自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2022年9月30日金曜日

「アスモデウス」


アスモデウス<アスモダイオス、アシュメダイ、アスモダイ、アスモデ、アスモダイ、アスマダイ、シュドナイ>


作者ひとこと:
アスモデウスのデザインは、人間と雄牛、雄羊の三つの頭を持ち、ガチョウの足と二本の毒蛇の尾を持った魔神の姿に描きました。

2022年9月29日木曜日

「アスタロト」


アスタロト<アシュタロト、アステロト、アスタロス、アシュタロス、アシタロス>


作者ひとこと:
アスタロトのデザインは、頭に王冠を被り、片手に毒蛇を巻き付けた、黒色の悪魔の姿に描きました。

2022年9月28日水曜日

「バエル」


バエル


作者ひとこと:
バエルのデザインは、王冠を被った人間と、猫と蛙の三つの頭を持った、人間の上半身と蜘蛛の下半身の姿の悪魔に描きました。

2022年9月27日火曜日

「鈎蛇」


鈎蛇(コウダ、コウジャ、ゴウシォ)<鉤蛇>

中国に伝わる怪蛇、怪物、または幻獣。鈎蛇の体長は20m以上あり、尾の先端が分かれている。この鈎蛇は水中におり、近くを動物が通りかかると、尾に生えた鈎で動物を水中に引き込んで捕食してしまう。鈎蛇の性格は凶暴で、猛獣にすら襲い掛かる。また鈎蛇は毒も持っている。鈎蛇と蛇との違いは、その尾で、鈎蛇の尾は先端が分かれており鈎の様になっている。宋の李石は「続博物誌」の2巻で、【先提山に鈎蛇があり、体長は七、八丈(約20~30m)で尾の先端は分かれて居り渓流の水中に住んでいた。そして尾の鈎を使って岸の上にいる人や牛を水中に引き込んで食べてしまった】と書いている。また、古代中国の地理書「山海経」の中山経には【東流は大江に注ぎ、その中に多くの大蛇(怪蛇)がいた】とある。本文中では大蛇としか呼ばれないこの蛇について、晋の郭璞(かくはく)は【今、永昌郡(現在の雲南省西部)に鈎蛇がおり、体長は数丈(一丈は約3m)で尾は分岐しており、水中にいて、尾の鈎で岸の上にいる人、牛、馬を(川に)引き込んでむさぼり食う】と註釈している。

出典:
プロメテウス
ピクシブ百科事典
Dragon Banquet~竜の宴~

作者ひとこと:
鈎蛇のデザインは、2つに分かれた尾の先端に鈎が付いた巨大な蛇の怪物に描きました。

2022年9月26日月曜日

「鎌鼬」


鎌鼬(カマイタチ)

窮奇、構太刀とも書かれる。日本各地で古くから知られている妖怪で、旋風(つむじかぜ)に乗って来ては人を切る魔獣である。野外で知らない間に鋭利な刃物で切った様な傷が出来るのは、この鎌鼬の仕業とされた。「想山著聞奇集」によれば、鎌鼬による傷は最初は痛みも出血もないが、後に激痛と大出血があり、死に至る場合もあるとしている。傷の大きさは大小色々で、白い骨が見えたというケースもあったらしい。傷は下半身に受ける事が多い事から、鎌鼬そのものは1尺(約30㎝)程しか飛び上がれないのではないかと記している。鎌鼬の伝承は北海道から本州、四国にかけてみられ、特に雪国に多い。地方によって、鎌鼬の正体が異なり、岐阜県の飛騨では鎌鼬の正体を3人の神として、1人目が人を倒し、2人目が切りつけ、3人目が薬を塗っていくので、切られても出血しないのだという。愛知県東部では、鎌鼬は旋風に乗って横行するもので、人の生き血を吸う為に傷つけるという。ここでは飯綱(イヅナ)とも呼び、昔、飯綱使いが弟子に飯綱の封じ方を伝授しなかった為に、逃げた飯綱がこうして悪さをするのだと伝わっている。「北越奇談」には、この現象は鬼神の刃に当たった事によるもので、故に構太刀と称するとある。現象そのものは同じでも、その正体などの説明は一様ではない事が分かる。また、何故か暦に関係した言い伝えもあり、新潟県西頚城郡や長野県北安曇郡では、暦を踏むと鎌鼬にあうと言い、東北地方には、鎌鼬の傷は古い暦を黒焼きにして、傷につけると治るとする土地があったという。鎌鼬は旋風中に真空空間が発生して起こる現象と言われるが、実験で証明されたわけではなく、いわば俗説にすぎないようである。鎌鼬は、両前足が鎌状になった鼬の妖怪であるともされる。非常に動きがすばやく、風の様に通り過ぎるとも言われてる。また、若いカップルがオープンカーで高速道路を走っていた時、女性の首が切断された。これは「カマイタチ」という怪異によるものなのだと言う。「学校の怪談大事典」(学校の怪談編集委員会編)に載る。同書には他に、腕をトラックの外に出して運転していた男がその腕をカマイタチによって切断された という話が載る。「怪異百物語6」(不思議な世界を考える会編)には、竜巻に入るとカマイタチに切られる、突風や旋風に当たると血は出ず痛みはないのに切り傷ができている、といった怪が報告されている。

