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2018年8月24日金曜日

「福禄寿(フクロクジュ)」



福禄寿(フクロクジュ)<福禄人(フクロクジン)>

中国の道教に伝わる神。道教で強く希求される三種の願い、幸福(血の繋がった実の子に恵まれる事)封禄(財産に恵まれる事)長寿(健康を伴う長生き)の三徳を具現化した存在である。「南極老人(ナンキョクロウジン)」や七福神の「寿老人(ジュロウジン)」と同一視される。長い頭に長い髭を生やした背の低い老人の姿で、杖に経巻を結び鶴を伴っている。福禄寿は元々福星、禄星、寿星の三体一組の神である。中国では明代以降、民間で広く信仰され、春節に福星、禄星、寿星を描いた「三星図」を飾る風習がある。福禄寿の姿である長い頭の老人は、厳密には三星の中の寿星の姿である。三星図は様々な描かれ方をしており、三星それぞれ人の姿で描かれる事もあれば、三星を象徴物として描く事もあり、寿星だけを老人の姿で描き、その左右に、福星を蝙蝠として、禄星を鹿として描いた物もあり、この様な絵が日本に伝来し、日本人には蝙蝠と鹿を伴った一柱の神に見えた為、日本では福禄寿を三柱では無く、一柱の神とする認識が流布したのではないかという説がある。

出典:
Wikipedia

作者ひとこと:
福禄寿のデザインは、よく描かれる長い頭の老人の姿にしました。

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