ハントゥ・ソンケイ<ハンツー・ソンケイ>
マレーシアに伝わる「ハントゥ(ハンツー)」と呼ばれる霊魂、精霊、妖怪に相当する霊的存在の一種。このハントゥ(ハンツー)は、マレーシアの一部である西マレーシア(「半島マレーシア」とも呼ばれている)に住んでいるマレー人の民間伝承では、悪い精霊の総称とされる。ハントゥ・ソンケイは、胸から下が見えない姿をしており、鼻は異様に長く、周囲を見渡す為に眼窩を広げる事が出来る(目を大きく広げている、とも言われている)。ハントゥ・ソンケイは、人間が狩りで野獣や水鳥を捕らえようとすると、それを邪魔する妖怪である。また、このハントゥ・ソンケイは、人間が仕掛けた罠から動物を解放する悪魔、または妖怪であるともされている。人々は呪文を繰り返す事により、ハントゥ・ソンケイの魔力を中和しようとする。
出典:
神様コレクション
幻想動物の事典
コトバンク
ピクシブ百科事典(「マレーシアの妖怪」のページ)
作者ひとこと:
ハントゥ・ソンケイのデザインは、長い鼻と大きく見開いた目を持っている、胸から上だけの姿の妖怪に描きました。
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