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2021年1月11日月曜日

「ハンツ=テテク」

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ハンツ=テテク<ハントゥ・テテク、ハントゥ・コペク、ハンツー・コペク>

マレーシアに伝わる「ハントゥ(ハンツー)」と呼ばれる霊魂、精霊、妖怪に相当する霊的存在の一種。このハントゥ(ハンツー)は、マレーシアの一部である西マレーシア(「半島マレーシア」とも呼ばれている)に住んでいるマレー人の民間伝承では、悪い精霊の総称とされる。ハンツ=テテクは、大きすぎる乳房を持った女性の妖怪である。この妖怪は、振り子の様な大きな胸を垂らした鬼婆の様な老婆や中年女性の姿をしている。このハンツ=テテクは、人間の子供や若者が夜遅い時間に外を出歩いていると姿を現し、その様な子供や若者を自分の胸の中に閉じ込めて窒息死させたり、何処かに連れ去って、子供や若者を神隠しにしてしまう恐ろしい妖怪である。「ハンツ=テテク」という名前は「胸のお化け」という意味である。また、ハンツ=テテク(ハントゥ・コペク、ハンツー・コペク)は、西マレーシアに住んでいるマレー人の民間伝承では、夢魔であるとされ、眠っている人間を襲う悪魔であるとされている。

出典:
神様コレクション
幻想動物の事典
コトバンク
ピクシブ百科事典

作者ひとこと:
(1)ハンツ=テテクのデザインは、夢魔の伝承を元にした、小悪魔の様な姿の魔物に描きました。
(2)ハンツ=テテクのデザインは、巨大な乳房を持った女性の幽霊か、妖怪の様な姿に描きました。

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