自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2020年5月31日日曜日

「四十九眼山精」



四十九眼山精(シジュウクゲンサンショウ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。四十九眼山精も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。四十九眼山精は、山・渓谷に棲む山精の内に入っている山精である。四十九眼山精の性質は記されていないが、名前がそのまま、この山精の行動や容姿を表すのだろう。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
四十九眼山精のデザインは、体中に四十九の眼を持った蝦蟇の姿の山精を描きました。山精なので、体のあちこちから草や花が生えている感じに描いてみました。

2020年5月30日土曜日

「赤色注鬼」



赤色注鬼(シャクジキチュウキ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。赤色注鬼も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。赤色注鬼は、水中に棲む精魅鬼の内に入っている鬼神である。赤色注鬼の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。「注(チュウ)」という字は「水をそそぐ。水を流し込む」「気持ちや視線を一点に向ける。集中する。あつめる」「くっつける」「狙いをつけて投げる」「書き記す。書き留める。あつらえる。記載する」「解き明かす。文章の解釈・説明をする」などの意味がある。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
漢字辞典オンライン

作者ひとこと:
赤色注鬼のデザインは、亀の甲羅の様な胴体と、鳥の脚の様な手足をした小鬼の様な姿の鬼神に描きました。

2020年5月29日金曜日

「強死鬼」



強死鬼(ゴウシキ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。強死鬼も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。強死鬼は、水中に棲む精魅鬼の内に入っている鬼神である。強死鬼の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
強死鬼のデザインは、この鬼神が水中に棲む精魅鬼の内に入っている為、小さな一対、二本のヒレ状の足を持った、太い鰻の様な体の海竜の様な姿の鬼神に描きました。

2020年5月28日木曜日

「獄死鬼」



獄死鬼(ゴクシキ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。獄死鬼も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。獄死鬼は、水中に棲む精魅鬼の内に入っている鬼神である。獄死鬼の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。「獄死(ゴクシ)」とは「牢獄の中で死ぬ事。監獄の中で死ぬ事。牢死」を意味する。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
コトバンク

作者ひとこと:
獄死鬼のデザインは、この鬼神が水中に棲む精魅鬼の内に入っている為、三対、六本のヒレ状の足を持った海竜の様な姿の鬼神に描きました。

2020年5月27日水曜日

「迮殺死鬼」



迮殺死鬼(サクセツシキ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。迮殺死鬼も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。迮殺死鬼は、水中に棲む精魅鬼の内に入っている鬼神である。迮殺死鬼の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。「迮(サク)」という字は「起こる。起こす。せまる。窄まる。差し迫る。たちまち。にわかに」という意味である。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
漢字辞典オンライン

作者ひとこと:
迮殺死鬼のデザインは、この鬼神が水中に棲む精魅鬼の内に入っている為、頭に一本角が生え、短い手足を持った蛇の様な小さい龍の姿の鬼神に描きました。

2020年5月26日火曜日

「自刺死鬼」



自刺死鬼(ジシシキ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。自刺死鬼も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。自刺死鬼は、水中に棲む精魅鬼の内に入っている鬼神である。自刺死鬼の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
自刺死鬼のデザインは、この鬼神が水中に棲む精魅鬼の内に入っている為、頭に一本角が生えた蜥蜴の様な小さい龍の姿の鬼神に描きました。

2020年5月25日月曜日

「山神魅鬼」



山神魅鬼(サンジンミキ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。山神魅鬼も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。山神魅鬼は、水中に棲む精魅鬼の内に入っている鬼神である。山神魅鬼の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。「山神」とは「山に鎮座する神。山嶺に宿る神霊。山にいる神。山を守護し、また支配する神」を意味する。また「魅」とは「化け物。妖精。もののけ」を意味し「魑魅(チミ、スダマ)という「山林・木石の精気から生ずる怪物。よく人を迷わす」というものもある。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
コトバンク

