自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2025年7月30日水曜日

「イナルハイ」


イナルハイ


作者ひとこと:
イナルハイのデザインは、三つの眼を持った鬼の様な姿の悪霊に描きました。

2025年7月28日月曜日

「カカヤン」


カカヤン


作者ひとこと:
カカヤンのデザインは、黒い身体の小鬼の様な姿の精霊に描きました。

2025年7月25日金曜日

「乳吸い」


乳吸い(チチスイ)<ベス・ペナジェン>

マレーシアに伝わる妖怪の一種。乳吸いは、マレー半島のジャングルの奥地に棲んでおり、夜になると民家にやって来て、人間の女性の乳を吸うと言われている。この乳吸いが特に好むのは、産後まもない女性の張った乳であるという。乳吸いは、一人の女性に目をつけると、その女性のところに毎夜やって来て、その女性が痩せ細るまで乳を吸うのを止めないという。この妖怪は、出産直後の女性にとっては、憎むべき妖怪である。「乳吸い」というくらいだから、他の食物には興味がないようで、人間の女性の乳が吸えない時には、自分の乳を吸うという。乳吸いの乳房は中央に1つだけで、だらりと垂れ下がっており、乳吸いが自分で吸うときには、これを両手で支えて口に含むという。

出典:
ピクシブ百科事典(「マレーシアの妖怪」のページ)
妖怪世界遺産

作者ひとこと:
乳吸いのデザインは、乳房が一つだけある、獣の様な姿の妖怪に描きました。

2025年7月23日水曜日

「ジャビの精」


ジャビの精(ジャビノセイ)<ベス・ジャビ>

マレーシアに伝わる妖怪の一種。ジャビの精は、川の泥の中に棲んでいると言われている。このジャビの精は、川に魚を捕りにきた漁師に取り憑くという。ジャビの精に取り憑かれると、その人は熱さと寒さを同時に感じるのだという。

出典:
ピクシブ百科事典(「マレーシアの妖怪」のページ)
妖怪世界遺産

作者ひとこと:
ジャビの精のデザインは、ヌルヌルした肌を持った妖怪の姿に描きました。

2025年7月21日月曜日

「枯木株の精」


枯木株の精(カレコカブノセイ)<ベス・ブンゴ>

マレーシアに伝わる妖怪の一種。この枯木株の精は、枯木に棲んでおり、近くを通り掛かる人に、枯れ枝をぶつけてくるという妖怪である。この妖怪が枯れ枝を落とすとき、その枯れ枝はもはや単なる枝などではなく、爆弾にも似た凶器と化しており、この枯れ枝が身体にぶつかってしまうと、その人は死んでしまうと言われている。この枯木株の精は、人を殺す為に枯れ枝を落とし、落とした枯れ枝が人間に命中すると喜ぶという。この枯木株の精から身を守る方法というのは特にないようで、枯木の下を通る時には警戒する必要がある。

出典:
ピクシブ百科事典(「マレーシアの妖怪」のページ)
妖怪世界遺産

作者ひとこと:
枯木株の精のデザインは、頭から直接足が生えている姿の妖怪に描きました。

2025年7月18日金曜日

「ハントゥ・ジン」


ハントゥ・ジン<アントゥ・ジン>


インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国の領土であるボルネオ島に居住する民族・ビダユ族に伝わる精霊の一種。ハントゥ・ジンは「ハントゥ(霊魂、精霊、妖怪に相当する霊的存在)」の内の一種である。ビダユ族に伝わるハントゥ・ジンは、人間に憑依する精霊である。普段ハントゥ・ジンは森の穴の中に棲んでいるが、病気の人や、酔って放心状態になっている人が近付くと、ハントゥ・ジンは、そのような人に取り憑いてしまう。ハントゥ・ジンが取り憑いてしまった人は、うまく言葉が喋れなくなり、身体も硬く動きにくくなる。霊感がある人が見ると、ハントゥ・ジンとハントゥ・ジンに取り憑かれている人が二重に見えるという。ハントゥ・ジンに取り憑かれてしまうと、何もしないままではハントゥ・ジンは身体から出て行ってくれる見込みはないので、呪術師に頼むしかない。また、このハントゥ・ジンは巨人のお化けであるとも言われている。ボルネオ島の内陸部に居住する狩猟採集民族であるプナン族の人々に伝わる「ジン」は、全身毛だらけの巨大な化け物であるという。森の中で木が倒れる音がして、そこに行くとジンがいると言われている。

