自己紹介
このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。
2018年5月31日木曜日
「陰摩羅鬼(オンモラキ)」
陰摩羅鬼(オンモラキ)<陰魔羅鬼>
中国や日本に伝わる怪鳥。新しい死体から生じた気が化けたものとされる。充分な供養を受けていない死体が化けたもので、経文読みを怠っている僧侶の元に現れるともいう。宋の時代のこと、鄭州(テイシュウ)の崔嗣復という人が都の外の寺の宝堂の上で寝ていたところ、自分を叱る声で目を覚ました。見ると鶴のような姿で体色は黒く、眼光は灯火のような怪鳥がおり、崔が逃げると姿を消した。崔が寺の僧侶に事情を尋ねると、ここにはそのような妖怪はいないが、数日前に死人を仮置きしたという。都に戻って寺の僧に尋ねると、それは新しい死体の気が変化して生まれた陰摩羅鬼とのことだった。
出典
Wikipedia
作者ひとこと:
陰摩羅鬼のデザインは、伝承通りに描きました。
2018年5月30日水曜日
「応竜(オウリュウ)」
応竜(オウリュウ)<応龍>
中国の神話に登場する竜の一種。4本足で、コウモリか鷹のような翼があり、足には5本の指がある。天地を行き来することができ、また、水を蓄えて雨を降らせる能力がある。応竜は帝王の「黄帝(コウテイ)」に直属していた竜で、黄帝が魔神の「蚩尤(シユウ)」と戦ったときには、蚩尤に味方した巨人族の「夸父(コホ)」や蚩尤を応竜が倒した。応竜はこの戦いで消耗しきったため、天に帰る力を失い、以降は中国の南方の山中に蟄居(チッキョ)した。このため、応竜のいる南方の地には雨が多いのに、それ以外の場所は旱魃に悩むようになった。ときは過ぎ、人々を救うため治水工事に従事していた「禹(ウ)」は、応竜の元へ行き助けを求めた。応竜はそれに応じて、尻尾で大地を掃き、水路を作ることで治水に成功した。これにより応竜は、禹の功臣になった。応竜は霊妙な四種の瑞獣「四霊」の内の一体である。
出典:
Wikipedia
プロメテウス
作者ひとこと:
応龍のデザインは、伝承通りに描きました。
2018年5月29日火曜日
「鉛錫精(エンシセイ)」
2018年5月28日月曜日
「炎駒(エンク)」
2018年5月27日日曜日
「禹(ウ)」
禹(ウ)<大禹、夏禹、戎禹>
古代中国の伝説的な帝で、中国最古の夏王朝の始祖。父の「鯀(コン)」は天帝の命令で治水工事に従事していたが、失敗して天帝の怒りを買って殺された。その鯀の腹から、禹が生まれた。成長した禹は父の仕事を受け継ぎ、洪水を見事に治める。帝位に就いた禹は即位後しばらくの間、武器の生産を取り止め、田畑では収穫量に目を光らせ農民を苦しませず、関所や市場にかかる諸税を免除し、地方に都市を造るなどした。その結果、中国の内はもとより外までも朝貢を求めてくるようになった。妻である「塗山(トザン)の女」は、夫の禹が熊に変身して働く姿を見て恥じて石になり、息子の「啓(ケイ)」はその石から生まれた。禹は当初は、魚や龍の姿をした水神だったという説もある。
付注:
諡号(シゴウ。死後に送られる名前)が禹で、生前の姓名は姒文命(ジ・ブンメイ)。夏王朝創始後は、氏を夏后(カコウ)とした(夏后文命)。
出典:
Wikipedia
フランボワイヤン・ワールド
神の文化史事典(白水社)
作者ひとこと:
禹のデザインは、龍の姿の水神という説もあるので、半人半龍の帝の姿で描きました。
2018年5月26日土曜日
「烏頭虫(ウトウチュウ)」
2018年5月25日金曜日
「乳母娘娘(ウバニャンニャン)」
2018年5月24日木曜日
「倚(イ)」
2018年5月23日水曜日