作者ひとこと:
山神魅鬼のデザインは、頭に冠を被り、衣を身に纏い、笏を手にした虎の獣人の様な姿の鬼神に描きました。

2020年5月24日日曜日

「樹神魅鬼」



樹神魅鬼(ジュジンミキ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。樹神魅鬼も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。樹神魅鬼は、水中に棲む精魅鬼の内に入っている鬼神である。樹神魅鬼の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。「樹神」とは「樹木を守護する神。樹木の精霊。こだま(木霊・木魂・谺)、葉守の神」を意味する。また「魅」とは「化け物。妖精。もののけ」を意味し「魑魅(チミ、スダマ)」という「山林・木石の精気から生ずる怪物。よく人を迷わす」というものもある。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
コトバンク

作者ひとこと:
樹神魅鬼のデザインは、樹神のイメージから、樹の神、樹の精霊をイメージして烏天狗の様な姿の鬼神に描きました。

2020年5月23日土曜日

「酒死鬼」



酒死鬼(シュシキ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。酒死鬼も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。酒死鬼は、水中に棲む精魅鬼の内に入っている鬼神である。酒死鬼の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
酒死鬼のデザインは、この鬼神が水中に棲む精魅鬼の内に入っている為、魚の様な姿をした鬼神に描きました。

2020年5月22日金曜日

「市死鬼」



市死鬼(シシキ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。市死鬼も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。市死鬼は、水中に棲む精魅鬼の内に入っている鬼神である。市死鬼の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
市死鬼のデザインは、大きく裂けた口を持った女性の頭だけの姿の鬼神に描きました。

2020年5月21日木曜日

「囚死鬼」



囚死鬼(シュウシキ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。囚死鬼も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。囚死鬼は、水中に棲む精魅鬼の内に入っている鬼神である。囚死鬼の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。「囚死(シュウシ)」とは「獄死する」「牢死する」を意味する。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
Weblio日中中日辞典

作者ひとこと:
囚死鬼のデザインは、猿の様な頭と魚の体を持った鬼神の姿に描きました。

2020年5月20日水曜日

「呪咀鬼」



呪咀鬼(ジュソキ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。呪咀鬼も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。呪咀鬼は、水中に棲む精魅鬼の内に入っている鬼神である。呪咀鬼の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。「呪咀・呪詛・咒詛(ジュソ、シュソ、ズソ)」とは「ある特定の人や物事を激しく憎み、神仏に祈願してそれを害しようとする事。呪い」を意味する。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
コトバンク

作者ひとこと:
呪咀鬼のデザインは、頭が無く、胴体に三つの眼を持った顔がある鬼神の姿に描きました。

2020年5月19日火曜日

「思想鬼」



思想鬼(シソウキ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。思想鬼も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。思想鬼は、水中に棲む精魅鬼の内に入っている鬼神である。思想鬼の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
思想鬼のデザインは、鳥の嘴を持った馬の様な鬼神の姿に描きました。体中は鱗で覆われています。

2020年5月18日月曜日

「呻吟鬼」



呻吟鬼(シンギンキ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛城(しゃえいじょう)」の事)祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。呻吟鬼も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。呻吟鬼は、水中に棲む精魅鬼の内に入っている鬼神である。呻吟鬼の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。「呻吟」とは「苦しんで呻く事」を意味する。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
コトバンク

作者ひとこと:
呻吟鬼のデザインは、二つの鬼の様な頭と、エイやマンタの様な体を持った鬼神の姿に描きました。

2020年5月17日日曜日

明日から仏教編スタート【お知らせ】


2020年1月26日日曜日
「鹿屋野比売神」



2020年5月5日火曜日
「死の沼」



「幻獣編」「シベリア周辺の地域編」「日本編」「中国編」「オセアニア編」「北米編」「中国編(2)」「悪魔・堕天使編」「日本編(2)」「インド・中国編」「オセアニア偏(2)」「日本編(3)」の12シリーズが終了し、明日からは13シリーズ目の「仏教編」が始まります。約100日(約3ヶ月)かけて、全100体を紹介していきます。


お楽しみに。 by ワンタ

2020年5月5日火曜日

「死の沼」



死の沼(シノヌマ)

