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2025年7月25日金曜日

「乳吸い」


乳吸い(チチスイ)<ベス・ペナジェン>

マレーシアに伝わる妖怪の一種。乳吸いは、マレー半島のジャングルの奥地に棲んでおり、夜になると民家にやって来て、人間の女性の乳を吸うと言われている。この乳吸いが特に好むのは、産後まもない女性の張った乳であるという。乳吸いは、一人の女性に目をつけると、その女性のところに毎夜やって来て、その女性が痩せ細るまで乳を吸うのを止めないという。この妖怪は、出産直後の女性にとっては、憎むべき妖怪である。「乳吸い」というくらいだから、他の食物には興味がないようで、人間の女性の乳が吸えない時には、自分の乳を吸うという。乳吸いの乳房は中央に1つだけで、だらりと垂れ下がっており、乳吸いが自分で吸うときには、これを両手で支えて口に含むという。

出典:
ピクシブ百科事典(「マレーシアの妖怪」のページ)
妖怪世界遺産

作者ひとこと:
乳吸いのデザインは、乳房が一つだけある、獣の様な姿の妖怪に描きました。

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