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2018年8月3日金曜日

「布袋(ホテイ)」



布袋(ホテイ)

唐の末期の明州に実在した、伝説的な僧侶。絵に描かれる時は、大きな袋を背負った太鼓腹の僧侶の姿に描かれる。本来の名は釈契此(シャクカイシ)というが、常に袋を背負っていた事から布袋という俗称がつけられた。出身地も俗姓も不明で、寺に住む訳でも無く各地を泊まり歩いた。生臭ものであっても構わず施しを受け、その幾らかを常に背負っている袋に入れていた。雪の中で横になっても布袋の身体の上だけには雪が積もっていなかったり、人の吉凶を言い当てたりした。9世紀末に奉川県で亡くなり、917年に嶽林寺で遷化(センゲ)したが、埋葬されたにも関わらず、後日、他の州でその姿が見かけられた。布袋が死の間際に残した偈文(ゲモン)が、弥勒菩薩(ミロクボサツ)に関してのものだったので、実は布袋は弥勒菩薩の化身だという伝聞が広まり、中世以降、中国では布袋姿の弥勒像を寺院の主要な仏堂に安置するのが通例となった。日本では鎌倉時代に禅画の題材として布袋が受容された。庶民には福の神として信仰され、七福神に組み入れられた。

出典:
Wikipedia

作者ひとこと:
布袋のデザインは、よく描かれる姿で描きました。

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