国之狭土神(クニノサヅチノカミ)<国狭槌尊(クニノサヅチノミコト>
日本神話に登場する神。「古事記(コジキ)」によると、「伊邪那岐命(イザナギノミコト)」と「伊邪那美命(イザナミノミコト)」の間に生まれた山の神の「大山津見神(オオヤマツミノカミ)」と、野の女神である「鹿屋野比売神(カヤノヒメノカミ)」は、間に四対八柱の神々をもうけたが、国之狭土神もその内の一柱である。国之狭土神は土の神である。また同じく大山津見神と鹿屋野比売神との間に生まれた「天之狹土神(アメノサヅチノカミ)」とは対をなしており、国之狭土神と天之狹土神は共に土、特に山野の土の神達である。また、国之狭土神や天之狹土神の名前にある「サヅチ」は神稲を植える大切な土を意味すると考えられている。
出典:
神魔精妖名辞典
コトバンク
図解日本神話(新紀元社)
作者ひとこと:
国之狹土神のデザインは、体から木々や草が生えている巨人や怪獣をイメージした姿に描きました。
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