはエイプリルフールの創作です。プロンプトは「画像を作成してください。日本の民話に出てきそうな、架空の妖怪。動物型か人間型かは、あなたに任せます。どこか不思議で幻想的な雰囲気をまとっている」です。そのイラストに合うよう設定を考えました。

2026年3月30日月曜日

「トーサランペ」


トーサランペ

アイヌに伝わる妖怪。名前の意味は【湖の魔物】で、マリモの事である。魔物の巣であるなどとして、忌み嫌われていたという。

出典:
日本怪異妖怪事典 北海道(笠間書院)

作者ひとこと:
イラストのトーサランペは、マリモを棲み家にしており、そのマリモから目と手足だけを出している魔物の姿に描きました。

2026年3月27日金曜日

「ニタッラサンペ」


ニタッラサンペ


アイヌに伝わる妖怪。名前は【湿地の苔の心臓】や【湿地の化け物】を意味する。このニタッラサンペは、獣とも鳥ともつかない(または、獣とも鳥とも違う姿とも)格好をしていて、その姿は、茶褐色のマリモの様で翼が生えており、地面を丸まり転がって移動する。直径は六、七寸(約18~21㎝)。ニタッラサンペを見るのは不吉であり、ニタッラサンペを見た者は運が悪くなってしまう。全道のアイヌが、このニタッラサンペの名前を知っていたという。湖にはニタッラサンペに似た魔物「トラサンペ」がいる。

出典:
妖怪邸・妖堂 日記帳
神魔精妖名辞典
日本怪異妖怪事典 北海道(笠間書院)

作者ひとこと:
ニタッラサンペのデザインは、翼を生やした、茶褐色のマリモの様な毛玉の様な姿の妖怪に描きました。

2026年3月25日水曜日

「トラサンペ」


トラサンペ


アイヌに伝わる妖怪。名前は【湖の化物】や【湖の苔の心臓】を意味する、所謂「マリモ」の事である。昔、湖に「ベカンベ(名前は「水中に浮かぶ者」や「浮かんでいた者」を意味し、浮き藻の事だとも、菱の事だとも言われている)」がおり、湖の神に自分の仲間を増やしたいと願った。しかし湖の神は、お前が増えると湖が見苦しくなり、また人間達が増えたお前を採りに来る様になり、その為、湖が荒れるから駄目だと断った。怒ったベカンベは湖に藻を投げ入れ(湖の中に、周囲の草をちぎって丸めたものを投げ入れた、とも言われている)、これがトラサンペ、つまりマリモになった。そのため、アイヌの人々は湖の神に逆らうものである「マリモ」を「トラサンペ(湖の底にいる化け物)」と呼び、大切にしなかったという。湿地にもトラサンペと似た魔物がいて、これは「ニタッラサンペ」という。また、萱野茂著「萱野茂のアイヌ語辞典」によれば、トラサンペは「イワラサンペ」という妖怪と対になる存在と考えられていたという。

出典:
妖怪邸・妖堂 日記帳
神魔精妖名辞典
ピクシブ百科事典
日本怪異妖怪事典 北海道(笠間書院)

作者ひとこと:
トラサンペのデザインは、マリモ姿の妖怪に描きました。イラストのトラサンペは周囲に水草や菱を絡ませています。

2026年3月23日月曜日

「タデブツィイ」


タデブツィイ


ロシア極北地方の先住民族であるネネツ人(カニン半島からタイミル半島の間、そしてオビ川、エニセイ川の川岸に広がって居住している)に伝わる悪霊の一種。このタデブツィイは、悪霊「ア」の支配下にある悪霊たちのことである。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
タデブツィイのデザインは、一つ目の悪霊の姿に描きました。

2026年3月20日金曜日

「ハルィ」


ハルィ


ロシア極北地方の先住民族であるネネツ人(カニン半島からタイミル半島の間、そしてオビ川、エニセイ川の川岸に広がって居住している)に伝わる怪虫の一種。人の体の痛むところには、このハルィという虫がいて、病気を引き起こしているのだという。悪神「ンガ」がハルィを送り込むとも言われている。ヴィドゥタナ(上級シャーマン)だけがハルィを目視して、ナイフで切開して除去する事が出来る。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
ハルィのデザインは、大きな顎を持った怪虫の姿に描きました。

2026年3月18日水曜日

「ハーフサーンジ」


ハーフサーンジ



樺太(サハリン島)東岸を主な居住域とする少数民族、ウィルタに伝わる妖怪の一種。ハーフサーンジは、飛んで歩くとか、人間を攫うとか、女性に化けるとか、頭の中に入るとかいわれる。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
ハーフサーンジのデザインは、頭に角を生やした妖魔の姿に描きました。