「安王祠蛇(アンオウシダ)」
安王祠蛇(アンオウシダ)
中国の洪の翠巌(スイガン)にあった斉の安王(アンオウ)の祠に住んでいた主で、とても大きな大蛇。昔「死心(シシン)」という和尚がこの祠近くの寺にやって来ると、この祠が異常に人々からもてはやされている淫祠(インシ。いかがわしい神をまつったやしろ・ほこら)になっていたので、この祠を潰して寺の脇に移し、祠の跡地に庵(世捨て人や僧侶などの閑居する小さな草葺きの家)を結んで自分が住んでいた。すると死心が寝ているときに、主の大蛇が出没。しかし死心が大声で一喝したところ逃げて行った。次の夜は神の姿で現れ「余はもはやこの地に安住できぬ。ついては広南にひき移るによって60人ばかり人手が欲しい。そのこと、ぜひご了承くだされ」と言って来たので、死心はそれを許可した。すると翌日、寺で使っている壮夫(ソウフ。壮年の男性。また、勇壮な男性)たちが疫病にかかって、バタバタと急死。その数は、ちょうど60人だった。
出典:
和漢百魅缶
作者ひとこと:
安王祠蛇のデザインは、伝承通り大蛇の姿にしました。祠の主なので、冠を被っています。周りの人魂は、疫病で死んだ壮夫たちの魂です。魂たちを引き連れているイメージで描きました。
2018年5月22日火曜日
「菴羅女(アンラニョ)」
今日から中国編(2)スタート【お知らせ】
2018年2月5日月曜日
「ヌリャクサック」
↓
2018年5月20日日曜日
「オーゲリノ」
「北米編」も終わり、「幻獣編」「シベリア周辺の地域編」「日本編」「中国編」「オセアニア編」と、全6シリーズが終了しました。今日からは7シリーズ目、二度目の「中国編」が始まります。
お楽しみに。 by ワンタ
「ヌリャクサック」
↓
2018年5月20日日曜日
「オーゲリノ」
「北米編」も終わり、「幻獣編」「シベリア周辺の地域編」「日本編」「中国編」「オセアニア編」と、全6シリーズが終了しました。今日からは7シリーズ目、二度目の「中国編」が始まります。
お楽しみに。 by ワンタ
2018年5月21日月曜日
すみません、本日はお休みです。
↑ 木星人の夫(上)と妻(下)
地球に近くて古くからの付き合いがあるせいか、火星を経由して地球を訪れる星人の方々が多く、また今日も火星大使がきて、今度は木星人を紹介されました。火星大使いわく、木星人の夫であるユピテオが浮気をして、そのお詫びに妻であるユピーテの欲しいものを聞いたところ、地球にいる雷獣をペットにしたいというので、例のごとく僕のところに来たそうです。捕獲方法は僕しか知らず企業秘密なので、詳しく教えることは出来ませんが、同行して手伝ってもらうことにしました。しかし、出没ポイントで待っていると、雷獣が落ちた衝撃で山火事になってしまい、その鎮火と捕獲の作業で、一日を費やしてしまいました。なので、今日は疲れてしまい「絵の紹介と解説」の更新はお休みします。
by マゴラカ(ワンタ)
↑ 捕獲した雷獣
2018年5月20日日曜日
「恋する人体模型」と「わらうドッグマン」
恋する人体模型(コイスルジンタイモケイ)
都市伝説の一種。とある小学校の理科室に置かれている、感情を持った人体模型。恋をした一人の少女のために、イタズラをする男子に対して仕返しをしようとする。『妖怪ウォッチ』の完全な創作と考えられるが、昭和から平成にかけて流行った学校にまつわる怪談の一つとして、人体模型が動くというのはかなりポピュラーである。
出典:
妖怪ウォッチ シャドウサイド テレビ東京アニメ公式
Wikipedia「学校の怪談」
作者ひとこと:
恋する人体模型のデザインは、アニメ『妖怪ウォッチ シャドウサイド』を参考にしました。
