ハントゥ・ショコレール<アントゥ・ショコレール、マントス・プレー>
インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国の領土であるボルネオ島に伝わる「ハントゥ(霊魂、精霊、妖怪に相当する霊的存在)」の内の一種。このハントゥ・ショコレールは、人間の性的な器官を食べる妖怪である。ハントゥ・ショコレールには男女があり、女性のハントゥ・ショコレールは人間の男性の睾丸を食べ、男性のハントゥ・ショコレールは人間の女性の乳首を食べる。ただ、これは「食べる」といっても物理的なものではなく、器官の内部に悪影響を与えるようなものである。ハントゥ・ショコレールに睾丸を食べられてしまうと、しばらくして、その人間の睾丸が膨らみだし、ハントゥ・ショコレールに乳首を食べられた場合は、その人間の胸が腫れてくる。ハントゥ・ショコレールは、ただ人間を脅かすために睾丸を膨らませたり、胸を腫れさせたりする時と、復讐のために睾丸を膨らませたり、胸を腫れさせたりする時があるという。ハントゥ・ショコレールの姿はよく分からないが、髪の毛は白く、爪は赤いと言われている。ハントゥ・ショコレールは主にスコールなどが降った後の夕方に出現する。ハントゥ・ショコレールが現れる時は、鶏の鳴き声の様なけたたましい音と共に現れるという。
出典:
ピクシブ百科事典(「マレーシアの妖怪」のページ)
幻想動物の事典
作者ひとこと:
ハントゥ・ショコレールのデザインは、四つの目を持った妖怪の姿に描きました。
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