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2024年10月21日月曜日

「オブゴ」


オブゴ(おぶご)

埼玉県本庄市児玉町に伝わる。夜遅く歩くと、生まれたての赤ん坊が泣く声が「オウェー」と聞こえる。足の運び方に合わせて泣き、恐くて早足で歩くと泣き声もそれに合わせてついてくる。これを「オブゴ」と呼び、赤ん坊はすでに亡くなっている子どもである。オブゴに憑かれた場合は、ポケットのゴミなどを投げてやれば、姿は見えなくてもピタッと泣き声が止む。

出典:
怪異・妖怪伝承データベース

作者ひとこと:
オブゴのデザインは、赤ん坊の姿の妖怪に描きました。

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