自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2022年6月30日木曜日

「パンタソス」


パンタソス

ギリシア神話に登場する神。パンタソスは夢の神で、「オネイロイ」と呼ばれる夢の支配者である神々の内の一柱である。パンタソスという名前は「仮造者」という意味である。パンタソスは、木や石などの無生物の姿を取る夢の神で、パンタソスは、ややこしい非現実的な夢を生み出す神である。またパンタソスは、夢の中で無生物の姿を見せる役割を負っているとも言われている。また、オネイロイ達の中で、「モルペウス」は、人間が寝ている間に見る夢に、「ポベートール」は、動物が寝ている間に見る夢に、パンタソスは無生物が寝ている間に見る夢に、それぞれ働きかけるとも言われている。パンタソスは寝ている無生物に、大地や岩、水、木のイメージ、預言的な夢を提供するという。パンタソスは、夜の女神「ニュクス」の息子である。また別の説では、眠りの神「ヒュプノス」と、女神「パーシテアー」の間に生まれた子供であるとも言われている。

出典:
Wikipedia
ファンタジィ事典(「モルペウス」のページ)
神様コレクション

作者ひとこと:
パンタソスのデザインは、仮面を被った羊の様な頭と、蹄のある両手だけの姿の魔神の姿に描きました。

2022年6月29日水曜日

「ポベートール」


ポベートール<イケロス>

ギリシア神話に登場する神。ポベートールは夢の神で、「オネイロイ」と呼ばれる夢の支配者である神々の内の一柱である。ポベートールという名前は「怖れさせるもの」という意味である(または「威嚇者」という意味であるとも言われている)。ポベートールは、獣の形を取る夢の神で、ポベートールは悪夢を生む神である。またポベートールは、夢の中で動物の姿を見せる役割を負っているとも言われている。ポベートールは、夜の女神「ニュクス」の息子である。

出典:
Wikipedia
ファンタジィ事典(「モルペウス」のページ)
神様コレクション

作者ひとこと:
ポベートールのデザインは、狼か狐の様な頭と、長い爪の生えた両手だけの姿の魔神に描きました。

2022年6月28日火曜日

「バリオス」


バリオス

ギリシア神話に登場する幻獣、または神獣の一種。このバリオスは、ギリシア神話に登場する名馬の一つである。バリオスは、ハルピュイアの「ポダルゲー」と西風の神「ゼピュロス」の間に生まれた子供で、同じく名馬である「クサントス」とは兄弟である。バリオスとクサントスは共に不死であったとされる。またバリオスは、英雄「アキレウス」が所有する三頭の名馬の内の一頭であった。三頭の名馬の残りの二頭は、バリオスの兄弟であるクサントスと、名馬「ペーダソス」である。このバリオスとクサントスは元々、海神「ポセイドン」の所有する馬だったが、英雄「ペーレウス」と海の女神「テティス」が結婚した際に贈られた。その後、ペーレウスとテティスの子供であるアキレウスは、トロイア戦争に二頭を連れて行き、「エーエティオーン」との戦争で得た名馬ペーダソスとの三頭で自分の戦車を引かせた。アキレウスの死後、バリオスとクサントスは再びポセイドンの馬になったという。英雄アキレウスは、どんな馬よりも速く走れたが、バリオスとクサントスはアキレウスよりも更に速く走ったという。また、バリオスとクサントスは人間の言葉を理解し、話す事が出来た。バリオスとクサントスはアキレウスが死んだ時、涙を流して悲しみ、新たに主人を持つ事のないように、アキレウスの後を追って、アキレウスが焼かれている火葬壇の炎に身を投じようとしたという。

出典:
Wikipedia
幻想世界神話辞典
図説 幻獣辞典(幻冬舎コミックス)