出典:
日本妖怪大事典(角川書店)
図説 妖怪辞典(幻冬舎コミックス)
日本現代怪異事典(笠間書院)

作者ひとこと:
鎌鼬のデザインは、前脚が鎌の刃になった鼬の姿の妖怪に描きました。

2022年9月25日日曜日

「パイモン」


パイモン<ペイモン、パイモニア、バイモン>


作者ひとこと:
パイモンのデザインは、頭に王冠を被った、水鳥の様な足の魔王の姿に描きました。イラストでは、精霊の音楽隊は姿が見えず、宙に浮く楽器だけが音楽を奏でているイメージで描きました。

2022年9月24日土曜日

「ベレト」


ベレト<ビレト、ビュレト、ベレス、ビレット>


作者ひとこと:
ベレトのデザインは、頭に王冠を被り、手に宝珠と王笏を持った魔王の姿に描きました。

2022年9月23日金曜日

「ヴァースキ」


ヴァースキ<婆素鶏(バスケイ)>


作者ひとこと:
ヴァースキのデザインは、4つの目と8本の腕を持った半人半蛇姿の龍神に描きました。

2022年9月22日木曜日

「共工」


共工(キョウコウ)


作者ひとこと:
共工のデザインは、大きな口を持つ人間の様な頭と、3本爪の龍の体という姿の神に描きました。イラストの共工の頭は、固く尖っており、山々を頭突きで突き崩しやすい感じに描いてみました。

2022年9月21日水曜日

「ヴァッサゴ」


ヴァッサゴ


古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72の悪魔の序列3位であり、26個軍団を率いる地獄の君主。性格は温厚で、過去や未来の事を語り、隠されたものや失われたものを発見する。召喚時にどんな姿で現れるか知られていないが、「アガレスと性質は同じ」と言われることから、アガレスとしばしば似た様な姿で描かれるという。またヴァッサゴは「予言の貴公子」と呼ばれ、その姿は、三角形に近い白い骸骨の様な頭を持った、老人の姿をしている。目はこめかみ近くまでつり上がっているが盲目で、ただ異次元を見通す事だけは出来る。大きなワニに跨がり、右手にはカラスをとまらせている。ヴァッサゴは、全ての淫らな事と悪徳、女性が隠している秘密に通じ、その講釈をしたがる。過去、現在、未来の出来事に関して、かなりの知識を持っていて、失せ物を見つける力もある、とも言われている。またヴァッサゴは、痩せさらばえた盲目の翁の姿で、鳥を供にし、ワニに乗った姿で現れると言われる。アガレスとよく似た容姿だが、魔法書「ソロモンの小さき鍵」によると、性質も同一であると記されている。さらにアガレスと同じ堕天使でもある。この魔法書によると、ヴァッサゴは悪魔ではあるが善の性質を持っており、過去、現在、未来を告げる事を仕事とし、さらに隠されたものを見つけ出す能力を持っているとされる。また、淫猥な事や女性の秘事にも詳しいらしい、とも言われている。ヴァッサゴは、「精霊の職務の書」では「ウサグー」「ヴサグー」表記で登場。本書では率いる軍団の数は20。女性の愛を掻き立てる力、隠された宝物を見つけ出す力を持つ。本書によると「彼の行いにおいては真実で正義である」という。「ラッド博士のゴエティア」によると、ヴァッサゴに対抗する天使の名は「シタエル」である。

出典:
ピクシブ百科事典
幻想世界幻獣事典(笠倉出版社)
図説天使悪魔辞典(幻冬舎コミックス)
幻想世界の住人たちⅡ(新紀元社)

