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2021年3月9日火曜日

「オラン・ブニヤン」と「オラン・ブニアン」


オラン・ブニヤン<オラン・ブニイ>

西マレーシアのマレー人の民間伝承に伝わる精霊。森に住み、とても小さな精霊達。その名は「声の人」の意。粗野で愚かな妖精とも言われている。単純なため騙されやすいので、彼らが村にやってきて何かを買ったときは法外な値段をふっかけろ、と言われている。

出典:
神様コレクション
幻想動物の事典

作者ひとこと:
オラン・ブニヤンのデザインは、星型の様な姿をした妖精に描きました。小人の様なイメージです。



オラン・ブニアン

森の奥に住むエルフのような神秘的な人々。マレーシアの北西部、ケダ州にあるグヌン・ジュライという山に社会を作り、ここにはオラン・ブニアンの宮殿と田舎がある。人間と同じような生活を送り、ご飯を食べたり服を着たり、結婚や子供を産んだりもする。しかし、オラン・ブニアンは「透明人間」という意味なので、彼らの姿はもちろん建物も見えない。でも運が良ければ見ることができ、グヌン・ジュライに行った男性の話が残っている。その男性は、川で水浴びをしている美女を発見し、その女性がとても綺麗だったので近寄ってみた。ところが、その女性は消えてしまい、気がついたら、男性は深い森の中で迷子になってしまった。ほかにも実話として、ある男性がオラン・ブニアンと結婚した話もある。結婚したある日、その男性は自分の家族に会いたくなり、オラン・ブニアンの世界を出て自分の家族に会おうとした。だが家族や友達は、何年か前にもう亡くなっていたそうだ。

出典:
senyum-セニョ~ム
ピクシブ百科事典(「マレーシアの妖怪」のページ)

作者ひとこと:
オラン・ブニアンのデザインは、豪華な衣装を身に纏っている女性の妖精の姿に描きました。人間の世界とは交わらないように、森や山の奥に隠れ住んでいるエルフの様なイメージや、森や山の奥にある異界の隠れ里にいる仙女のイメージで描きました。


※同じものか判断できなかったので、二つとも載せました。

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