2026年3月16日月曜日

「ヒトハ・カル」


ヒトハ・カル



主にシベリア北東端のチュクチ半島(チュコト半島)に住んでいる民族であるチュクチ族(チュクチ人)に伝わる「エティン」の一種(エティンとは、様々なものの「主」。チュクチの世界観では、森や川や湖や動物(の種そのもの)や樹木には、全てエティンと呼ばれるものがついているという)。ヒトハ・カルは、アナドィル海岸の近くにある湖の精霊。このヒトハ・カルは、アザラシの体で人間の手をもち、頭は毛むくじゃらで、立って湖から現れる。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
ヒトハ・カルのデザインは、毛むくじゃらの頭と、アザラシの体、人間の手を持った姿に描きました。

2026年3月13日金曜日

「鈴木化け物」


鈴木化け物(スズキバケモノ)

新潟県新発田市中ノ目新田近くに鈴木永正という長者の住んでいる屋敷があったといわれている。この辺りは福島潟に近く、池の端、中ノ目、天王などの村で、よく火の玉が飛んでいたという。火の玉は地上1mほどの高さを、時には速く時にはゆっくり飛び回った。火の玉にちょっかいを出すとどこまでも付いてくるので、出会ってもかまうものではないという。この火の玉は「鈴木長者が亡くなる前に埋めた膨大な黄金が、その場所を伝えるために現れるのだ」とか、「一族が火事で全滅したのでその魂が飛んでいるのだ」などと伝えられている。この火の玉を「鈴木化け物」「鈴木屋敷の火の玉」と呼んだという。

出典:
日本怪異妖怪事典 中部(笠間書院)

作者ひとこと:
鈴木化け物のデザインは、恨めしい顔がある火の玉の姿に描きました。

2026年3月11日水曜日

「黒い玉」


黒い玉(クロイタマ)

岐阜県郡上郡大和町(現・郡上市大和町)に伝わる怪異の一種。ある人が、夜に庄兵衛という人の家に遊びに行く途中、真っ黒い玉が行く先に転がってきた。暗い中で黒い玉が見えるはずがないのに、前に転がってきてしょうがなかったので、負けるものかと思って小便をかけてみたら、付いてこなくなったのだという。

出典:
日本怪異妖怪事典 中部(笠間書院)

作者ひとこと:
黒い玉のデザインは、二つの目がある真っ黒い玉の姿の怪異に描きました。

2026年3月9日月曜日

「おそよ」


おそよ(オソヨ)

群馬県明和町中谷に伝わる。「おそよ橋」には雨の日の晩になると火の玉が出ると言われていた。橋の上で殺された「おそよ」という女の霊だとされる。

出典:
日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院)

作者ひとこと:
おそよのデザインは、悲しそうな顔がある火の玉の姿に描きました。

2026年3月6日金曜日

「千軒の火」


千軒の火(センゲンノヒ)


作者ひとこと:
千軒の火のデザインは、燃え盛っている怪火の姿に描きました。

2026年3月4日水曜日

「とうかん火」


とうかん火(トウカンビ)<稲荷火>


作者ひとこと:
とうかん火のデザインは、狐の様な獣の目がある怪火の姿に描きました。

2026年3月2日月曜日

「赤い光」


赤い光(アカイヒカリ)


作者ひとこと:
赤い光のデザインは、狐が尻尾の先を火の様に赤く光らせている姿に描きました。

2026年2月27日金曜日

「ビジンサマ」


ビジンサマ

長野県上伊那郡川島村(現・辰野町上島)に伝わる怪異の一種。または、山の神の類。ビジンサマは山に棲むものであり、晴れた日の午後二時頃に、木の唸るような音を立てて通る。このビジンサマは、黒雲に包まれた丸い玉で、下に赤青などの色をしたビラビラが下がっていて、その大きさは両手で抱えられないほどである。人々は、このビジンサマの通る日は山仕事は止めるのだという。また、このビジンサマと同じようなものを蓼科山でも見た人がいるという。

出典:
日本怪異妖怪事典 中部(笠間書院)
日本妖怪大事典(角川書店)

作者ひとこと:
ビジンサマのデザインは、ビラビラが垂れ下がった黒雲に包まれている丸い玉の姿に描きました。

2026年2月25日水曜日

「カザボコ」


カザボコ


作者ひとこと:
カザボコは、紐や房で飾られた、光る青い玉が天から下がってくる、というイラストにしてみました。

2026年2月23日月曜日

「風玉」


風玉(カゼダマ)

