ページ

2025年8月18日月曜日

「荒火」


荒火(アレビ)

石川県鳳至郡能都町高倉地区(現・鳳珠郡能登町)に伝わる怪火の一種。昔、海上に青い火が焚かれているように見える時があった。これを「荒火」と呼び、雨が降った晩とか小雨が降る晩に出てくる。その高さは三、四尺(約0.9m~1.2m)ほどで、同じ船に乗っていた三人が同時に見たが、害を加えてくることはなかったという。

出典:
日本怪異妖怪事典 中部(笠間書院)
怪異・妖怪伝承データベース

作者ひとこと:
荒火のデザインは、燃え上がる怪火の姿に描きました。

0 件のコメント:

コメントを投稿