出典元に情報がありません。誰かご存知の方がいましたらコメントください。

作者ひとこと:
死の沼のデザインは、ゾンビの様な悪霊の様な顔をしている鰻の様な怪魚の姿に描きました。

2020年5月4日月曜日

「くねくね」



くねくね(クネクネ)

日本で伝わっている怪談に登場する怪異または妖怪。くねくねは、その名の通り体をくねらせる様にして動くもので、その体の色は白い(稀に黒いくねくね(らしきもの)を見たという話もある)。その動きは、人間とはかけ離れた動き、または、人間の関節の構造上不可能な曲げ方で体をくねらせて動いているとされる。くねくねは夏の、水田などの田園や川原での川向こうなど、水辺で目撃される事が多い。くねくねを目撃した場合、くねくねを遠目に見る分には問題が無いが、邪眼鏡などの道具を介す場合も含めて、くねくねを間近で見てしまい、くねくねの詳細が見え、くねくねが何者であるかを理解した時、そのくねくねが何者であるか理解してしまった者は、途端に精神に異常を来たしてしまうのだとされている。くねくねの話はインターネット上で流布している怪談である。伊藤龍平著「ネットロア ウェブ時代の「ハナシ」の伝承」によれば、ウェブサイト「怪談投稿」にて2000年3月5日に投稿された「分からないほうがいい・・・」というタイトルの話が一連のくねくね譚の初出とされる。その後2001年7月7日、2ちゃんねるオカルト板において「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない? 6」スレッドにこの話が転載され、「分からないほうがいい」という名前の怪談として広まり、更に2003年3月6日に同じくオカルト板の「不可解な体験、謎な話~enigma~Part14」スレッドにて少年時代、嵐で荒れ狂う海辺で全身真っ白の物体を見たという体験談が語られ、その物体が両手を頭上で高速で動かし踊る様な動きをしていた。それをはっきりと見てしまった視力がよい少女が叫び声を上げておかしくなり、その後、脳に後遺症を負ってしまったらしい、という特徴から「分からないほうがいい」との類似が指摘される。そして2003年3月29日に同じくオカルト板の「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない? 31」スレッドにおいて、前述した「分からないほうがいい」とそっくりな体験をしたという人物が、それと自分の体験を混ぜ合わせて書いたものを投稿。それが一般的に「くねくね」の名前で呼ばれるようになったと思われる。そしてこの話では今までの話になかった要素として、このくねくねの正体を見てしまった子供が狂った様に笑いながら体をくねらせるようになったという展開が加えられており、この子供が新たなくねくねとなる未来が示唆されている(ただし話者によれば実際にはくねくねしたものは見ていないとの事。前述した「分からないほうがいい」と混ぜた為にこのくねくねという怪異が話の中に現れたのだと思われる)。そして2003年7月に先の「不可解な体験 謎な話~enigma~Part14」スレッドで浜辺に現れたくねくねが再び話題になり、7月9日にオカルト板に「くねくね」という専用スレッドが立てられ、その後、民俗・神話学板にて7月14日に「★★『くねくね』について★★」というスレッドが立てられて情報が求められるなど盛り上がりを見せていったようだ。近年でもその存在について触れられる事も多く、書籍では常光徹著「新・学校の怪談5」に、東北地方のオイヌサマの丘という場所に出現したくねくねの例が語られており、このくねくねを見続けていると魂を取られて心を壊されてしまうとされている。実業之日本社編「怪談&都市伝説DX」には、海辺に現れるくねくねの話が載り、この正体を知ってしまうと、正体を知ってしまった人は気絶したり、気が変になってしまったりすると語られている。2009年頃まで、2ちゃんねるの「民俗・神話学板」における「くねくね」についての専門スレッドでは、「くねくね」の解釈に関する各種の考察が展開されていた。そこでは、くねくねを「タンモノ様」や「蛇神」といった農村部の土着信仰や古来から伝わる妖怪と関連付ける説や、くねくねを「ドッペルゲンガー」の一種とする説、熱中症による幻覚説など、通俗的民俗学のイメージに沿うような様々な説が挙げられていた。

