大事忍男神(オオコトオシオノカミ)(オホコトオシヲノカミ)
「古事記(こじき)」において、国土を生み終えた「伊邪那岐命(イザナキノミコト)」「伊邪那美命(イザナミノミコト)」が、最初に生んだ神。その名義は明らかではなく、国生みという大事を成し終えたので、この名があるとも、以下生まれてくる諸々の神々の先触れとして、枕詞風におかれた名ではないかとも思われる。「忍男」は称え名である。
出典:
古事記注釈 第一巻(ちくま学芸文庫)
作者ひとこと:
大事忍男神のデザインは、狩衣を身に纏い、顔を紙製の面で隠し、頭に冠を被った神の姿に描きました。
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