作者ひとこと:
バリオスのデザインは、体全体に縞模様がある馬の姿に描きました。

2022年6月27日月曜日

「クサントス」


クサントス

ギリシア神話に登場する幻獣、または神獣の一種。このクサントスは、ギリシア神話に登場する名馬の一つである。クサントスは、ハルピュイアの「ポダルゲー」と西風の神「ゼピュロス」の間に生まれた子供で、同じく名馬である「バリオス」とは兄弟である。クサントスとバリオスは共に不死であったとされる。またクサントスは、英雄「アキレウス」が所有する三頭の名馬の内の一頭であった。三頭の名馬の残りの二頭は、クサントスの兄弟であるバリオスと、名馬「ペーダソス」である。このクサントスとバリオスは元々、海神「ポセイドン」の所有する馬だったが、英雄「ペーレウス」と海の女神「テティス」が結婚した際に贈られた。その後、ペーレウスとテティスの子供であるアキレウスは、トロイア戦争に二頭を連れて行き、「エーエティオーン」との戦争で得た名馬ペーダソスとの三頭で自分の戦車を引かせた。「パトロクロス」の死によってアキレウスが戦争に復帰したとき、女神「ヘラ」はクサントスの口を借りてアキレウスに死の運命を予言した。アキレウスの死後、クサントスとバリオスは再びポセイドンの馬になったという。英雄アキレウスは、どんな馬よりも速く走れたが、クサントスとバリオスはアキレウスよりも更に速く走ったという。また、クサントスとバリオスは人間の言葉を理解し、話す事が出来た。クサントスとバリオスはアキレウスが死んだ時、涙を流して悲しみ、新たに主人を持つ事のないように、アキレウスの後を追って、アキレウスが焼かれている火葬壇の炎に身を投じようとしたという。

出典:
Wikipedia
幻想世界神話辞典
図説 幻獣辞典(幻冬舎コミックス)

作者ひとこと:
クサントスのデザインは、体に斑点模様がある馬の姿に描きました。

2022年6月26日日曜日

「ケール」


ケール

ギリシア神話に登場する神、または悪霊の一種。ケールは死を司る女神、または女性の悪霊で、複数おり、複数形は「ケーレス」という。ケール自身、運命を司る女神であるが、他の運命の女神とは違い、不吉な運命を司っている。またケールは、死の運命をあらわす女神であるともされ、「死の運命」自体をケールとも呼ぶ。また、ケールという名前は「破滅」を意味する。このケールは暴力的な死を擬人化した存在で、黒い翼を持ち、長い歯と長い爪を持ち、戦場で死ぬべき人間を見つけると群がって来て、死骸の血を吸い、肉を喰らうとも言われている。ケール自身が人間達に死を与える決定権を持っているわけではなく、死が訪れると群がってくるというイメージに近く、まさに死を具現化した様な存在と言える。またケールは、非業の死を司る女神、または精霊であるとも言われ、戦場において死をもたらす存在である。人間を死に誘うその役目から悪霊とされる事も多いという。ケールは尖った鋭い爪を持ち、血で染まった真っ赤な衣を纏っている。戦いになると、目を輝かせ、口を歪め、鋭い歯を剥き出しにして、戦場を飛び回るという。またケールは「ハデスの犬」と呼ばれ、冥府の神「ハデス」の従者であるが、戦争を司る軍神「アレス」の従者でもある。ケールは、夜の女神「ニュクス」の娘達である。

出典:
Wikipedia
ファンタジィ事典
神統録@ウィキ
幻想世界事典

作者ひとこと:
ケールのデザインは、背中に翼を生やした女性の魔物の姿に描きました。

2022年6月25日土曜日

「スキロン」


スキロン<スキーローン>

ギリシア神話に登場する神。スキロンは「アネモイ」と呼ばれる風の神達の内の一柱であり、このスキロンは下位のアネモイである。ヘーシオドスやホメーロスが記述している内容によると、元来、この下位のアネモイ達は、怪物「テュポン」によって生み出された邪悪で粗暴な精霊「アネモイ・テュエライ(「嵐」という意味)」であり、雄のハルピュイアである「テュエライ」であった。スキロンは北西の風の神である。このスキロンという名前は、アッティカの祭事暦における春の終わりの3か月である「スキロポリオン」に由来する。スキロンは冬の始まりを表す大釜を傾ける髭の男として描写される。