作者ひとこと:
ヴァッサゴのデザインは、手にはアガレスと同じオオタカをとまらせ、ワニに跨がった、眼窩に眼球がない老人の姿の悪魔に描きました。

2022年9月20日火曜日

「ヤ・オ・ガー」


ヤ・オ・ガー

アメリカの先住民族であるイロコイ族の神話に登場する精霊の一種。ヤ・オ・ガーは風の精霊の内の一体で、北風を司る。このヤ・オ・ガーは、熊の姿をしている。セネカ族の信仰によれば、風を司るのは「ガ・オー」という名の、人間に好意的な善霊で、そのガ・オーの住居の入口には、熊の姿をした北風の精霊「ヤ・オ・ガー」、ピューマの姿をした西風の精霊「ダジョジ」、ヘラジカの姿をした東風の精霊「オヤンドネ」、子鹿の姿をした南風の精霊「ネ・ア・ゴ」が閉じ込められており、これらの風の精霊達を支配する事によって、ガ・オーは季節の変化も司る事になっている。ガ・オーが住居の北の扉を開けた時に、ヤ・オ・ガーは呼応した。ヤ・オ・ガーは、普段はガ・オーによって支配されているが、ひとたび解放されると、ヤ・オ・ガーは冷たい嵐の様な風をもたらし、ヤ・オ・ガーの吐息は水を凍らせるとされている。または、嵐の様な冷たい風をもたらし、その息で世界を凍らせるとも言われている。

出典:
神様コレクション
神魔精妖名辞典
コトバンク
ピクシブ百科事典
幻想世界事典

作者ひとこと:
ヤ・オ・ガーのデザインは、首もとに雲を纏った、巨大な熊の姿の精霊に描きました。

2022年9月19日月曜日

「ダジョジ」


ダジョジ

アメリカの先住民族であるイロコイ族の神話に登場する精霊の一種。ダジョジは風の精霊の内の一体で、西風を司る。このダジョジは、ピューマの姿をしている。セネカ族の信仰によれば、風を司るのは「ガ・オー」という名の、人間に好意的な善霊で、そのガ・オーの住居の入口には、熊の姿をした北風の精霊「ヤ・オ・ガー」、ピューマの姿をした西風の精霊「ダジョジ」、ヘラジカの姿をした東風の精霊「オヤンドネ」、子鹿の姿をした南風の精霊「ネ・ア・ゴ」が閉じ込められており、これらの風の精霊達を支配する事によって、ガ・オーは季節の変化も司る事になっている。ダジョジは、西風によって高波を起こしたり、森の木々を薙ぎ倒したり出来る程の力を持っているが、普段はガ・オーによって抑えられている。またある時は、ダジョジはガ・オーに命じられて嵐と戦い、暴風雨をおさめた事もあった。またダジョジは、北風(ヤ・オ・ガーの事か?)を倒すとも言われている。

出典:
神様コレクション
神魔精妖名辞典
コトバンク
ピクシブ百科事典

作者ひとこと:
ダジョジのデザインは、体に雲を纏ったピューマの姿の精霊に描きました。

2022年9月18日日曜日

「カテュタユーク」


カテュタユーク


カナダの北部一帯や、アメリカ合衆国のアラスカ州や、グリーンランドに居住している先住民族であるイヌイットに伝わる(カナダ北東部にある東ハドソン湾・ポヴングニトゥク地方および、ケベック州に住むイヌイットに伝承されているとも)妖怪の一種。このカテュタユークは、胴体がなく、大きな頭が直接足に付いている女性の姿をしている。胸は頬から直接生えてきており、性器は顎にある。または、頭に直接、鳥の脚が生えており、頬に乳房、顎に性器を持つ「頭足人(頭から直接足が生えており、胴体がない人間の姿)」の姿をしている。髪の毛を翼にして空を飛び、顔には各性別をあらわすタトゥーが彫られている。このカテュタユークは、壁をすり抜ける事が出来、意のままに自由に、人間の住居の中に入る事が出来た。しかし、この壁をすり抜ける際、カテュタユークは、頭を良くぶつけてしまう事が多いとも言われている。うち捨てられたイグルーや、人が住まなくなったあばら家の中に侵入して、そのまま棲み着き、落ちている生ゴミや、残っている食べ物の残りカスを食べる。また、カテュタユークが棲み着いていると知らずにイグルーやあばら家に足を踏み入れた人の前に突然飛び出して来て、人間を驚かせる事もある。また、あばら家やイグルーの中に打ち捨てられた寝床の中に隠れる習性があり、たまたまその上に乗った人間を怖がらせたりする。また、人間を追いかけ回したりする事もあると言う。

