ページ

2022年6月21日火曜日

「ノトス」


ノトス

ギリシア神話に登場する神。ノトスは「アネモイ」と呼ばれる風の神達の内の一柱である。アネモイと呼ばれる風神達は、東西南北の各方角を司っており、各々が様々な季節・天候に関連付けられていた。ノトスは、晩夏と豊かな秋を運ぶ南風の神である。南風の神であるノトスは、夏至を過ぎシリウスが昇る時期に吹く爽やかな風と関連付けられており、晩夏と秋を運んでくると考えられ、農作物の豊かな実りにつながるとされていた。一方で、南風の神ノトスは、時に暖かく吹き、時には疫病をもたらし、激しく吹いては農作物や穀物に被害を与えたりもする風神であるとも言われる。特に秋には雨や、激しい雹をもたらしたり、晩夏と秋に嵐を運んできたりして、人々から大いに恐れられた風神であったとも言われている。古代ギリシアの叙事詩人であるヘーシオドスによれば、このアネモイ達は、星空の神「アストライオス」が父で、暁の女神「エーオース」が母であるという。

出典:
Wikipedia(「アネモイ」のページ)
幻想世界神話辞典
幻想世界事典

作者ひとこと:
ノトスのデザインは、雲を身に纏った、巨大な鬼の様な姿をした神の姿に描きました。

0 件のコメント:

コメントを投稿