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2019年4月16日火曜日

「ふらり火」



ふらり火(フラリビ)

日本に伝わる妖怪で、怪火の一種。鳥山石燕(トリヤマセキエン)の「画図百鬼夜行(ガズヒャッキヤコウ、ガズヒャッキヤギョウ)」、佐脇嵩之(サワキスウシ)の「百怪図巻(ヒャッカイズカン)」、作者不詳の「化物づくし」などの日本の古典の妖怪画に登場する怪火。犬や迦楼羅(カルラ)を思わせる顔をした鳥が炎に包まれた姿をしている。この怪火は炎が主で、鳥が従の関係であると言われ、鳥が炎を出している訳では無い様だ。この怪火は遠くから見ると、提灯を持った酔っ払いが千鳥足でふらふら歩いている様に見える。この怪火は火の化身という説や、供養をされなかった死者の霊魂が現世を彷徨った末に、この様な姿に成り果てたとする説もある。ふらり火が現れたからといって、それといった害も無く、ふらり火の炎も陰火(熱を持たず物を燃やす力もない炎)の為に、火事になるという事も無い。

出典:
Wikipedia
妖怪邸・妖堂 日記帳

作者ひとこと:
ふらり火のデザインは、「画図百鬼夜行」の絵を参考に描きました。

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