ニューム・マ
タイ、ラオスの北部国境地帯に居住する山岳民族であるアカ族に伝わる女性の精霊。アカ族の村の入口の門は「ニューム・マ・パオ・ラゴ」といい、この門には男性の精霊「ミ・マ」と女性の精霊「ニューム・マ」が宿っているという。門に宿っているミ・マとニューム・マは、悪霊と疫病から村人を守っているのだという。アカ族には他にも、村の両端に「ラオ・カ」という、やはり男女の精霊が宿っていて、村の中に悪霊が侵入して来るのを防ぐ門がある。
出典:
幻想世界神話辞典
作者ひとこと:
ニューム・マのデザインは、村の入口の門に宿っている目に見えないセキュリティーロボというイメージで描いてみました。頭の髪の毛は、ギリシャなどで厄除けなどで門の装飾に用いていたメドゥーサの蛇の髪の毛のイメージです。
0 件のコメント:
コメントを投稿