わらうドッグマン
都市伝説の一種。「人面犬(ジンメンケン)」とは対照的に、毛深い人間の身体に犬の頭を持った姿をしている。吠えながら、鋭い爪で通りかかった人に襲いかかり、ときには全てを切り裂き、笑いながら去っていくと言われる。妖怪ウォッチ』の完全な創作と考えられ、もともと芸人に飼われていた犬で、お笑いに引き寄せられる性質がある。ツッコミのつもりで「なんでやねん」と言っ(吠え)ているらしいが、力が入りすぎてガラスを破壊するほどの強烈なパンチを繰り出す。
出典:
妖怪ウォッチ シャドウサイド テレビ東京アニメ公式
作者ひとこと:
わらうドッグマンのデザインは、アニメ『妖怪ウォッチ シャドウサイド』を参考にしました。
「ぬらりひょん」と「檎」
ぬらりひょん
ぬらりひょんは、日本の妖怪。滑瓢とも書く。一般に、瓢箪鯰(ひょうたんなまず)のように掴まえ所が無い化物であるとされる。江戸時代に描かれた妖怪絵巻などに、その姿が多く確認できるが詳細は不明である。現代では大多数の人に「妖怪の総大将」として広く認知されているが、このような特徴が民間で伝承されていたという実例や資料は確認されていない。鳥山石燕のぬらりひょんの図版の下につけられた「まだ宵の口の燈影にぬらりひよんと訪問する怪物の親玉」という解説から、後代における誤伝・俗説が共通認識として定着化したとされている。鳥山石燕の絵から推測された創作であり、藤沢衛彦の『妖怪画談全集 日本篇 上』によって「ぬらりひよんと訪問する怪物の親玉」という箇所から拡大解釈されていったに過ぎない、と村上健司や多田克己により指摘されている。昭和後期、藤沢のキャプションからの解釈を元とした「家に入って来る」あるいは「妖怪の総大将」であるという解説が水木しげるや佐藤有文の妖怪図鑑などを通じて一人歩きしたこと、テレビアニメ版『ゲゲゲの鬼太郎』の第3作(1985年放送開始)に主人公・鬼太郎を宿敵とみなす敵役として登場し「総大将」と作中で自称したことなどが総合的に「総大将」としてのイメージを有名なものとしたことが要因になったと見られている。以上のような特徴について国文学者・志村有弘は、伝承が本来の意味から隔たり人為的に歪曲されつつあると述べている。一方、京極夏彦は、現在その形で妖怪として機能しているので問題はなく、妖怪を生きた文化として捉えれば時代に合わせて変化することは構わないといった意見を述べている。京極夏彦は『ゲゲゲの鬼太郎』のテレビアニメ版第4作の101話にゲスト参加して脚本を書いているが、この中でぬらりひょんを本来の姿はタコの妖怪としている。
出典:
Wikipedia
作者ひとこと:
ぬらりひょんのデザインは、漫画『鬼灯の冷徹』を参考にしました。「裸の大将」姿のぬらりひょんが登場するのでTシャツに短パン、実際のシーンにはありませんでしたが、おにぎりやペンを手に持たせ、前にはキャンバスも描いてみました。
檎(ゴン)
『鬼灯の冷徹』に登場するキャラクター。狐の妖怪である「野干(ヤカン)」の落ちこぼれで、まともに働くことを嫌う典型的なダメ雄。自称「平和主義・自由主義」であり、乳飲み子時代に乳の取り合いから離脱したのから始まり、寺子屋時代には成績争いから離脱、就活時代に就職戦線から離脱。その後も、結婚、資格、貯蓄、マイホーム全てから離脱した。本人はさして危機感を持っておらず、いざとなったらミキちゃんのヒモになるという将来設計を考えている(ミキ当人は拒否をしている)。特技の変化すら面倒臭がるため、腐れ縁の仲である小判からは「狐じゃなくて狸」と評されている。ギャンブル好きの怠け者、且つ飄々とした呑気者だが、要領は非常に良い。