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2020年4月12日日曜日

「テンマル」



テンマル

日本の群馬県甘楽郡秋畑村(現在の甘楽町)に伝わる妖怪または怪物。テンマルは人間の死体を食いに来る妖怪である。テンマルに死体を食われないように、死体には埋葬した上から目籠を被せておけば良いという。死体を食べるテンマルは「火車」や「魍魎」の類であるともされる。山口敏太郎著「江戸武蔵野妖怪図鑑」の「てんの火柱」の項目に「てんまる」と呼ばれる妖怪が載っており、東京都青梅地方に伝わるという。詳しい事はわからないが、年を経た「狢」が変化したものだという事から、人を化かすのを得意としていたのではないかと思われる。

出典:
Wikipedia(「火車(妖怪)」のページ)
妖怪邸・妖堂 日記帳
日本妖怪大事典(角川書店)

作者ひとこと:
テンマルのデザインは、狢の様な獣の姿の妖怪に描きました。

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