出典:
Wikipedia(「アネモイ」のページ)
幻想世界事典

作者ひとこと:
スキロンのデザインは、頭に大釜を載せた、雲の様な髭を生やした頭だけの巨人の姿の風の神に描きました。

2022年6月24日金曜日

「リプス」


リプス

ギリシア神話に登場する神。リプスは「アネモイ」と呼ばれる風の神達の内の一柱であり、このリプスは下位のアネモイである。ヘーシオドスやホメーロスが記述している内容によると、元来、この下位のアネモイ達は、怪物「テュポン」によって生み出された邪悪で粗暴な精霊「アネモイ・テュエライ(「嵐」という意味)」であり、雄のハルピュイアである「テュエライ」であった。リプスは南西の風の神で、しばしば船の艫を支えた姿で描写される。またこの、南西の風の神であるリプスは、雲を運び青天を齎す神であるとも言われる。また、ピレウス港に向かって南西風が真直ぐに吹き込む事から、船の船尾を掴む有翼の男神の姿で描かれる事もある。

出典:
Wikipedia(「アネモイ」のページ)
幻想世界事典

作者ひとこと:
リプスのデザインは、獣の頭と、鳥の翼を持った風の神の姿に描きました。

2022年6月23日木曜日

「カイキアス」


カイキアス

ギリシア神話に登場する神。カイキアスは「アネモイ」と呼ばれる風の神達の内の一柱であり、このカイキアスは下位のアネモイである。ヘーシオドスやホメーロスが記述している内容によると、元来、この下位のアネモイ達は、怪物「テュポン」によって生み出された邪悪で粗暴な精霊「アネモイ・テュエライ(「嵐」という意味)」であり、雄のハルピュイアである「テュエライ」であった。カイキアスは、北東の風の神である。カイキアスは雹をちりばめた盾を構えた髭の男として描写され、カイキアスという名前はギリシア語で「邪悪」という意味である。

出典:
Wikipedia(「アネモイ」のページ)
ピクシブ百科事典(「アネモイ」のページ)

作者ひとこと:
カイキアスのデザインは、背中に雹をちりばめた盾を付けた、山羊か雄牛の様な頭をした風の神の姿に描きました。

2022年6月22日水曜日

「エウロス」


エウロス

ギリシア神話に登場する神。エウロスは「アネモイ」と呼ばれる風の神達の内の一柱である。アネモイと呼ばれる風神達は、東西南北の各方角を司っており、各々が様々な季節・天候に関連付けられていた。エウロスは、東風を司る神である。このエウロスは暖気と雨を運んでくる神と考えられており、逆さまになって水をこぼしている壺がエウロスの象徴であった。また一方で、東風の神エウロスは、不吉な神ともされていた。暖気と雨を運んでくるエウロスは、航海者達に恐れられた神であったとも言われている。古代ギリシアの叙事詩人であるヘーシオドスによれば、このアネモイ達は、星空の神「アストライオス」が父で、暁の女神「エーオース」が母であるという。

出典:
Wikipedia(「アネモイ」のページ)
幻想世界事典

作者ひとこと:
エウロスのデザインは、雲の上にある逆さまになった壺の中にいる風の神の姿に描きました。

2022年6月21日火曜日

「ノトス」


ノトス

ギリシア神話に登場する神。ノトスは「アネモイ」と呼ばれる風の神達の内の一柱である。アネモイと呼ばれる風神達は、東西南北の各方角を司っており、各々が様々な季節・天候に関連付けられていた。ノトスは、晩夏と豊かな秋を運ぶ南風の神である。南風の神であるノトスは、夏至を過ぎシリウスが昇る時期に吹く爽やかな風と関連付けられており、晩夏と秋を運んでくると考えられ、農作物の豊かな実りにつながるとされていた。一方で、南風の神ノトスは、時に暖かく吹き、時には疫病をもたらし、激しく吹いては農作物や穀物に被害を与えたりもする風神であるとも言われる。特に秋には雨や、激しい雹をもたらしたり、晩夏と秋に嵐を運んできたりして、人々から大いに恐れられた風神であったとも言われている。古代ギリシアの叙事詩人であるヘーシオドスによれば、このアネモイ達は、星空の神「アストライオス」が父で、暁の女神「エーオース」が母であるという。

