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2019年7月18日木曜日

「斗母元君」



斗母元君(トボゲンクン)<斗姆元君、斗母娘娘、斗母洪恩天后円明道姥天尊、中天梵气斗母元君>

中国神話に登場する道教の女神で、仏教の神・摩利支天(マリシテン)が道教に取り入れられて誕生した女神である。斗母元君は四つの顔を持ち、六本か八本の腕を持った異形の女神の姿をしている。斗母元君は人間の運命を左右し、人間達の寿命を管理している。また人々に困難が起こった時は、西天摩利支天大聖に変化して人々の困難の原因と戦い、人々を救い、あらゆる災難を除き、利益を賦与する女神である。また中国東北部や河北省などでは斗母元君を子授けの女神として祀る習慣があり、人々に崇拝されていた。また昔、龍漢に周御という国王がいたが、周御の妃の紫光夫人こそが斗母元君だという伝説がある。それによると紫光夫人は早くから聖子を産んで天地を補佐したいという大願を持っていた。ある春の日のこと、金蓮の咲き満ちた玉池の畔で紫光夫人が裸で沐浴していたところ不思議な感覚を覚え、やがて九人の子供を産んだ。その九人の子供の最初の二人が天皇大帝と北極紫微大帝となり、残りの七人がそれぞれ貪狼星、巨門星、禄存星、文曲星、廉貞星、武曲星、破軍星の北斗の七星になった。

出典:
Wikipedia
フランボワイヤン・ワールド

作者ひとこと:
斗母元君のデザインは、四つの頭と八本の腕を持った女神の姿に描きました。

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