パサトサト
フィリピンに伝わる幽霊の一種。パサトサトは、第二次世界大戦で死んだ者の幽霊である。当時、棺桶が間に合わなかった為、死者の家族は遺体を葦の敷物で包んだ。当時は墓荒らしが横行していた為、葦の敷物に包まれた遺体は墓地ではない場所に埋葬された。パサトサトは、その葦の敷物に包まれた遺体の姿をしている。パサトサトは寂しげな道に出没して、この葦の敷物に包まれた遺体の姿で人々の通行の邪魔をする。パサトサトの対処法は、葦の敷物に包まれた遺体姿のパサトサトを何かで刺して、その葦の敷物を広げると、パサトサトは死臭を漂わせながら消える。広げた葦の敷物の中には遺体はおろか、何も入っていない。
出典:
Wikipedia(「フィリピンの神話上の生き物」のページ)
ピクシブ百科事典(「フィリピンの妖怪」のページ)
作者ひとこと:
パサトサトのデザインは、葦の敷物に包まっている水玉模様の不定形の怪物の姿に描きました。
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