バエル
古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。66の軍団を率いる、地獄の東方を支配する王。72体の中の序列1番。ヒキガエルや猫、人間もしくはこれ等を全て併せ持った姿を取る。または猫、ヒキガエル、王冠を被った人間の頭を持った蜘蛛の姿の時もある。嗄れ声で話す。バエルを召喚した者を不可視にしたり、知恵を与えたりする力を持つ。悪魔に堕とされる前の本来の姿は、カナンを中心に崇められた嵐と慈雨の神「バアル(バール)」だった。
付注:
コラン・ド・プランシーの『地獄の辞典』では「バエル」は「バール」と別項目となっているが、両者の同一視についても触れられている。フレッド・ゲティングズは『悪魔の事典』において、バエルはバアルの別名であると述べている。
出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)
作者ひとこと:
バエルのデザインは、王冠を被った人間とヒキガエル、猫の頭を持った蜘蛛の姿に描きました。元が嵐と雨を司る神なので、背中から雲が湧き出しています。
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