出典:
Wikipedia(「アネモイ」のページ)
幻想世界神話辞典
幻想世界事典

作者ひとこと:
ノトスのデザインは、雲を身に纏った、巨大な鬼の様な姿をした神の姿に描きました。

2022年6月20日月曜日

「ヒッポカンポス」


ヒッポカンポス<ヒッポカムポス、ヒッポキャンプ、ヒッポキャンパス、シーホース>

ギリシア神話に登場する幻獣の一種。ヒッポカンポスは、海に棲息している半馬半魚の海馬で、ヒッポカンポスという名前も「海の馬」という意味である。ヒッポカンポスは、馬の上半身と、魚の下半身を持ち、水掻きを持っていた。また、蹄を持ったものや、翼の生えたものもいる。または、ヒッポカンポスの前半分は馬の姿であるが、鬣が数本に割れて鰭状になり、また前脚に水掻きがついている。胴体の後半分が魚の尾になっている、とも言われている。また、豹の様な頭や鰭状の脚を持った姿で描写される事もある。このヒッポカンポスは、ノルウェーとイギリスの間の海域に棲息していると言われている。ヒッポカンポスは、いつもは海中に棲んでいるが、食物を求めてしばしば陸上に現れるという。またヒッポカンポスは、海神「ポセイドン」が飼いならしている馬でもある。ヒッポカンポスは、ポセイドンの乗る戦車を牽く馬である。

出典:
Wikipedia
ピクシブ百科事典
幻想世界幻獣事典(笠倉出版社)
図説 幻獣辞典(幻冬舎コミックス)

作者ひとこと:
ヒッポカンポスのデザインは、背鰭の鬣と、鰭状の前脚を持った、半馬半魚の姿に描きました。

2022年6月19日日曜日

「サンガリオス」


サンガリオス<サガリオス、サガリース、サッガリオス>

ギリシア神話に登場する神の一柱。サンガリオスは、河川の神々である「ポタモイ」の内の一柱である。ポタモイ達は皆、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の子供達である。サンガリオスは、小アジア(アナトリア半島)のサンガリオス川(現在のサカリヤ川)の神である。サンガリオス川はプリュギア地方やビテュニア地方を流れて黒海に注ぐ川である。

出典:
Wikipedia(「ポタモイ」のページ、「サンガリオス」のページ)
神様コレクション

作者ひとこと:
サンガリオスのデザインは、魚の頭と蛙の様な手足を持った姿の河川の神の姿に描きました。

2022年6月18日土曜日

「エトン」


エトン<エトーン、アイトン、アイトーン>

ギリシア神話に登場する幻獣、または怪鳥の一種。エトンは巨大なハゲタカである。このエトンは、コーカサス山で「プロメテウス」の肝臓を日々食らい続けた。プロメテウスは、「ゼウス」によって火を取り上げられ、自然界の猛威や寒さに怯える人類を哀れみ、火があれば、人類は暖をとる事も出来、調理も出来ると考え、「ヘーパイストス」の作業場の炉の中にオオウイキョウを入れて点火し、それを地上に持って来て人類に「火」を渡した。人類はプロメテウスから与えられた火を基盤とした文明や技術など多くの恩恵を受けたが、同時に、その火を使って武器を作り戦争を始めるに至った。これに怒ったゼウスは、権力の神「クラトス」と暴力の神「ビアー」に命じてプロメテウスをコーカサス山の山頂に磔にさせ、プロメテウスを生きながらにして毎日肝臓を、巨大なハゲタカのエトンに啄まれる責め苦を強いた。プロメテウスは不死である為、プロメテウスの肝臓は夜中に再生し、後にヘラクレスがエトンを殺し、プロメテウスを責め苦から解放するまで、エトンによる拷問は行われ続けた。その生きたまま肝臓をエトンに啄まれる責め苦の刑期は三万年であった。エトンは、風の魔神「テュポン」と、その妻である魔神「エキドナ」の間に産まれた子供である。

