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2021年3月4日木曜日

「高台」


高台(カオダイ)

ベトナムにおいて1926年に、「ファム・コン・タック」と「レ・バン・チュン(黎文忠)」によって創立された新興宗教「カオダイ教」における至高神。高台は、ヘブライにおける万物の創造者「ヤーウェ」と、中国神話における最高神で中央の天帝「黄帝(コウテイ)」を融合した混淆神、または、ベトナム道教の最高神「玉皇上帝(ギョクコウジョウテイ)」の事である、ともされている。高台は、「天眼」と呼ばれる、ハートの中の目に象徴される。この天眼は、総本山教会堂の祭壇中央に信者を見下ろす様に設置されている。この天眼は、高台の神の目である。また、この天眼は「宇宙の原理」・「宇宙の至高神」の象徴であり、この天眼はカオダイ教のシンボルマークでもある。カオダイ教自体は、仏教、道教、回教、キリスト教、儒教を統合し、世界主義的な教理を持った宗教だといわれている。カオダイ教では至高神・高台は、第1回目の人類救済の為に釈迦の姿を借り現世へ現れ、第2回目はキリストと老子の姿を借りて現れた。現在、第3回目の人類救済の為に東西諸宗教を統合した、とされている。

出典:
神魔精妖名辞典
Wikipedia(「カオダイ教」のページ)

作者ひとこと:
高台のデザインは、目のあるハートの様な姿に描きました。高台の中にはヤーウェの要素も入っている為、キリスト教などにおける天使の羽が沢山ある姿の神にしてみました。

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