金大昇(キンタイショウ)
中国で明代に成立した小説「封神演義」に登場する、
「梅山の七怪(バイザンノシチカイ)」という梅山に住む
七人の妖魔の一人。正体は水牛である。
体内に碗ほどの大きさの牛黄(ゴオウ:牛の胆嚢結石)
を隠し持ち、これを吐き出して、周の「鄭倫(テイリン)」を
殺した。最後は「哪吒(ナタ)」と「楊戩(ヨウセン)」に追われ、
本性の水牛の姿を現して逃げたが、女神「女媧(ジョカ)」に
首に「縛妖索(バクヨウサク)」を、鼻に鼻環を掛けられ、
動けなくなり、周の陣営で首を斬り落とされ処刑された。
出典:
駄君主とパンダ色の仲間達
封神演義大図鑑(光栄)
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