出典:
Wikipedia(「プロメ-テウス」のページ)
神様コレクション

作者ひとこと:
エトンのデザインは、巨大なハゲタカの姿に描きました。

2022年6月17日金曜日

「テルモドン」


テルモドン<テルモドーン、テルモードーン>

ギリシア神話に登場する神の一柱。テルモドンは、河川の神々である「ポタモイ」の内の一柱である。ポタモイ達は皆、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の子供達である。

出典:
Wikipedia(「ポタモイ」のページ)
神様コレクション

作者ひとこと:
テルモドンのデザインは、頭に冠を被った魚の様な、イルカの様な姿をした河川の神の姿に描きました。

2022年6月16日木曜日

「テルメッソス」


テルメッソス<テルメーッソス>

ギリシア神話に登場する神の一柱。テルメッソスは、河川の神々である「ポタモイ」の内の一柱である。ポタモイ達は皆、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の子供達である。

出典:
Wikipedia(「ポタモイ」のページ)
神様コレクション

作者ひとこと:
テルメッソスのデザインは、頭に冠を被った魚の様な姿の河川の神の姿に描きました。

2022年6月15日水曜日

「レーソス」


レーソス<レソス>

ギリシア神話に登場する神の一柱。レーソスは、河川の神々である「ポタモイ」の内の一柱である。ポタモイ達は皆、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の子供達である。このレーソスは、トローアス地方(アナトリア半島の北西部、現在のトルコ、チャナッカレ県に属するビガ半島の歴史的名称)を流れるレーソス川の神である。

出典:
Wikipedia(「ポタモイ」のページ、「レーソス」のページ)

作者ひとこと:
レーソスのデザインは、龍の様な頭と、貝の体という姿をした河川の神の姿に描きました。

2022年6月14日火曜日

「ケブレン」


ケブレン<ケブレーン>

ギリシア神話に登場する神の一柱。ケブレンは、河川の神々である「ポタモイ」の内の一柱である。ポタモイ達は皆、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の子供達である。このケブレンは、イーリオス(トロイア)付近を流れるケブレーン川の神である。

出典:
Wikipedia(「ポタモイ」のページ、「ケブレーン」のページ)
神様コレクション

作者ひとこと:
ケブレンのデザインは、頭に四本の髭を生やした龍の様な姿の河川の神に描きました。

2022年6月13日月曜日

「クレウーサ」


クレウーサ<クレウーセー、クレウセ、クレウサ>

ギリシア神話に登場する「ナーイアス」という、泉や川の下級女神達、または泉や川の女性の妖精達の内の一柱。クレウーサは、テッサリアのナーイアスである。クレウーサという名前は「王女」、または「支配する女」という意味である。クレウーサは、地母神「ガイア」の娘である。また別の説では、クレウーサはガイアと海神「オケアノス」の娘であるとも言われている。クレウーサは、夫である河神「ペーネイオス」との間に「ヒュプセウス」「スティルベー」「ダプネー」「アンドレウス」を生んだ。また「テッサリデス」と呼ばれる娘達も生んだ。

出典:
Wikipedia
神様コレクション

作者ひとこと:
クレウーサのデザインは、女性の頭と魚の身体という姿をした、水の精霊というイメージで描きました。

2022年6月12日日曜日

「ペーネイオス」


ペーネイオス<ペネイオス>

ギリシア神話に登場する神の一柱。ペーネイオスは、河川の神々である「ポタモイ」の内の一柱である。ポタモイ達は皆、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の子供達である。このペーネイオスは、ギリシャのテッサリア地方を流れるペーネイオス川(現在のピニオス川)の神である。ペーネイオスは、大地母神「ガイア」の娘と伝えられる「クレウーサ」を妻とし、クレウーサとの間に「ヒュプセウス」「スティルベー」をもうけた。また「アンドレウス」「ダプネー」「キューレーネー」「イーピス」「メニッペー」といった子供もいた。

出典:
Wikipedia(「ポタモイ」のページ、「ペーネイオス」のページ)

