自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。
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2025年1月1日水曜日

Happy New Year! 2025


明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

2024年12月23日月曜日

年末年始の更新について。


冬休みに入ります。「絵の紹介と解説」の更新は、2週間後の2025年1月6日(月)から再開します。

2024年12月16日月曜日

「テンコロバシ」


テンコロバシ<てん転ばし、てんころばし>

青森県八戸市でいう妖怪。雨模様の夜や、雨の降る夜に出る光り物で、大きな丸い光がグルグル転がって坂を上下するという。

出典:
和漢百魅缶
日本妖怪大事典(角川書店)

作者ひとこと:
テンコロバシのデザインは、発光する球体の姿の妖怪というイメージで描きました。

2024年5月31日金曜日

「西谷千彰」と「中川虹」


西谷千彰(ニシヤチアキ)<ワーゲン>

noho著の漫画『となりの妖怪さん』に登場するキャラクター。車の「つくも神(ツクモガミ)」。「西谷和彦(ニシヤカズヒコ)」のパートナー「奈美子」を病気で亡くした後、ひどく落ち込んでいた時に新生した愛車のワーゲンを、今はお互い思いやりながら、家族としての生活を送っている。人型の時は頭部が車の形、車の姿になった時は人を乗せて走ることができる。「大石ぶちお(オオイシブチオ)」とは自動車学校で知り合い、友だちになった。


中川虹(ナカガワレイン)

noho著の漫画『となりの妖怪さん』に登場するキャラクター。「河童(カッパ)」。縁ヶ森小学校5年生。同じクラスで、正義感が強く運動神経のよい「佐野龍(サノリョウ)」に憧れている。控えめでおとなしいが、自分の考えをしっかりと持っている。

出典:
『となりの妖怪さん』(イースト・プレス)

2024年5月17日金曜日

「大石ぶちお」と「坂木すず」


大石ぶちお(オオイシブチオ)

noho著の漫画『となりの妖怪さん』に登場するキャラクター。大石家の飼い猫が20歳になって新生した、「猫又(ネコマタ)」の青年。シャイなところがありながらも、新しい環境に溶け込もうと努力し、自分がなぜ妖怪になったのか、これから何をすべきかを悩んでいる。大石家の次男のたくみとは兄弟のような間柄。


坂木すず(サカキスズ)

noho著の漫画『となりの妖怪さん』に登場するキャラクター。「猫又」。300歳ぐらい。普段は人間に変化し、「山本五郎左衛門(サンモトゴロウザエモン)」の事務所のチーフマネージャーをしている。昔は恨みや憎しみを募らせていたが、山本の言葉に救われた。同じ猫又の先輩として、大石ぶちおを気にかけてくれている。

出典:
『となりの妖怪さん』(イースト・プレス)

2024年5月3日金曜日

「縁火山次郎坊」と「縁火山太善坊」


縁火山次郎坊(フチビヤマジロウボウ)<ジロー>

noho著の漫画『となりの妖怪さん』に登場するキャラクター。縁火山にある大杉から生まれた「カラス天狗(カラステング)」で、優しくてのんびりした性格。年齢は500歳ぐらい。鼻高天狗の太善坊(後述)と2人で暮らしていて、縁ヶ森の土地とひとびとを守っている。人間の女の子「杉本睦実(スギモトムツミ)」を見守り、気にかけている。


縁火山太善坊(フチビヤマタゼンボウ)<おっちゃん>

noho著の漫画『となりの妖怪さん』に登場するキャラクター。次郎坊(前述)と共に縁ヶ森の土地とひとびとを守っている「鼻高天狗(ハナダカテング)」。年齢は1200歳ぐらい。100年ほど前の戦争で片羽根を失った後、次郎坊に大天狗の地位を受け継がせた。穏やかでさっぱりした性格。仲間との釣りを楽しみにしていて、料理も上手い。

出典:
『となりの妖怪さん』(イースト・プレス)

2024年1月1日月曜日

Happy New Year!


