欽䲹(キンヒ)
古代中国の地理書「山海経(センガイキョウ)」に記されている神。その姿ははっきりしていないが「黄帝(コウテイ)」の時代に「鼓(コ)」と共に「祖江(葆江)」という神を殺したために、黄帝の使者によって退治され、死後は「大鶚(タイガク)」という怪鳥に生まれ変わった。大鶚が出現した地方では、近いうちに大きな戦乱が起こる。
出典:
神魔精妖名辞典
龍学 ‐doragonology‐
作者ひとこと:
欽䲹のデザインは、山海経には姿がはっきりしていないというので想像ですが、山海経によく出てくる人面獣身の姿にし、悪い神なので餓鬼のようなお腹や複数の目や裂けた口など、異形に描きました。
0 件のコメント:
コメントを投稿