[2020年3月13日]

[2025年8月25日]

作者ひとこと:
風玉のデザインは、丸型の怪火の姿に描きました。

2026年2月20日金曜日

「ガス玉」


ガス玉(ガスダマ)


作者ひとこと:
ガス玉のデザインは、中が透き通っているシャボン玉の様な怪異の姿に描きました。

2026年2月18日水曜日

「小眼」


小眼(ショウマナコ)


作者ひとこと:
小眼のデザインは一つ目の童子の様な姿の魔物に描きました。

2026年2月16日月曜日

「悪気の縄」


悪気の縄(アッキノナワ)


作者ひとこと:
悪気の縄のデザインは、クネクネと動いている縄の姿に描きました。

2026年2月13日金曜日

「玉のようなもの」


玉のようなもの(タマノヨウナモノ)



作者ひとこと:
玉のようなもののデザインは、顔がある玉の姿の妖怪に描きました。

2026年2月11日水曜日

「玉転がし」


玉転がし(タマコロガシ)




作者ひとこと:
玉転がしのデザインは、木の葉の様な手足を持った、玉のような姿の妖怪に描きました。

2026年2月9日月曜日

「タㇵ」


タㇵ

ニヴフ人(主としてロシアに住む少数民族である。その多くは樺太、アムール川下流域に住んでいる)に伝わる悪神。感冒(風邪)の神であり、鳥や人間など様々な姿になって現れるが、これと遭遇すると病気になるとされる。山本祐弘著「北方自然民族民話集成」にある。同書によればこの神は軽い病気を引き起こす神であり、他に病の神の大将として「グルㇷ」という神が伝わっているという。

出典:
日本怪異妖怪事典 北海道(笠間書院)

作者ひとこと:
タㇵのデザインは、鳥の頭を持った疫病神の姿に描きました。

2026年2月6日金曜日

「アララン」


アララン


ニヴフ人(主としてロシアに住む少数民族である。その多くは樺太、アムール川下流域に住んでいる)に伝わる妖怪の一種。アラランは、クラゲの様な形をした赤い火の玉で、空から地面に向かって降りてきて地上を転がる。この時、追いかけまわして火を消すことが出来れば問題はないが、そうしない場合、アラランに取り憑かれて心臓を止められ、殺されることがあるという。またこの火の中をよく見ると頭も目も口も存在しているとされる。山本祐弘著「北方自然民族民話集成」にある。

出典:
日本怪異妖怪事典 北海道(笠間書院)

作者ひとこと:
アラランのデザインは、クラゲを逆さまにした様な形の火の玉にしてみました。下の方には頭もあります。

2026年2月4日水曜日

「コンレロ」


コンレロ


主にシベリア北東端のチュクチ半島に住んでいる民族である、チュクチ族(チュクチ人)に伝わる精霊の一種。コンレロは、「ノタスカ・カラト(ノタスカ・ヴァイルギト)」と呼ばれる精霊達の内の一種である。このノタスカ・カラトは、荒野に棲む「ケレト(人間を害する精霊達)」で、一人旅をしている人間に襲い掛かる。ノタスカ・カラトは、黒く恐ろしい顔と黒い歯という姿で描写されるが、体が描かれる事はない。何故ならノタスカ・カラト達は頭だけを現すからだという。多くのノタスカ・カラト達は特定の名前を持っているわけではないが、数は多く、それぞれ、どれも違う顔をしている。夢や幻覚のなかでは、このノタスカ・カラトは黒い存在の集合の様な形で現れ、シャーマンに従うときも集団で動くという。ノタスカ・カラトの大きさは様々で、人間の指より小さくて、人間の体内に入り込んで膿瘍や腫瘍を起こすものもいる、というものである。このコンレロは、隻眼のノタスカ・カラトである。コンレロは、単に片方の目がないだけで、目が真中にあるというわけではない。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
コンレロのデザインは、片方にだけ眼球が入っている目を持った、頭だけの魔物の姿に描きました。