かつて借金が理由で、八寒地獄の湖に沈められそうになったところを妲己に肩代わりされ、その返済契約(ただし金利はトイチ)により妲己の部下(召使い)として、妲己の店「花割烹狐御前(ハナカッポウキツネゴゼン)」で客引きをする。姉妹店のホストクラブ『狐の婿入り』(後の狐カフェ『ヤカンカン』)の店長も任されている。「好きこそものの上手なれ」で銭勘定はできるが自分の財布の管理はだらしなく、博打であぶく銭を稼ぐと身内相手に散財しては妲己や小判、隠神刑部からも借金するの繰り返し。ただし「細かな部分をフォローする」「ゴシップネタを提供する」など要領の良さを駆使して返済を延期してもらっている。作中一番の愛煙家で、檎のキセルから出る煙は、発言や状況などに関連した形になる。前述の通り、あまり変化は得意ではないが、たばこの煙を利用した「煙に巻く幻術」は得意で、賭博ではそれを使って勝利をしているという噂がある。
出典:
Wikipedia「鬼灯の冷徹」
ピクシブ百科事典「檎(ごん)」
作者ひとこと:
檎のデザインは、普段の人間の姿ではなく、ラバーストラップを参考にし、狐の姿で描きました。名前の由来から、リンゴを頭に載せてみました。
「オーゲリノ」
2018年5月19日土曜日
「アーゴペルター」
2018年5月18日金曜日
「アックスハンドル・ハウンド」
2018年5月17日木曜日
「ギリーギャルー」
2018年5月16日水曜日
「グーファス」
2018年5月15日火曜日
「グーファング」
2018年5月14日月曜日
「シャガマウ」
2018年5月13日日曜日
「瓜子姫」と「鶴の恩返し」
瓜子姫(ウリコヒメ)<瓜姫(ウリヒメ)、瓜子織姫(ウリコオリヒメ)、瓜姫子(ウリヒメコ)>
日本の昔話「うりこひめとあまのじゃく」に登場する、瓜から生まれた主人公。日本全国に広く分布しており、話の展開が地方によって異なる。東日本では姫が死んでしまうという結末になっているものが多い。言葉巧みに柿の木に上らされ墜落死するという筋のものや、ただ殺されるのみならず剥いだ生皮を天邪鬼がかぶり、着物を着て姫に成りすまし老夫婦に姫の肉を料理して食わせるといった陰惨な話も伝えられる。西日本では対照的に、木から吊るされたり降りられなくなっているだけで死んではおらず、助けられるという話になっていることが多い。天邪鬼の目的も単なるいたずらから、姫に成り代わり輿入れを図るなど様々である。姫に成りすました天邪鬼が輿入れしようとするのを、木に吊るされた姫(あるいは殺された姫の骨から化生した小鳥)が告発するという内容になっているものもあり、シンデレラなどに代表される花嫁入れ替わり型の民話の一形態とも考えられる。天邪鬼は物語の最後において往々にして殺される。その際にソバ畑や粟畑を馬で引き回したり、あるいは死体を捨てたために、それらの植物の茎が天邪鬼の血で赤く染まったとする由来譚になっていることが多い。
出典:
Wikipedia「うりこひめとあまのじゃく」
作者ひとこと:
瓜子姫のデザインは、『鬼灯の冷徹』を参考にしました。
鶴の恩返し(ツルノオンガエシ)
日本の民話で、動物報恩譚の一つ。一般に「翁が罠にかかった鶴を助け、その鶴が人間の女性に姿を変えて翁とその妻に恩を返す」という筋立てが知られているが、類似する話は日本全国で報告されており、文献・伝承によって細部で差違が見られる。鶴を助けた人物が翁ではなく若者である。その若者と人間に化けた鶴が世帯を持つ異類婚姻譚である。この類型は「鶴女房(つるにょうぼう)」として知られる。老夫婦ではなくて、老爺の一人暮らしであった。鶴は買ってきた糸でなく、自分の羽毛で機を織り、そのせいで日に日に痩せ細る娘を見かね、怪訝に思った翁が、機織りの部屋を覗く、娘が鶴に戻り若者の元を去った後、若者は自分の行いを悔やんで僧となる。一説には唐代のものとされる「鶴氅裒(かくしょうほう)」の寓話が原型であるという。古今東西に広く見られる「見るなのタブー」をモティーフとした物語の一つでもある。