出典:
Wikipedia
日本現代怪異事典(笠間書院)

作者ひとこと:
くねくねのデザインは、舌を出して体をくねらせるように動いている、妖怪か怪物の様な姿に描きました。

2020年5月3日日曜日

「コックリさん」



コックリさん(コックリサン)<狐狗狸さん>

日本において明治時代から現代に至るまで多くの人々に親しまれている占いの一種であり、また降霊術でもある。コックリさんの方法は大きく分けて二つあり、現在一般的なものは、机の上に「はい、いいえ、鳥居、男、女、0~9(出来れば漢字で書いた方が良い)までの数字、五十音表」を記入した紙を置き、その紙に書かれている鳥居の上に十円玉を置き、参加者全員が、その十円玉の上に人差し指を添えていく。そして全員、十円玉の上に人差し指を置き終えたら、全員が力を抜いて「コックリさん、コックリさん、おいで下さい」と言った呪文を唱える、と言うもの。成功すると、参加者が指を置いている十円玉が動きだすが、これは、コックリさんで呼び出された霊が現れ、十円玉を動かしているとされ、この霊は十円玉を動かしてどんな質問にも答えてくれるのだとされている。これに似た方法では十円玉ではなく、真ん中で束ねた三本の割り箸を使用し、その割り箸が指すもので答えを聞くというものもある。もう一つは明治時代から伝わる方法で、三本の竹の上にお櫃を載せ、その上に布を被せたものを用いる。参加者は、この布を被せたお櫃の上に軽く手を載せ、その三本の竹で支えられているお櫃の傾きによって占うというもの。どちらの占いも降霊術の一種として考えられており、コックリさんに「狐」「狗」「狸」の文字を当て「狐狗狸(コックリ)」と当て字をする為か、この降霊術で現れる霊は、狐の霊が現れるとされる例が特に多い。このコックリさんは、元々は西洋の「テーブル・ターニング」や「ウィジャボード」という占いに起源を持つ。テーブル・ターニングは、丸いテーブルの周りに複数人が集まり、テーブルに手を載せて、神を呼ぶ呪文を唱え、そして一回ならイエス、二回ならノーなど、そのテーブルの足が独りでに地面を叩く回数で占いをするというもの。明治時代の哲学者・井上円了の著作「妖怪玄談 狐狗狸」によれば、1884年にアメリカの帆船が伊豆・下田近海で破損した際、修理に立ち寄った下田にて、このテーブル・ターニングが伝えられ、この占いに用いられる装置が、こっくり、こっくりと傾く様子から「こっくりさん」という名前が与えられた事が日本におけるコックリさんの起源なのだという。それが全国に広まる過程で「狐狗狸」の漢字が与えられたようである。一方で紙に五十音などを書くタイプのコックリさんは、ウィジャボードが元になっていると思われる。ウィジャボードは1892年にアメリカのパーカー・ブラザーズ社が占い用のゲーム商品として開発・発売したもので、一枚のボードにアルファベットとアラビア数字、それにYes、Noの文字と降霊術を終わらせる為のG--dbyeの文字が用意されているというもの、これが日本に伝わった際にコックリさんの占いの方法の中に取り入れられたものと思われる。