出典:
幻想動物の事典
ピクシブ百科事典(「マレーシアの妖怪」のページ)

作者ひとこと:
ハントゥ・ジンのデザインは、四つの目と、鳥の様な腕を持った魔物の様な姿に描きました。

2025年7月16日水曜日

「ハントゥ・デナイ」


ハントゥ・デナイ<ハンツー・デナイ>

マレーシアに伝わる「ハントゥ(ハンツー)」と呼ばれる霊魂、精霊、妖怪に相当する霊的存在の一種。このハントゥ(ハンツー)は、マレーシアの一部である西マレーシア(「半島マレーシア」とも呼ばれている)に住んでいるマレー人の民間伝承では、悪い精霊の総称とされる。このハントゥ・デナイ(ハンツー・デナイ)は、狩りの精霊であるとされている。このハントゥ・デナイは、動物の足跡に潜んでおり、足跡を辿って動物を追ってきた狩人に襲いかかるという。「ハントゥ・デナイ(ハンツー・デナイ)」という名前は「足跡の精霊」という意味である。

出典:
神様コレクション
幻想動物の事典
コトバンク
ピクシブ百科事典(「マレーシアの妖怪」のページ)

作者ひとこと:
ハントゥ・デナイのデザインは、地面についた動物の足跡から、ニュッと上半身だけを出して、襲いかかるというイメージで、上半身だけの妖怪の姿に描いてみました。

2025年7月14日月曜日

「ティング・カット」


ティング・カット<ベス・ティンカット>


作者ひとこと:
ティング・カットのデザインは、ペラペラの体で地中から現れた精霊の姿に描きました。

2025年7月11日金曜日

「ガマング」


ガマング<ベス・ガマン>


マレーシアに伝わる精霊、または妖怪の一種。このガマングは音の精霊である。このガマングは胸の辺りが胸毛に覆われている姿をしている。このガマングは「パディ(穀物)」の田に棲んでおり、時々、「ハー、ハー、ハー」と叫んでは、近くを通り掛かった人々を驚かす。このガマングの声を聞いてしまった人間には、カーッと身体の内側が熱くなってくるが、逆に肌は冷たくなるという妙な症状が現れる。この不気味な声が人間の脳の神経を冒すのか、それともガマングが吐く息に毒素が含まれているのかは分からないが、このガマングの声を耳にした人間は必ず体調を崩すという事なので、忌み嫌われている精霊の一つである。

出典:
幻想動物の事典
ピクシブ百科事典(「マレーシアの妖怪」のページ)
妖怪世界遺産

作者ひとこと:
ガマングのデザインは、大きく口を開けて、叫んでいる姿の魔物に描きました。

2025年7月9日水曜日

「ハントゥ・ソンケイ」


ハントゥ・ソンケイ<ハンツー・ソンケイ>


作者ひとこと:
ハントゥ・ソンケイの姿は、大きな眼と長い鼻、長い腕を持った、胸から上だけの姿の魔物に描きました。

2025年7月7日月曜日

「ハントゥ・シブル」


ハントゥ・シブル<ハンツー・シ・ブル>


作者ひとこと:
ハントゥ・シブルのデザインは、漂う燐火、怪火の群れを引き連れた、悪魔、または魔物の様な姿に描きました。

2025年7月4日金曜日

「ハントゥ・デネイ」


ハントゥ・デネイ


作者ひとこと:
ハントゥ・デネイのデザインは、蹄のある手足を持った、獣の様な姿の妖怪、または精霊の姿に描きました。

2025年7月2日水曜日

「あごの精」


あごの精(アゴノセイ)<ベス・ダグ>

マレーシアに伝わる妖怪の一種。マレーシアでは、耳下腺炎(いわゆる【おたふく風邪】の事)を引き起こすのは、この「あごの精」が原因だと言われている。この妖怪は、路上、中でも狭い道に棲んでいて、歩きながら左右に唾を吐く悪癖がある。そのあごの精が吐く唾がかかってしまった人は、おたふく風邪になってしまうという。おたふく風邪というのは流行性のものだから、おたふく風邪が流行った時には、きっとこの妖怪の動きが活発になっているのだろう。

出典:
ピクシブ百科事典(「マレーシアの妖怪」のページ)
妖怪世界遺産

作者ひとこと:
あごの精のデザインは、頭と手と足だけの姿をした妖怪に描きました。