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2017年5月20日土曜日

「手負蛇」と「葛の葉」



手負蛇(テオイヘビ)

江戸時代の奇談集「絵本百物語」にある蛇の怪異譚。
蛇は陰気を好む生物であるために執念深い性格で、
傷をつけた相手には必ず仇をなすとされる。
草むらに追い込む相手に対しては、目に毒を吹き
かけて病気にさせ、頭を切り落とされようものなら、
その者の釜に飛び込んで食中毒に遭わせる。

出典:
Wikipedia




葛の葉(クズノハ)

日本に伝わる存在。安倍保名(アベノヤスナ)が
信太(しのだ:現在の大阪府和泉市)の森を訪れた際、
狩人に追われていた白狐を助けてやるが、
その際に怪我をしてしまう。そこに葛の葉という
女性がやってきて、保名を介抱して家まで送り届ける。
葛の葉が保名を見舞っているうち、いつしか二人は
恋仲となり、結婚して童子丸という子供をもうける。
童子丸が五歳のとき、葛の葉の正体が
保名に助けられた白狐であることが知れてしまう。
葛の葉は歌を一首残して、信太の森へ帰っていった。
安倍保名と葛の葉の子供、童子丸が、
陰陽師として知られる、のちの安倍晴明である。

出典:
Wikipedia

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