自己紹介
このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。
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2018年5月27日日曜日
「禹(ウ)」
禹(ウ)<大禹、夏禹、戎禹>
古代中国の伝説的な帝で、中国最古の夏王朝の始祖。父の「鯀(コン)」は天帝の命令で治水工事に従事していたが、失敗して天帝の怒りを買って殺された。その鯀の腹から、禹が生まれた。成長した禹は父の仕事を受け継ぎ、洪水を見事に治める。帝位に就いた禹は即位後しばらくの間、武器の生産を取り止め、田畑では収穫量に目を光らせ農民を苦しませず、関所や市場にかかる諸税を免除し、地方に都市を造るなどした。その結果、中国の内はもとより外までも朝貢を求めてくるようになった。妻である「塗山(トザン)の女」は、夫の禹が熊に変身して働く姿を見て恥じて石になり、息子の「啓(ケイ)」はその石から生まれた。禹は当初は、魚や龍の姿をした水神だったという説もある。
付注:
諡号(シゴウ。死後に送られる名前)が禹で、生前の姓名は姒文命(ジ・ブンメイ)。夏王朝創始後は、氏を夏后(カコウ)とした(夏后文命)。
出典:
Wikipedia
フランボワイヤン・ワールド
神の文化史事典(白水社)
作者ひとこと:
禹のデザインは、龍の姿の水神という説もあるので、半人半龍の帝の姿で描きました。
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