明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

2023年4月1日土曜日

「ヅォマ・ケ・クォ」


ヅォマ・ケ・クォ

中国の貴州省に居住する少数民族であるラマゴカ族の伝承に登場する妖怪。ヅォマ・ケ・クォは、一つ目のある毛玉の様な姿をしているという。家の戸や窓を開けたままにしていると、その開けたままの戸や窓から、この妖怪が家の中に入って来てしまうという。ヅォマ・ケ・クォの姿は、普通、人間の目には見えない為、家の中に入られた事に気が付かない。ヅォマ・ケ・クォに入られた家では、火事や病、家畜の突然死などの不幸が相次ぐという。ラマゴカ族のシャーマンである「ビヘ・キシュニ」の目には、このヅォマ・ケ・クォが見える為、不幸が相次ぐ家では、ヅォマ・ケ・クォが家に入ったものと考え、ビヘ・キシュニに家の中のヅォマ・ケ・クォを追い出してもらうという。ビヘ・キシュニは、聖なる払子を持って、その家へ向かい、家の中にいるヅォマ・ケ・クォを見つけると、聖なる払子でヅォマ・ケ・クォを掃く様に家の外へと出し、そのままヅォマ・ケ・クォを払子で掃きながら、この妖怪を村の門の外へと掃き出すという。そして村を災いや魔物から守護する女神である「ラマトンカ・レウォ」に、二度とヅォマ・ケ・クォが村の中に入ってこないように祈願するという。

出典:
東洋神話妖怪事典(モンキー出版)
ラマゴカ族のシャーマニズム(モンキー出版)

作者ひとこと:
ヅォマ・ケ・クォのデザインは、一つ目のある毛玉姿の妖怪に描きました。

※こちらはエイプリルフールの創作です。

2022年11月11日金曜日

「ダイジン」と「すずめの椅子」


ダイジン

「すずめの戸締まり」に登場する存在。扉が存在する場所に現れては、主人公である岩戸鈴芽(イワトスズメ)たちを翻弄する、人間の言葉を話す白い猫。手のひらサイズの小さな体で、骨張ってげっそりと痩せていた。しかし煮干しを与えただけで、枯れ木のようだった痩せこけた体が、大福のような肉づきになった。黄色い目はビー玉のようで、真っ白な毛並みの中で左目だけが黒い毛で囲まれ、片目だけを殴られて隈取りされたようである。登場直後での感想は、鈴芽いわく、ずいぶんと哀れを誘う顔つきだという。


すずめの椅子(スズメノイス)

「すずめの戸締まり」に登場する存在。黄色いペンキが塗られた、木造りの古い小さな椅子。災いが出てこないよう、開いてしまった扉に鍵をかけて回る「閉じ師」の仕事をしている宗像草太(ムナカタソウタ)が、とある拍子に、岩戸鈴芽が幼少期に使っていた子供用の椅子に憑依(?)してしまった姿。口はないが、会話は可能のようだ。背板には、目に見立てて彫った凹みが二つあり、脚は一本欠けている。ダイジンによる呪いだと考え、白い猫を追いかけるもフェリーで見失い、もとに戻すため椅子の姿のまま、草太は鈴芽とともに、ダイジンが向かったであろう愛媛へ行くこととなった。

出典:
『小説 すずめの戸締まり』新海誠(角川文庫)

2022年8月8日月曜日

明日から神魔輪動界編がスタート【お知らせ】

2022年4月30日土曜日
「ウェルミヌス」

2022年8月7日日曜日
「ラレス」


「幻獣編」「シベリア周辺の地域編」「日本編」「中国編」「オセアニア編」「北米編」「中国編(2)」「悪魔・堕天使編」「日本編(2)」「インド・中国編」「オセアニア偏(2)」「日本編(3)」「仏教編」「中国編(3)」「東南アジア編」「日本編(4)」「仏教編(2)」「東南アジア編(2)」「朝鮮・中国少数民族・台湾編」「ギリシア・ローマ編」の20シリーズが終了し、明日からは21シリーズ目の「神魔輪動界編」が始まります。約100日(約3ヶ月)かけて、全100体を紹介していきます。


今回のシリーズは、今までご紹介したものと重複した妖怪・怪物・神なども含まれています。ですがイラストは異なります。リンクを記載しておくので、違いを比較してみるのも楽しいかもしれません。お楽しみに。 by ワンタ


