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2019年9月1日日曜日

「クバンダ」



クバンダ

インド神話に登場する魔神。女性しかいない種族とされる。クバンダという名前の「クヴァ(クバ)」とは瓶を意味する「カバ(クンバ)」の事で、クバンダ達は瓶の様な性器を持っている。人間の男性を誑(タブラ)かしては精気を吸い取る魔物達であるとされる。またクバンダが瓶そのものに変身する事も出来る。またクバンダは人間の睡眠を妨げて災難を引き起こす魔物でもある。インド神話ではクバンダ達は暴風神ルドラに付き従う従者達として登場する。クバンダの姿は人身馬頭の姿で描かれる。またクバンダは甕(カメ)の形の陰嚢(インノウ)を持っているともされ、仏教ではクバンダは「陰嚢」または「甕形鬼」と漢訳される。またクバンダの睾丸の大きさから「冬瓜鬼」とも呼ばれる。仏教ではクバンダは「鳩槃荼」と漢訳され、鳩槃荼衆として種族ごと仏法と仏教徒を守護する神々・護法善神(ゴホウゼンジン)に取り入れられた。鳩槃荼衆は護法善神の中でも鬼神に入る。鳩槃荼衆は四天王に仕える八種の鬼神・八部鬼衆の一種であり、鳩槃荼達は南方を守護する増長天(ゾウチョウテン)に眷属として仕えている。クバンダ(鳩槃荼)達は元来、女性しかいない種族とされていたが密教では男女がいるとされ、男女とも身長は3cm程で馬の頭を持ち、黒い肌で赤い布をまとっているとされる。

出典:
Wikipedia
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作者ひとこと:
クバンダのデザインは、馬の頭と蹄のある脚を持った女性の怪人の様な姿に描きました。

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