ナマルゴン<ママラガン>
オーストラリアの先住民であるアボリジニの伝承に登場する雷を司る神、または精霊。ナマルゴンという名前は「雷男」という意味であるとされる。ナマルゴンは乾期の間は池の底で暮らしており、雨期になると天辺に上がり雷雲の中にいる。ナマルゴンが声を発すると、その声は雷鳴になり、ナマルゴンが肘と膝にある石斧を叩きつけて雷を作る。ノーザンテリトリーにある国立公園「カカドゥ国立公園」内のノーランジーの岩絵にはナマルゴンの姿が描かれており、長細い体と、足の付け根に生えた尻尾(の様なもの)、そして触覚の様に頭から伸びる二本の雷が象徴的に描かれている。
出典:
神魔精妖名辞典
幻想世界神話辞典
Wikipedia(雷神一覧)
作者ひとこと:
ナマルゴンのデザインは、ノーランジーの岩絵に描かれているナマルゴンの姿を元にして描きました。
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