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2019年4月18日木曜日

「アマメハギ」



アマメハギ

日本に伝わる妖怪で、石川県能登半島に伝わる民俗行事。異形の者が大晦日や正月七日などの年替わりの晩に家々を訪れ、厄落としをしたり子供の怠惰を戒めたりする。名前の「アマメ」は囲炉裏や火鉢に長くあたっていると出来る火だこ(温熱性紅斑)の事で、それは怠け者の証とされている。これを剥ぎ取る妖怪がアマメハギである。またアマメハギは「天狗」「ガチャ(鼻べちゃの面を被り、鑿(ノミ)と細工槌を持っている)」「猿(大きな布袋を担いでいる)」の三人一組で家々をまわり、迎える家では餅を三つ差し出すのが習わしになっている。三人は無言で家の中に入り、まず天狗が神棚の下へと進み修祓(シュウバツ)をする。そして、ガチャと猿は「いうこと聞かんと、この袋に入れるぞ」「勉強するか、しないか」などと子供を脅しつける。

出典:
Wikipedia
妖怪邸・妖堂 日記帳
日本妖怪大事典(角川書店)

作者ひとこと:
アマメハギのデザインは、蓑を着た鬼か怪物の様な姿に描きました。

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