自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2022年7月4日月曜日

「アペリオテス」


アペリオテス

ギリシア神話に登場する神。アペリオテスは「アネモイ」と呼ばれる風の神達の内の一柱であり、このアペリオテスは下位のアネモイである。ヘーシオドスやホメーロスが記述している内容によると、元来、この下位のアネモイ達は、怪物「テュポン」によって生み出された邪悪で粗暴な精霊「アネモイ・テュエライ(「嵐」という意味)」であり、雄のハルピュイアである「テュエライ」であった。アペリオテスは南東の風の神である。このアペリオテスは、農耕に対して有益な、恵みの雨を齎す神でもある。アペリオテスは、親切げな表情をした、巻き毛で髭を生やしていない男神で、足には雨靴を履き、手には果物籠、あるいは花々や穀物を布で覆い包んだものを抱えている姿で描写される。アペリオテスは下位の風の神であったため、しばしば上位の風の神である、東風の神「エウロス」と習合される事もあった。

出典:
Wikipedia(「アネモイ」のページ)
幻想世界事典

作者ひとこと:
アペリオテスのデザインは、背中に片方だけの翼を生やした風の神の姿に描きました。頭を花々や葡萄などで飾っています。

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