出典:
Wikipedia「鶴の恩返し」
作者ひとこと:
鶴の恩返しのデザインは、『鬼灯の冷徹』を参考にしました。実際のシーンにはありませんが、鶴に花嫁衣装を着させた姿を描きました。
「雷神」と「すねこすり」
雷神(ライジン、イカヅチノカミ)<雷様(カミナリサマ)、雷電様(ライデンサマ)、鳴神(ナルカミ)、雷公(ライコウ)>
その名の示す通り、雷電を起こす神である。鬼のような形相で、虎の皮の褌(フンドシ)を身に着けている。雷雲に乗って、背負っている太鼓とばちで雷を落とすという。日本では古くから、各地で雷神祭なるものも行われており、福島県のある地方では、毎年六日をその日として、休日にしていたとも伝えられる。また雷神祭は、昔、落雷のあった日を記念するために設けられたといわれているところもある。茨城県では、ことに山間部で、落雷によって枯れた木を「雷神様の木」と称して、伐(キ)ることを慎むという。昔、といっても五十年ばかり前の話だが、雷は雲の上に乗っており、音がするのは雷が太鼓を叩くからだと思われていた。また、雷が落ちるときは、人間のヘソを取りに落ちると信じられていたから、夏などに子供がヘソを出していると、「」「それっ、雷にヘソを取られるぞーっ」といって、大騒ぎになったものである。だから雷を避けるには音がしたらヘソを隠し、蚊帳の中に入って、線香を立てるのが、よいとされていた。
出典:
決定版 日本妖怪大全(講談社)
作者ひとこと:
アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』に登場した「かみなり」のデザインは、雷神の伝承を元にして描きました。髪や髭を濃く描いたせいで、バランスを取るために体毛も足しました。
すねこすり
岡山県に伝わる妖怪の一種。ある男が、急な用事ができて夜道を急いでいると、折悪(オリア)しく雨が降りだした。雨宿りをしていると約束の時間に遅れるので、やむなく雨の中を走りはじめたのだが、犬のようなものがまとわりつき、足がもつれて転びそうになった。うるさい犬めと、足元を見たが犬などいない。気のせいかと思ってまた走りだしたところ、やはり何かが足にからみついて、走るのを妨げる。男は、恐ろしさのあまり、今は何の用事でどこへ急いでいるのかも忘れ、夜の道を無我夢中で逃げ出したという。漫画家の水木しげるは、著書に、伝承としての「犬のようなもの」という記述を採用しているが、挿絵や漫画『ゲゲゲの鬼太郎』では、体を丸めて耳を伏せた猫の姿に描写しており、類似したデザインの猫の根付が知られている。水木が関わった映画『妖怪大戦争』(2005年版)でも、黄色と白の毛の塊で可愛らしい目をしたすねこすりが多数登場し、登場人物から「猫?」と言われるものの、水木の画ほどは猫に似ておらず、丸まりもしない。
出典:
Wikipedia
決定版 日本妖怪大全(講談社)
作者ひとこと:
すねこすりのデザインは、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(6期)を参考に、可愛らしい外見で描きました。アニメ終盤で、傷口から妖気のようなものを発していたので、アニメ序盤で障子に映ったシルエットを、その傷口から出ているふうに描きました。
すみません、本日はお休みです。
↑ 雲外鏡(左)と金星人(右)
