応竜(オウリュウ)<応龍>
中国の神話に登場する竜の一種。4本足で、コウモリか鷹のような翼があり、足には5本の指がある。天地を行き来することができ、また、水を蓄えて雨を降らせる能力がある。応竜は帝王の「黄帝(コウテイ)」に直属していた竜で、黄帝が魔神の「蚩尤(シユウ)」と戦ったときには、蚩尤に味方した巨人族の「夸父(コホ)」や蚩尤を応竜が倒した。応竜はこの戦いで消耗しきったため、天に帰る力を失い、以降は中国の南方の山中に蟄居(チッキョ)した。このため、応竜のいる南方の地には雨が多いのに、それ以外の場所は旱魃に悩むようになった。ときは過ぎ、人々を救うため治水工事に従事していた「禹(ウ)」は、応竜の元へ行き助けを求めた。応竜はそれに応じて、尻尾で大地を掃き、水路を作ることで治水に成功した。これにより応竜は、禹の功臣になった。応竜は霊妙な四種の瑞獣「四霊」の内の一体である。
出典:
Wikipedia
プロメテウス
作者ひとこと:
応龍のデザインは、伝承通りに描きました。
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