この方法は1970年代前半には全国の小中学生の間で流行していた事が中岡俊哉著「狐狗狸さんの秘密」に記されており、その当時からコックリさんを行った事で不可思議な現象に見舞われたという報告が多々あったという。また岡本和明他著「コックリさんの父 中岡俊哉のオカルト人生」には、中岡俊哉氏が1971年に、その著書「テレパシー入門」でコックリさんに触れていた事、またテレビ番組での出演でも折に触れてコックリさんの方法等を紹介していた事について記されており、全国の子供達の間にコックリさんが広まったのは中岡俊哉氏の力によるものも大きいと思われる。また、日本国外でもコックリさんが行われていた話がある。松谷みよ子著「現代民話考2」には、戦時中、戦地で日本兵達が行ったコックリさんの話が二例載る。一例目は大東亜戦争の際、戦争がいつ終結するのかと、コックリさんに問うと「昭和二十三年、日本が大勝利に終わる」と答えたが、戦争は敗北で終わった。後にその理由を再びコックリさんに尋ねてみると「原子爆弾に驚いた」とコックリさんが答えた、というもの。二例目は戦地にてコックリさんを迎え、戦争の勝敗をコックリさんに伺ったところ、「マ、ケ、ル、ライネン七ガツ」と答えたというもの。この話では日本を遠く離れてもやって来てくれる。コックリさんは、兵隊を励まし導いてくれる存在であるとされており、兵士達の心の救いとなっていたという。また同シリーズの「現代民話考6」にも終戦を予言したコックリさんの話が載り、小松和彦監修「日本怪異妖怪大事典」によれば、戦中は他にも復員の有無もコックリさんに占われていたという。また、コックリさんをやった為に恐ろしい目に遭ったという体験談も多い。「お帰り下さい」と言っても帰ってくれない、とか、「コロス」、「ノロウ」などの不吉な言葉が質問に関係なく回答として返ってくる、とか、コックリさんをしていた人が失神したり、おかしな事を口走る様になる、というものが多いが、他にも久保孝夫編「女子高生が語る不思議な話」には、コックリさんをやっている内に一人の女子生徒の首が一回転して死亡した、とか、顔や行動が狐の様な状態になった、という話が載る。学校の怪談編集委員会編「学校の怪談大事典」には、コックリさんをやっていると、急に息が出来なくなった。学校の怪談編集委員会編「学校の怪談2」には、毎晩狐の夢を見て翌朝鼻血が出る、無理やり自殺させられる。松谷みよ子著「現代民話考7」には、数時間に渡って金縛りにあう、猫の死骸が何よりの好物、大きな白狐が夢に現れ、教室の中を覗いていた。フジテレビ出版「木曜の怪談 紫の鏡」には、トイレの花子さんの居場所をコックリさんに聞いたところ、一人の子供が降霊した花子さんに取り憑かれ、トイレの中で泡を吹いて倒れていた、などの恐怖体験が語られている。韓国でもコックリさんは「分身娑婆(ブンシンサバ)」と呼ばれ、主に子供の世代に浸透している。朝鮮半島のコックリさん(分身娑婆)は、日本の統治時代に日本で流行したコックリさんが、朝鮮に流入し始まったと見られる。台湾では、コックリさんを「碟仙(ディエシェン)」と呼び、新聞の上に皿を載せる形で行われる。