作者ひとこと:
ペーネイオスのデザインは、巨大なノコギリザメの姿をした河川の神の姿に描きました。

2022年6月11日土曜日

「イーナコス」


イーナコス<イナコス>

ギリシア神話に登場する神の一柱。イーナコスは、河川の神々である「ポタモイ」の内の一柱である。ポタモイ達は皆、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の子供達である。このイーナコスは、ギリシャのアルゴス(アルゴリス)地方を流れるイーナコス川の神である。イーナコスは、自らと同じ、オケアノスとテテュスの子供である「メリアー」を妻とし、メリアーとの間に「ポローネウス」「アイギアレウス」をもうけた。また別の説では、ゼウスに愛された「イーオー」や、ミュケーナイの名の由来になった「ミュケーネー」、百眼の巨人「アルゴス」もまたイーナコスの子供であるとも言われている。ラテン語の著作家ガイウス・ユリウス・ヒュギーヌスによれば、イーナコスは「ポローネウス」の娘「ニオベー」の子である「アルゴス」の子「ピラントス」の子である「トリオパース」と「オレーアス」の子で、「クサントス」と兄弟であり、「アルゲイアー」との間に「イーオー」をもうけたという。しかし他所ではオケアノスの子で、姉妹のアルゲイアーとの間にポローネウスをもうけたとも述べている。神話によると、女神「へラ」と海の神「ポセイドン」がアルゴリス地方の領有をめぐって争った時、イーナコスは、この地の他の河神「ケーピーソス」「アステリオーン」とともにアルゴリスをヘラのものと判定した。ポセイドンは、この判定に怒ってイーナコス、ケーピーソス、アステリオーンの川を干上がらせたので、夏になるとこれらの川から水が消えてしまうとされる。あるいはポセイドンは怒って、この地を洪水で沈めてしまったので、ヘラはポセイドンに水を引かせるよう頼まなければならなかったともいう。またイーナコスは、アルゴリスの最初の王で、自分の名にちなんで川をイーナコス川と名付け、ヘラを祭祀したとも、イーナコスはエジプトからの植民者であったとも言われている。イーナコスをイーオーの父とする説では、イーナコスは「キュルノス」に命じてイーオーを探させたが、キュルノスは発見出来なかったので、カーリア地方(アナトリア半島南西部の古代の地名)のケロネーソス地方に移住した。またイーナコスはゼウスを糾弾しようとしたが、イーナコスはゼウスの送った復讐の女神達「エリニュス」に苦しめられ、ハリアクモーン川に身を投げた。そのため、ハリアクモーン川はイーナコス川と呼ばれるようになったという。

出典:
Wikipedia(「ポタモイ」のページ、「イーナコス」のページ)

作者ひとこと:
イーナコスのデザインは、頭に頭巾を被った、蛙かイモリ、サンショウウオの様な両生類の姿をした河川の神の姿に描きました。

2022年6月10日金曜日

「ケピソス」


ケピソス<ケーピーソス>

ギリシア神話に登場する神の一柱。ケピソスは、河川の神々である「ポタモイ」の内の一柱である。ポタモイ達は皆、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の子供達である。

出典:
Wikipedia(「ポタモイ」のページ)
神様コレクション

作者ひとこと:
ケピソスのデザインは、手に小さな三つ叉槍を持った河川の神の姿に描きました。

2022年6月9日木曜日

「キュテロス」


キュテロス<キュテーロス>

ギリシア神話に登場する神の一柱。キュテロスは、河川の神々である「ポタモイ」の内の一柱である。ポタモイ達は皆、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の子供達である。

出典:
Wikipedia(「ポタモイ」のページ)
神様コレクション

作者ひとこと:
キュテロスのデザインは、半人半魚の姿をした河川の神に描きました。

2022年6月8日水曜日

「エラシノス」


エラシノス

ギリシア神話に登場する神の一柱。エラシノスは、河川の神々である「ポタモイ」の内の一柱である。ポタモイ達は皆、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の子供達である。