出典:
神魔精妖名辞典
ピクシブ百科事典
和漢百魅缶
幻想動物の事典
世界の怪物・神獣事典(原書房)

作者ひとこと:
カテュタユークのデザインは、頬から乳房が生えている、頭から直接足が生えている、女性の妖怪の姿に描きました。

2022年9月17日土曜日

「イラック」


イラック


作者ひとこと:
イラックのデザインは、おくるみに包まれた、牙の生えた大きな口を持つ赤ん坊の姿に描きました。

2022年9月16日金曜日

「アマロック」


アマロック<アマロク>


作者ひとこと:
アマロックのデザインは、首から背中にかけて鬣を生やした、巨大な狼の様な猛獣の姿をした幻獣に描きました。

2022年9月15日木曜日

「イリン・アイ・トヨン」


イリン・アイ・トヨン


シベリアに居住するヤクート人(ヤクート族)における至高神。イリン・アイ・トヨンという名前の意味は「白い創造主」という。世界の臍に、イリン・アイ・トヨンの家畜留めの杭がある。その杭は世界樹であり、枝は天の七層に届き、根は地下の深淵で大地の霊の家の柱となっている。世界の初めの頃、イリン・アイ・トヨンが原初の海を歩いていた時、袋が浮かんでいるのを見つけた。イリン・アイ・トヨンが袋に問うと、袋は、海底の地面の住人である悪霊だと答えた。そこでイリン・アイ・トヨンは「もし海底に大地があるなら、その一片を私のところに持ってきなさい」と悪霊に命じた。すると悪霊は袋から飛び出し、海底から土を一塊持ってきた。イリン・アイ・トヨンは、その一塊の土を祝福し、海面に置いて、イリン・アイ・トヨンはその上に座った。悪霊は地面を引き伸ばして薄くし、イリン・アイ・トヨンを溺れさせようとしたが、大地は引き伸ばせば、それだけ大きく、しかも強固になっていった。こうして、現在の大陸が生まれたのだという。イリン・アイ・トヨンは、「ウル・トヨン」とも呼ばれているが、その場合、ウル・トヨン(イリン・アイ・トヨン)は、地下世界に住む邪悪な「アバアシ達(悪神達)」を統べている、とされている。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
イリン・アイ・トヨンのデザインは、4つの目を持った神の姿に描きました。手には悪霊が入っている袋を持っています。

2022年9月14日水曜日

「ネブッチョウ」


ネブッチョウ


作者ひとこと:
ネブッチョウのイラストは、体中から無数の手の様な触手が生えている怪蛇の姿に描きました。

2022年9月13日火曜日

「アモン」


アモン


古代イスラエル王国の第3代王「ソロモン」が、使役し、封印した72体の悪魔の内の一体。アモンは、40の軍団を率いる侯爵である。悪魔の君主の中でも最も屈強、強靱であると言われ、高い戦闘能力を持つともされている。また、このアモンは優れた詩を作る詩才があり、ソロモン王がアモンを召喚した時、アモンは見事な詩を披露したと言われている。アモンは悪魔の中でも珍しく義侠心があると言われ、「ルシファー」が神に反旗を翻し、反乱を起こした時に、アモンは義勇軍を引き連れ駆けつけたと言われている。

出典:
ピクシブ百科事典
「天使」と「悪魔」がよくわかる本(PHP文庫)
幻想世界幻獣事典(笠倉出版社)