出典:
Wikipedia
日本現代怪異事典(笠間書院)

作者ひとこと:
コックリさんのデザインは、耳の大きな獣姿の霊に描きました。首周りには鳥居の描かれた布を付け、お腹には十円玉を付け、体中に五十音が付いています。

2020年5月2日土曜日

「人面犬」



人面犬(ジンメンケン)

日本の都市伝説で語られる、人間の顔を持ち言葉を喋る犬の姿をした怪異または怪物、妖怪。繁華街で犬がゴミ箱の中のゴミを漁っており、それを店員や通行人が声を掛けて注意すると、注意された犬が振り向いて、その犬は人間の顔をしていて、注意した店員や通行人に向かって「ほっといてくれよ」、「うるせぇんだよ」などと言い返して立ち去るというもの。他にも「勝手だろ」、「なんだ、人間か」などの捨て台詞を言った、とか、カップルに対して下品な言葉を吐いた、とか言う話も言われている。また、人面犬は異様な脚力を持っているとも言われており、深夜の高速道路を走る車に時速100kmのスピードで追いすがり、そして、そのまま車を追い抜かしていくとされている。なお、人面犬に追い抜かされた車は必ず事故を起こすとも言われている。また、その脚力故か、物凄いジャンプ力を持っているとされ、6m以上ジャンプした、という話もある。不思議な世界を考える会編「怪異百物語1」には、人面犬は超能力で人間を苦しめ、原因不明の病気にする。人面犬を見ただけで、見てしまった人には何らかのトラブルがある。人面犬は口から火を吹く、などの特徴も語られている。学校の怪談編集委員会編「学校の怪談4」には、人面犬に見られただけで、その人面犬に見られた人は犬にされてしまう、という特殊能力が見られる。並木伸一郎著「最強の都市伝説」には、人面犬は緑色の糞をする、人面犬に噛まれてしまうと、噛まれた部分が腐敗し、切断しなければならなくなる、などの話が載っている。他にも、人面犬に噛まれた人間は人面犬になってしまう等の話もある。人面犬の正体、出生についての話も様々あり、有名な話として、筑波大学における遺伝子操作によって犬と人間が混じり合った生物が生まれた、というものがある。他にも「環境汚染による突然変異」説や、「妖怪の類」とも言われており、この「妖怪の類」説に近いものとして、人面犬は霊的な存在であり、その姿は強い霊感の持ち主にしか見えない、とも言われている。また、人面犬の顔は中年男性のものだとも言われ、妖怪研究家・山口敏太郎は、リストラされて自殺した中年男性の怨念が犬に憑依したものか、としている。また常光徹著「学校の怪談」には、野良犬に噛まれた女性が次第に人の頭を持った犬になった、という出生譚や、関東地方には恐ろしいウイルスを持った犬が6匹おり、これらの犬に噛まれる事で、噛まれた人間が人面犬と化してしまう、という話も紹介されている。並木伸一郎著「最強の都市伝説」には、ペットショップで中絶された犬の水子の霊、暴走族に飼い犬もろとも轢き殺された人の霊が正体である、という説が紹介されている。常光徹他編著「ピアスの白い糸」には、女性が野良犬に噛まれて死亡する事件が起きた数週間後、彼女の顔をした人面犬が現れた、という説が千葉県の大学生からの報告として記されている。人面犬の噂は、1989年~1990年にかけて、主に小中学生の間でマスメディアを介して爆発的に広まったが、常光徹他編著「ピアスの白い糸」には、その数年前から人面犬の噂も囁かれており、当時は「人犬」という呼称で呼ばれていた例もあるという。また人面犬の様な人間の顔を持つ犬の民間伝承は、少なくとも江戸時代から存在する。江戸時代の文人・石塚豊芥子の著書「街談文々集要」によれば、文化7(1810)年6月8日に江戸の田戸町で、ある牝犬の産んだ子犬の一匹が人間そっくりの顔であったという。一人の興行師がこれを聞きつけ、早速、人面犬の見世物として売り出したところ、押すな押すなの大人気となった。当時は「梅毒患者は牝犬と性交すると治癒する」との迷信があり、その結果、産まれたのがこの人面犬だと噂された。同じく江戸時代の文人にして水戸藩士の加藤曳尾庵の著書「我衣」によれば、文政2(1819)年4月29日、日本橋近郊で産まれた子犬が人面と言われ、江戸中の評判となって見物人がつめかけた。曳尾庵が見物人から聞いた話によれば、その子犬は猿の様な顔つきだったという。また瓦版によれば、その子犬の前脚が人間の足だったという。

出典:
Wikipedia
日本現代怪異事典(笠間書院)

作者ひとこと:
人面犬のデザインは、中年男性の顔を持った犬の姿に描きました。

2020年5月1日金曜日

「ゴム人間」



ゴム人間(ゴムニンゲン)

日本で目撃証言が報告されている怪異または怪人、妖怪。ゴム人間は、肌が緑色でゴムの様な質感をしている人間の姿をしているとされる。2003年頃、日本テレビのバラエティ番組「ダウンタウンDX」で俳優の的場浩司が目撃したと語った。それ以降、目撃証言が何度か報告されているようだ。母子で手を繋いで歩いていたゴム人間の姿も目撃されている。また、名前はゴム人間だが、見た目の印象でつけられた名称であるため、本当に肌がゴムの様な素材で出来ているのかは不明。

出典:
日本現代怪異事典(笠間書院)

作者ひとこと:
ゴム人間のデザインは、ゴムで出来た身体を持った妖怪をイメージして描きました。