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2020年2月7日金曜日

「穴渡神」



穴渡神(アナノワタリノカミ)<穴済神(アナワタリノカミ>

日本神話に登場する神。「日本書紀(ニホンショキ)」によると、穴渡神は、吉備の穴済(キビノアナワタリ=広島県福山市の海)の神で、穴渡神には害をなす心があり、道を行く人々に毒気を放って苦しめる荒ぶる神であった。しかし、熊曾を退治して海路、大和に帰る途中だった「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」に穴渡神は殺されて、退治された。また「古事記(コジキ)」に、倭建命(ヤマトタケルノミコト)は熊襲建(クマソタケルノミコト)を討った後、山の神、河の神、穴戸の神(アナトノカミ)を平定したとあり、この「穴戸の神」と「穴渡神」は、同じ神であると思われる。

出典:
Wikipedia(「ヤマトタケル」のページ)
日本の神話・神社まとめ(「西国遠征の報告」のページ)
週刊 日本の神社 第43号「秩父三社」(デアゴスティーニ・ジャパン)(「神話を読む」のページ)

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