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2018年5月31日木曜日

「陰摩羅鬼(オンモラキ)」



陰摩羅鬼(オンモラキ)<陰魔羅鬼>

中国や日本に伝わる怪鳥。新しい死体から生じた気が化けたものとされる。充分な供養を受けていない死体が化けたもので、経文読みを怠っている僧侶の元に現れるともいう。宋の時代のこと、鄭州(テイシュウ)の崔嗣復という人が都の外の寺の宝堂の上で寝ていたところ、自分を叱る声で目を覚ました。見ると鶴のような姿で体色は黒く、眼光は灯火のような怪鳥がおり、崔が逃げると姿を消した。崔が寺の僧侶に事情を尋ねると、ここにはそのような妖怪はいないが、数日前に死人を仮置きしたという。都に戻って寺の僧に尋ねると、それは新しい死体の気が変化して生まれた陰摩羅鬼とのことだった。

出典
Wikipedia

作者ひとこと:
陰摩羅鬼のデザインは、伝承通りに描きました。

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