※神魔輪動界のタイトルは、すみません、特に意味はありません。今までに描いた神魔(神様や魔物)を時間を置いてから描くと、また違った解釈になるという意味で名付けました。以前のイラストが輪廻し、別バージョンとして生まれ変わる様なイメージです。 by マゴラカ

2022年4月29日金曜日

明日からギリシア・ローマ編スタート【お知らせ】

2022年1月18日火曜日
「天赤」

2022年4月28日木曜日
「ドンジャサム」


「幻獣編」「シベリア周辺の地域編」「日本編」「中国編」「オセアニア編」「北米編」「中国編(2)」「悪魔・堕天使編」「日本編(2)」「インド・中国編」「オセアニア偏(2)」「日本編(3)」「仏教編」「中国編(3)」「東南アジア編」「日本編(4)」「仏教編(2)」「東南アジア編(2)」「朝鮮・中国少数民族・台湾編」の19シリーズが終了し、明日からは20シリーズ目の「ギリシア・ローマ編」が始まります。約100日(約3ヶ月)かけて、全100体を紹介していきます。


お楽しみに。 by ワンタ

2022年4月1日金曜日

「ロドゥリンオパ」


ロドゥリンオパ

中国の雲南省に居住する少数民族であるキンモ族の伝承に登場する妖怪。ロドゥリンオパは河や池の水中にいる妖怪である。この妖怪は水辺に近付いた人間を水中に引きずりこんで食べてしまう。その為、人々は年に一度、ロドゥリンオパのいる水辺で祭りを行い、祭りで牛や羊を生贄に捧げて、ロドゥリンオパを宥め、その一年間、ロドゥリンオパが人間を水中に引きずりこんで食べないように祈るという。キンモ族の伝承では、ロドゥリンオパは、龍が河や池で脱皮をして、脱ぎ捨てた古い皮が妖怪になったものであると言われている。

出典:
東洋神話妖怪事典(モンキー出版)

作者ひとこと:
ロドゥリンオパのデザインは、水中に棲んでいる大蛇の様な龍の様な姿の怪物に描きました。人間を食べる口は頭の上にある姿に描いてみました。

※こちらはエイプリルフールの創作です。

2022年1月17日月曜日

明日から朝鮮・中国少数民族・台湾編スタート【お知らせ】

2021年10月8日金曜日
「ムー」

2022年1月16日日曜日
「トゥハ・マウス」


「幻獣編」「シベリア周辺の地域編」「日本編」「中国編」「オセアニア編」「北米編」「中国編(2)」「悪魔・堕天使編」「日本編(2)」「インド・中国編」「オセアニア偏(2)」「日本編(3)」「仏教編」「中国編(3)」「東南アジア編」「日本編(4)」「仏教編(2)」「東南アジア編(2)」の18シリーズが終了し、明日からは19シリーズ目の「朝鮮・中国少数民族・台湾編」が始まります。約100日(約3ヶ月)かけて、全100体を紹介していきます。


お楽しみに。 by ワンタ

2022年1月1日土曜日

すみません、本日はお休みです。


明けまして、おめでとうございます。本年もどうぞ、よろしくお願いします。今年の干支は寅という事で、白虎が主催する酒宴に招待されました。最初は楽しかったのですが、だんだんと皆が酒に酔ってくると、檮杌(トウコツ)と窮奇(キュウキ)が酔って喧嘩を始めてしまい、宴の後半は双方をなだめる事に必死なまま宴は終わってしまいました。なだめるのに大変で、今日はほとほと疲れ切っている為、「絵の紹介と解説」の更新はお休みします。

by マゴラカ(ワンタ)

2021年10月7日木曜日

明日から東南アジア編(2)スタート【お知らせ】

2021年6月29日火曜日
「溝澗死鬼」

2021年10月6日水曜日
「噉屎尿鬼」


「幻獣編」「シベリア周辺の地域編」「日本編」「中国編」「オセアニア編」「北米編」「中国編(2)」「悪魔・堕天使編」「日本編(2)」「インド・中国編」「オセアニア偏(2)」「日本編(3)」「仏教編」「中国編(3)」「東南アジア編」「日本編(4)」「仏教編(2)」の17シリーズが終了し、明日からは18シリーズ目の「東南アジア編(2)」が始まります。約100日(約3ヶ月)かけて、全100体を紹介していきます。


