あごの精(アゴノセイ)<ベス・ダグ>
マレーシアに伝わる妖怪の一種。マレーシアでは、耳下腺炎(いわゆる【おたふく風邪】の事)を引き起こすのは、この「あごの精」が原因だと言われている。この妖怪は、路上、中でも狭い道に棲んでいて、歩きながら左右に唾を吐く悪癖がある。そのあごの精が吐く唾がかかってしまった人は、おたふく風邪になってしまうという。おたふく風邪というのは流行性のものだから、おたふく風邪が流行った時には、きっとこの妖怪の動きが活発になっているのだろう。
出典:
ピクシブ百科事典(「マレーシアの妖怪」のページ)
妖怪世界遺産
作者ひとこと:
あごの精のデザインは、頭と手と足だけの姿をした妖怪に描きました。