作者ひとこと:
アモンのデザインは、梟の頭と狼の体、蛇の尾を持った姿の悪魔に描きました。イラストのアモンは、頭と背中に太陽円盤を付けています。

2022年9月12日月曜日

「クレナ」


クレナ


作者ひとこと:
クレナのデザインは、トウモロコシの髭の様な頭髪を生やした人型の精霊に描きました。

2022年9月11日日曜日

「ガミジン」


ガミジン


作者ひとこと:
ガミジンのデザインは、頭に冠、または帽子を被った馬の姿の悪魔に描きました。

2022年9月10日土曜日

「イテユン」


イテユン


主にロシアのシベリア北東端のチュクチ半島に住んでいる民族である、チュクチ族(チュクチ人)に伝わる精霊の一種。イテユンは、「ノタスカ・カラト(ノタスカ・ヴァイルギト)」と呼ばれる精霊達の内の一種である。このノタスカ・カラトは、荒野に棲む「ケレト(人間を害する精霊達)」で、一人旅をしている人間に襲い掛かる。ノタスカ・カラトは、黒く恐ろしい顔と黒い歯という姿で描写されるが、体が描かれる事はない。何故ならノタスカ・カラト達は頭だけを現すからだという。多くのノタスカ・カラト達は特定の名前を持っているわけではないが、数は多く、それぞれ、どれも違う顔をしている。夢や幻覚のなかでは、このノタスカ・カラトは黒い存在の集合の様な形で現れ、シャーマンに従うときも集団で動くという。ノタスカ・カラトの大きさは様々で、人間の指より小さくて、人間の体内に入り込んで膿瘍や腫瘍を起こすものもいる、というものである。イテユンは、癇癪の精霊で、ゆがんだ顔をしている。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
イテユンのデザインは、頭だけの精霊で、真っ黒い顔と逆立った髪の毛を持った姿に描きました。

2022年9月9日金曜日

「ゼピュロス」


ゼピュロス


作者ひとこと:
ゼピュロスのデザインは、背中に鳥の様な翼を生やした男神の姿に描きました。

2022年9月8日木曜日

「コグクプク」


コグクプク


アラスカのベーリング海沿岸に住むイヌイットの伝説と伝承に登場する怪物。コグクプクは、地中に棲息する巨大な怪物で、地表に出る事なく穴を掘り進めて、食物を探す事を強いられているが、コグクプクが地下にいる、より大きな理由は、コグクプクは、日の光を浴びると死んでしまう為である。真冬に一夜だけ、暗闇の中に姿を現わす。しかし、地表に長く留まり過ぎて太陽の光のために死んでしまったものは、今では白く色褪せた巨大な骨になっている。これがこの地方で発見されたマンモスの骨の説明になっている。

出典:
世界の怪物・神獣事典(原書房)

作者ひとこと:
コグクプクのデザインは、マンモスの牙の様な長い牙と、象の様な大きな耳と象の様な足、そして鱗に覆われた体を持つ巨大な怪獣の姿に描きました。

2022年9月7日水曜日

「ガホンガス」


ガホンガス


アメリカの先住民族であるイロコイ族の神話に登場する妖精、または精霊の一団。ガホンガスは、人里から離れた岩の間や水辺に住んでいる小人の妖精、または精霊である。ガホンガスは、イロコイ族において、三種族いるとされる小人の妖精の内の一つである(あとの二つは「オードワス」と「ガンダヤク(ガンダヤクス)」)。

出典:
神様コレクション
神魔精妖名辞典

作者ひとこと:
ガホンガスのデザインは、キノコの様な姿をした小人に描きました。

2022年9月6日火曜日

「オシャダゲア」


オシャダゲア


アメリカ合衆国北東部に住む先住民族のイロコイ族の伝承と信仰に登場する巨人。オシャダゲアは、大きな鷲の姿をしている。このオシャダゲアは「朝露の大鷲」とも呼ばれている。

出典:
世界の怪物・神獣事典(原書房)

作者ひとこと:
オシャダゲアのデザインは、オシャダゲアが森の火災を海水で消すと伝承されているので、背中に轟々と滝の様に流れ落ちる海水と、雨雲を背負った、大きな鷲の姿に描きました。

2022年9月5日月曜日

「ピュトン」


ピュトン


作者ひとこと:
ピュトンのデザインは、巨大な大蛇の姿をした怪物に描きました。尾に大きな水晶玉を持っています。

2022年9月4日日曜日

「マウィラフパク」


マウィラフパク


カナダの北部一帯や、アメリカ合衆国のアラスカ州や、グリーンランドに居住している先住民族であるイヌイットに伝わる怪物の一種。マウィラフパクは、人食いの女怪物である。このマウィラフパクは、女性の巨人の姿をしているという。

出典:
神様コレクション
アリアドネの意図

作者ひとこと:
マウィラフパクのデザインは、大きな口を持った女性の巨人、または魔物の姿に描きました。

2022年9月3日土曜日

「ガンダヤク」


ガンダヤク


作者ひとこと:
ガンダヤクのイラストは、魚の胴体と尾鰭、水掻きのある手足の男性の妖精、または小人の姿に描きました。頭からは、様々な植物が生えています。

2022年9月2日金曜日

「エウロス」


エウロス


作者ひとこと:
エウロスのデザインは、背中に鳥の様な翼を生やした風の神の姿に描きました。イラストのエウロスの下半身は、逆さまになった壺になっています。この壺の口から水を放出するイメージです。

2022年9月1日木曜日

「スキロン」


スキロン


作者ひとこと:
スキロンのデザインは、大釜を傾けている、一本足の鬼の様な姿をした、髭を生やした男の風の神に描きました。