お楽しみに。 by ワンタ

2021年6月28日月曜日

明日から仏教編(2)スタート【お知らせ】

2021年3月19日金曜日
「意富斗能地神」



2021年6月27日日曜日
「ルヤムベニトネブ」



「幻獣編」「シベリア周辺の地域編」「日本編」「中国編」「オセアニア編」「北米編」「中国編(2)」「悪魔・堕天使編」「日本編(2)」「インド・中国編」「オセアニア偏(2)」「日本編(3)」「仏教編」「中国編(3)」「東南アジア編」「日本編(4)」の16シリーズが終了し、明日からは17シリーズ目の「仏教編(2)」が始まります。約100日(約3ヶ月)かけて、全100体を紹介していきます。


お楽しみに。 by ワンタ

2021年4月1日木曜日

「月通様」


月通様(ゲツウサマ)<月通鬼(ゲツウキ)>

日本に伝わる妖怪の一種。月通様は、宮城県塩竈市に伝わる妖怪で、十五夜の前日の夜に現れる。月通様は、十五夜の前日の夜に外を徘徊している者で、人と道で出会うと「ゲツウ、ゲツウ」と言いながら、相手に人差し指を向ける。こうして月通様に指差された者は高熱を発し、薬も効かず医者に診せても原因が分からず、三日と経たない内に死に至ると言う。なので、この十五夜の前日の夜は、人々は決して外には出ず、家に籠っていなければならないのだと言う。

出典:
日本の妖怪と民族神(モンキー出版)

作者ひとこと:
月通様のデザインは、月通様が十五夜の前日に現れるという伝承から、月の様な頭を持った妖怪の姿に描きました。指は伝承通り、人差し指で相手を指差す様な感じにしてみました。






























※こちらはエイプリルフールの創作です。

2021年3月18日木曜日

明日から日本編(4)スタート【お知らせ】

2020年12月7日月曜日
「ビサン」



2021年3
月17日水曜日
「ベバルラン



「幻獣編」「シベリア周辺の地域編」「日本編」「中国編」「オセアニア編」「北米編」「中国編(2)」「悪魔・堕天使編」「日本編(2)」「インド・中国編」「オセアニア偏(2)」「日本編(3)」「仏教編」「中国編(3)」「東南アジア編」の15シリーズが終了し、明日からは16シリーズ目の「日本編(4)」が始まります。約100日(約3ヶ月)かけて、全100体を紹介していきます。


お楽しみに。 by ワンタ

2021年1月1日金曜日

すみません、本日はお休みです。

↑ 牛頭天王

↑ 牛女(左)、ミノタウロス(右)

今年の干支である丑を祝う「牛頭天王(ゴズテンノウ)」主催の酒宴に招待されました。招待されると牛頭天王は上機嫌で、その牛頭天王に勧められるがまま、「牛女(ウシオンナ)」がお酌するお酒をたくさん飲んでしまいました。ふと気が付くと家にいました。どうやらたくさんお酒を飲んで、会場で眠ってしまった私を「ミノタウロス」が家まで送り届けてくれたようです。まだお酒のせいで、ズキズキと頭痛がする為、今日の「絵の紹介と解説」の更新はお休みします。

by マゴラカ(ワンタ)

2020年12月6日日曜日

明日から東南アジア編がスタート【お知らせ】

2020年8月28日金曜日
「河伯」



2020年12月5日土曜日
「酒虫




「幻獣編」「シベリア周辺の地域編」「日本編」「中国編」「オセアニア編」「北米編」「中国編(2)」「悪魔・堕天使編」「日本編(2)」「インド・中国編」「オセアニア偏(2)」「日本編(3)」「仏教編」「中国編(3)」の14シリーズが終了し、明日からは15シリーズ目の「東南アジア編」が始まります。約100日(約3ヶ月)かけて、全100体を紹介していきます。


お楽しみに。 by ワンタ