出典:
Wikipedia(「ポタモイ」のページ)
神様コレクション

作者ひとこと:
エラシノスのデザインは、背中に草や樹木が生えている、サンショウウオやイモリの様な両生類の姿をした河川の神に描きました。

2022年6月7日火曜日

「マイアンドロス」


マイアンドロス

ギリシア神話に登場する神の一柱。マイアンドロスは、河川の神々である「ポタモイ」の内の一柱である。ポタモイ達は皆、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の子供達である。このマイアンドロスは、トルコ南部の川であるマイアンドロス川(現在のメンデレス川)の神である。

出典:
Wikipedia(「ポタモイ」のページ、「メンデレス川」のページ、「マイアンドロス」のページ)
神様コレクション

作者ひとこと:
マイアンドロスのデザインは、体に縞模様がある巨大魚の姿をした河川の神に描きました。

2022年6月6日月曜日

「オロンテス」


オロンテス<オロンテース>

ギリシア神話に登場する神の一柱。オロンテスは、河川の神々である「ポタモイ」の内の一柱である。ポタモイ達は皆、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の子供達である。このオロンテスは、レバノンに発し、シリアとトルコを流れる、オロンテス川の神である。

出典:
Wikipedia(「ポタモイ」のページ、「オロンテス川」のページ)
神様コレクション

作者ひとこと:
オロンテスのデザインは、巨大な魚の姿をした河川の神の姿に描きました。

2022年6月5日日曜日

「ボリュステネス」


ボリュステネス<ボリュステネース、ドニエプル>

ギリシア神話に登場する神の一柱。ボリュステネスは、河川の神々である「ポタモイ」の内の一柱である。ポタモイ達は皆、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の子供達である。このボリュステネスは、ロシアから始まって、ベラルーシを経てウクライナに流れ黒海に注ぐ、ドニエプル川の神である。

出典:
Wikipedia(「ポタモイ」のページ、「ドニエプル川」のページ)
神様コレクション

作者ひとこと:
ボリュステネスのデザインは、頭に巻き貝の冠を被った蛙の様な姿の河川の神の姿に描きました。

2022年6月4日土曜日

「エリッソン」


エリッソン<エリッソーン>

ギリシア神話に登場する神の一柱。エリッソンは、河川の神々である「ポタモイ」の内の一柱である。ポタモイ達は皆、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の子供達である。

出典:
Wikipedia(「ポタモイ」のページ)
神様コレクション

作者ひとこと:
エリッソンのデザインは、頭に冠を被った魚の姿の河川の神に描きました。

2022年6月3日金曜日

「イストロス」


イストロス

ギリシア神話に登場する神の一柱。イストロスは、河川の神々である「ポタモイ」の内の一柱である。ポタモイ達は皆、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の子供達である。イストロスは、イストロス川の神である。イストロス川というのは、古代ギリシア人がドナウ川下流につけた名称である。

出典:
Wikipedia(「ポタモイ」のページ、「ドナウ川」のページ)
神様コレクション
コトバンク

作者ひとこと:
イストロスのデザインは、頭に一本角があり、背中に亀の様な甲羅がある、怪物の様な、龍の様な姿の河川の神の姿に描きました。

2022年6月2日木曜日

「イムブラソス」


イムブラソス

ギリシア神話に登場する神の一柱。イムブラソスは、河川の神々である「ポタモイ」の内の一柱である。ポタモイ達は皆、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の子供達である。また別の説では、イムブラソスを、太陽神であり、医術や芸術、音楽、予言、数字を司る神でもある「アポロン」とニンフの「オキュロエ」の子供とする説もある。

出典:
Wikipedia(「ポタモイ」のページ)
神様コレクション

作者ひとこと:
イムブラソスのデザインは、魚の様な、獣の様な姿をした河川の神に描きました。

2022年6月1日水曜日

「カユストロス」


カユストロス

ギリシア神話に登場する神の一柱。カユストロスは、河川の神々である「ポタモイ」の内の一柱である。ポタモイ達は皆、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の子供達である。また別の説では、カユストロスを、英雄「アキレウス」とアマゾーンの女王「ペンテシレイア」の子供とする説もある。

出典:
Wikipedia(「ポタモイ」のページ)
神様コレクション

作者ひとこと:
カユストロスのデザインは、頭に冠を被った魚の姿をした、河川の神の姿に描きました。