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2019年7月19日金曜日

「アナヴァタプタ」



アナヴァタプタ

インド神話に登場する、蛇族ナーガ達の諸王であるナーガラージャの一人で、仏教では釈迦如来(シャカニョライ)の眷属である八柱の神々、天竜八部衆(テンリュウハチブシュウ)に所属する竜族を率いる八柱の王・八大竜王の一柱。漢訳では「阿那婆達多竜王(アナバダッタリュウオウ。龍王とも)」と呼ばれ、他の八大竜王と共に水中の主であり、幾千万億の眷属の竜達を率いている。アナヴァタプタはヒマラヤの北方にある八百里にも及ぶ岸部が金銀、瑠璃、水晶の四宝から成っている池・阿耨達池(アノクダッチ。無熱悩池、ムネツノウチ)に棲んでおり、四方に大河を出して人間の住む大陸・ 閻浮提(エンブダイ。贍部洲、センブシュウ)を潤す。アナヴァタプタは大変慈悲深く菩薩の化身として尊崇せられた。また、アナヴァタプタは馬形の龍達の王である。

出典:
Wikipedia
幻想世界事典

作者ひとこと:
アナヴァタプタのデザインは、艶やかな長髪を持ち冠を被った、穏やかな大蛇の姿に描きました。

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