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2018年6月8日金曜日

「玄武(ゲンブ)」



玄武(ゲンブ)

中国の天の四方の方角を司る霊獣「四神」の一体で、北方を守護する水神。玄は黒を意味し、黒は五行説では北方の色とされ、水を表す。古代中国において亀は「長寿と不老」の象徴、蛇は「生殖と繁殖」の象徴で、後漢末の魏伯陽は、玄武の亀と蛇の合わさった姿を「玄武は亀蛇共に寄り添い、もって牡牝となし後につがいとなる」と、陰陽が合わさる様子に例えている。また玄武は、冥界と現世を往来して、冥界にて亀卜の神託を受け、現世にその答えを持ち帰ることが出来る。玄武の「武」は、玄武の武神としての神性に由来するが、武神としての神性は信仰を得られず、唐宋以降に伝わらなかった。後漢の蔡邕(サイヨウ)は「北方の玄武、甲殻類の長である」と述べた。

出典:
Wikipedia

作者ひとこと:
玄武のデザインは、伝承通りの姿に描き、頭に冠を被らせました。

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