2026年2月2日月曜日

「リリリフク」


リリリフク



主にシベリア北東端のチュクチ半島に住んでいる民族である、チュクチ族(チュクチ人)に伝わる精霊の一種。リリリフクは、「ノタスカ・カラト(ノタスカ・ヴァイルギト)」と呼ばれる精霊達の内の一種である。このノタスカ・カラトは、荒野に棲む「ケレト(人間を害する精霊達)」で、一人旅をしている人間に襲い掛かる。ノタスカ・カラトは、黒く恐ろしい顔と黒い歯という姿で描写されるが、体が描かれる事はない。何故ならノタスカ・カラト達は頭だけを現すからだという。多くのノタスカ・カラト達は特定の名前を持っているわけではないが、数は多く、それぞれ、どれも違う顔をしている。夢や幻覚のなかでは、このノタスカ・カラトは黒い存在の集合の様な形で現れ、シャーマンに従うときも集団で動くという。ノタスカ・カラトの大きさは様々で、人間の指より小さくて、人間の体内に入り込んで膿瘍や腫瘍を起こすものもいる、というものである。リリリフクという名前は「垂れ目」という意味である。その名のとおり、このリリリフクは、眼窩から眼球が垂れ下がっているノタスカ・カラトである。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
リリリフクのデザインは、眼窩から眼球が垂れ下がっている、頭だけの魔物の姿に描きました。

2026年1月30日金曜日

「イサル・コリガニ」


イサル・コリガニ



樺太(サハリン島)東岸を主な居住域とする少数民族、ウィルタに伝わる怪虫。イサル・コリガニは、目の中にいるという虫である。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
イサル・コリガニのデザインは、眼球の様な頭を持った蛆虫に似た怪虫の姿に描きました。この虫が人間の目の中にいるイメージです。

2026年1月28日水曜日

「クーンニ・アンバ」


クーンニ・アンバ


樺太(サハリン島)東岸を主な居住域とする少数民族、ウィルタに伝わる妖怪の一種。クーンニ・アンバは、呼ぶ妖怪であるという。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
クーンニ・アンバのデザインは、大きく口を開けて、何か声を発して、人間を呼んでいる妖怪、というイメージで描きました。

2026年1月26日月曜日

「イテユン」


イテユン




主にシベリア北東端のチュクチ半島に住んでいる民族である、チュクチ族(チュクチ人)に伝わる精霊の一種。イテユンは、「ノタスカ・カラト(ノタスカ・ヴァイルギト)」と呼ばれる精霊達の内の一種である。このノタスカ・カラトは、荒野に棲む「ケレト(人間を害する精霊達)」で、一人旅をしている人間に襲い掛かる。ノタスカ・カラトは、黒く恐ろしい顔と黒い歯という姿で描写されるが、体が描かれる事はない。何故ならノタスカ・カラト達は頭だけを現すからだという。多くのノタスカ・カラト達は特定の名前を持っているわけではないが、数は多く、それぞれ、どれも違う顔をしている。夢や幻覚のなかでは、このノタスカ・カラトは黒い存在の集合の様な形で現れ、シャーマンに従うときも集団で動くという。ノタスカ・カラトの大きさは様々で、人間の指より小さくて、人間の体内に入り込んで膿瘍や腫瘍を起こすものもいる、というものである。このイテユンは、癇癪の精霊で、ゆがんだ顔をしている。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
イテユンのイラストは、黒い歯を持った、ゆがんだ顔だけの姿の魔物に描きました。

2026年1月23日金曜日

「ノタスカ・カラト」


ノタスカ・カラト<ノタスカ・ヴァイルギト>



主にシベリア北東端のチュクチ半島(チュコト半島)に住んでいる民族であるチュクチ族(チュクチ人)に伝わる「ケレト(人間を害する精霊達)」の一種。ノタスカ・カラトは、荒野に棲むケレトである。このノタスカ・カラトは、一人旅をしている人間を襲う。ノタスカ・カラトは、黒く恐ろしい顔と黒い歯という姿で描写されるが、体が描かれる事はない。なぜならノタスカ・カラト達は頭だけ現すからだという。ノタスカ・カラトの多くは特定の名前を持っているわけではないが、数は多く、どれも違う顔をしている。夢や幻覚の中では、このノタスカ・カラトは黒い存在の集合の様な形で現れ、シャーマンに従う時も集団で動くという。ノタスカ・カラトの大きさは様々で、人間の指より小さくて、人間の体内に入り込んで膿瘍や腫瘍を起こすものもいる。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
ノタスカ・カラトのデザインは、髪が逆立った真っ黒い頭だけの姿の魔物に描きました。

2026年1月21日水曜日

「スマールゲンフューア」


スマールゲンフューア

ドイツに伝わる。このスマールゲンフューアは、鬼火のことである。スマールゲンフューアは、ヴェストファーレン(ドイツのドルトムント、ミュンスター、ビーレフェルト、オスナブリュックを中心とした地域)に伝わる鬼火である。

出典:
幻想動物の事典
ピクシブ百科事典(「ドイツの妖怪」のページ)

作者ひとこと:
イラストのスマールゲンフューアは、目と口のある鬼火に描いてみました。