ネブッチョウ
日本の埼玉県秩父市に伝わる妖怪で、憑き物の一種。「オサキ」「生団子」と共に「秩父の三害」と言われ、関東地方の憑き物として恐れられている。ネブッチョウは古くから家に付きまとっている小さな蛇の憑き物であり、その家の主人が誰かに怨みを抱くと、ネブッチョウはその考えを察して、怨みの相手を煩わせたり悩ませたりする。怨みが強い時は、ネブッチョウは相手の体を押し潰し、取り殺してしまう。更にネブッチョウのいる家の屋敷や田畑に触れるだけでも、必ず祟りがあると信じられ、祟りを恐れてそれらに触れる者がいなかったばかりか、その土地に踏み込もうとする者すらいなかった。また、ネブッチョウの家の子が縁組みで他の家へ行くと、ネブッチョウも一緒について行くので、ネブッチョウに憑かれた家は増えていく一方である。
出典:
Wikipedia
作者ひとこと:
ネブッチョウのデザインは、二本の触手が生えている奇怪な姿の蛇で描きました。
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