蒟蒻坊(コンニャクボウ)
日本の和歌山県に伝わる妖怪。古い蒟蒻玉が旅の僧や男、女に化けたもので、寺や農家を訪れ一晩の宿と風呂を貸してくれないかと所望する。風呂に入る時には必ず「中に灰は入っていないだろうね」と、しつこく聞いてくる。ある者が、この様にあまりにしつこく確かめてくるので、悪戯に風呂の湯の中に灰を入れてみたところ、何時まで経っても出てこないので中を覗いて見たところ、風呂には大きな蒟蒻玉が浮かんでいた。
出典:
神魔精妖名辞典
妖怪邸・妖堂 日記帳
作者ひとこと:
蒟蒻坊のデザインは、玉蒟蒻に顔と手足が付いた様な姿の妖怪を描きました。
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