火星大使が突然、アレス皇帝の命令で来て、金星人を紹介されました。その金星人によると、鏡の中に別荘を作りたいとのことで、そのためには雲外鏡の力が必要らしく、最も地球に精通した火星人の案内で、地球にしかいない雲外鏡を探しに訪れたそうです。そして、僕が雲外鏡の所在を知っているということを知っているので、火星大使は僕のもとを訪れたようです。その雲外鏡は僕が知る限り、何者かに囚われていて、とある洋館に封印されているので、まずは救出するために向かいました。薄暗い洋館の中で無事に雲外鏡は救出しましたが、雲外鏡を封印した犯人「ムラサキカガミ」に見つかってしまい、襲われたところを必死に逃げました。そのとき、二手に分かれて探していた金星人と合流し、金星人の持っていた剣でムラサキカガミを退治することが出来ました。助けてもらったお礼に、雲外鏡は快く別荘作りに協力することになり、雲外鏡と金星人に別れを告げて帰って来ました。今日も疲れたので「絵の紹介と解説」の更新はお休みします。
↑ ムラサキカガミ
by マゴラカ(ワンタ)
2018年5月12日土曜日
「グラワッカス」
2018年5月11日金曜日
「パー」
2018年5月10日木曜日
「シャクラ」
2018年5月9日水曜日
「フラル」
2018年5月8日火曜日
「チャフル」
2018年5月7日月曜日
「ミガマメサス」
2018年5月6日日曜日
「レッドヘッド」と「もったいない男」
レッドヘッド
都市伝説の一種。「雄叫びの略奪魔」という枕詞が置かれるが、それがレッドヘッド自身による雄叫びなのか、レッドヘッドに遭遇した被害者による雄叫びなのか、は定かではない。赤い帽子を被った少年の姿をしているため、このような名前がついたとされる。カードゲームに熱中する少年たちの前に現れ、対戦を迫ってカードに登場するモンスターを出現させ、レアカードを奪うという。『妖怪ウォッチ』の完全な創作と思われ、その正体は「ジュニア」と呼ばれる妖怪である。見本があればジュニアは、どんなものにも姿を変えることができ、タヌキやキツネ、カワウソなどと同系統の妖怪と考えられる。ゴム風船のように、後ろにある栓を抜くと、みるみるうちに萎んで正体を現す。子供に相撲を挑んで、負けた子の尻子玉を抜くとされる「河童(カッパ)」に特徴が近く、レッドヘッドの持つドラゴンのレアカードは、他者を圧倒するほど強く到底かなわないという部分も、河童は大人よりも力が強くて相撲に負けない、という点と似ている。(これは、こじつけだろうか?)
出典:
妖怪ウォッチ シャドウサイド
Wikipedia「河童」
作者ひとこと:
ジュニアのデザインは、アニメ『妖怪ウォッチ』を参考にしました。いろんな姿に変えることができるので、「雄叫びの略奪魔レッドヘッド」や「ドラゴン」、モンキー書房のマスコットキャラである「モンキー」なども付け加えて描きました。
もったいない男
都市伝説の一種。食べ物を残した子供がいると、どこからともなく現れて取り憑く。憑かれた子供は食欲をなくし、最終的には餓死してしまう。特にラーメン屋で出没し、ラーメンを残されることを嫌う。おかしなTシャツを着た筋肉ムキムキの姿とされるが、その姿が見えるのは憑かれた本人だけである。その正体は現代付喪神(ツクモガミ)の一種で、寸胴丸(ズンドウマル)という寸胴が化けたものである。『妖怪ウォッチ』の完全な創作と思われ、潰れたラーメン屋の無念が集まった妖怪だと考えられる。実際に「餓鬼憑き(ガキツキ)」という、憑かれると空腹になって、一歩も動くことができなくなるものが存在する。しかし、餓鬼憑きは何か食べ物を口にすれば消えてしまうが、この寸胴丸は粘着質で、食べようと思っても食べることを許さないらしく、餓死するまでまとわりつくと言うんだから質(タチ)が悪い。
