コグクプク
イヌイットに伝わる、地中に棲息する巨大な怪物。地表に出ることなく、穴を掘り進めて食物を探す。もし地表に出て日の光を浴びると死んでしまう。真冬に一夜だけ、暗闇の中に姿を現す。地表に長く留まりすぎて、太陽の光のために死んでしまった者は、今では白く色あせた巨大な骨になっている。これが、この地方で発見されたマンモスの骨の説明になっている。
出典:
世界の怪物・神獣事典(原書房)
作者ひとこと:
コグクプクのデザインは、マンモスの骨と関係があるということだったので、マンモスや猪をイメージしました。地中を巨大な牙で掘り進めるイメージです。
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