出典:
妖怪ウォッチ シャドウサイド
決定版 日本妖怪大全(講談社)「餓鬼憑き」
作者ひとこと:
もったいない男のデザインは、アニメ『妖怪ウォッチ』を参考にしました。シャドウサイドの寸胴丸の中に、もったいない男がいるような形で描いてみました。
「源義経」と「滝夜叉姫」
源義経(ミナモトノヨシツネ)
平安時代末期の武将で、鎌倉幕府を開いた「源頼朝(ミナモトノヨリトモ)」の異母弟。河内源氏の「源義朝(ミナモトノヨシトモ)」の九男として生まれ、幼名を「牛若丸(ウシワカマル)」と呼ばれた。平治の乱で父が敗死したことにより鞍馬寺に預けられ、大天狗「僧正房(ソウジョウボウ)」から武術を仕込まれたという伝説がある。軍記物や伝説によると11歳(15歳説も)のとき、僧になることを拒否して鞍馬山を駆け回り、武芸に励んだ鞍馬山で天狗の面を被った落人から剣術の手解きを受けたとされている。武蔵坊弁慶(ムサシボウベンケイ)」は道行く人を襲い、通りかかった帯刀の武者と決闘して、999本目まで集めた。五条大橋で1000本目を奪おうとしていたとき、笛を吹きつつ通りすがる義経と出会う。弁慶は太刀をかけて挑みかかるが、欄干を飛び交う身軽な義経にかなわず、返り討ちに遭った。弁慶は降参して、それ以来義経の家来となった。この決闘は後世の創作で当時五条大橋はまだなく、決闘の場所も『義経記(ギケイキ)』では清水寺での出来事とされている。また、現在の松原通が当時の「五条通り」であり、また、旧五条通「西洞院(ニシノトウイン)」に五条天神社が存在し、そこに架かる橋であったとも言われている。決闘の場所を五条大橋とするのは、明治の伽噺作家「巌谷小波(イワヤサザナミ)」の書いた『日本昔噺』によるもので、『尋常小学唱歌』の「牛若丸」もこれに従っている。
出典:
Wikipedia「源義経」「武蔵坊弁慶」
作者ひとこと:
源義経のデザインは、漫画『鬼灯の冷徹』を参考にしました。警察の一員ということなので、近くには「烏天狗」も描いてみました。
滝夜叉姫(タキヤシャヒメ)
「平将門(タイラノマサカド)」の娘とされる、伝説上の妖術使い。本来の名は「五月姫(サツキヒメ)」という。「天慶の乱(テンギョウノラン)」にて平将門は討たれ、一族郎党は滅ぼされるが、生き残った五月姫は怨念を募らせ、貴船明神の社に丑三つ時に参るようになった。満願の二十一夜目には貴船明神の荒御霊の声が聞こえ、五月姫は妖術を授けられた。荒御霊のお告げに従って滝夜叉姫と名乗った五月姫は下総国へ戻り、相馬の城にて夜叉丸や蜘蛛丸ら手下を集め、朝廷転覆の反乱を起こした。朝廷は滝夜叉姫成敗の勅命を「大宅中将光圀(オオヤノチュウジョウミツクニ、通称太郎)と山城光成に下し、激闘の末に陰陽の術を持って滝夜叉姫を成敗した。死の間際、滝夜叉姫は改心して平将門のもとに昇天したという。伝説では妖術使いとされるが、実際は尼寺に逃げ尼として生涯を遂げている。
出典:
Wikipedia
作者ひとこと:
滝夜叉姫のデザインは、漫画『鬼灯の冷徹』を参考にしました。衣装も白で背景も白なので、髪は原作と異ない、黒にしました。近くには召喚したふうな感じで「がしゃどくろ」も描き、平将門の娘なので頭には「平家」と書かれた墓石を載せてみました。
「スカデガムトゥク」
2018年5月5日土曜日
2018年5月4日金曜日
「ホイタ」
2018年5月3日木曜日
「コロウィシ」
2018年5月2日水曜日
「ウヘポノ」
2018年5月1日火曜日
「スカテネ」
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