自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2025年11月28日金曜日

「𩹂魚」


𩹂魚(イギョ)


作者ひとこと:
𩹂魚のデザインは、脚が生えている蛇の様な姿に描きました。

2025年11月26日水曜日

「朱厭」


朱厭(シュエン)



作者ひとこと:
朱厭のデザインは、テナガザルの様な姿の怪獣に描きました。

2025年11月24日月曜日

「タケラ」


タケラ



作者ひとこと:
タケラのデザインは、尖った頭の精霊の姿に描きました。

2025年11月21日金曜日

「䑏疏」


䑏疏(カンソ)


古代中国の地理書「山海経(せんがいきょう)」の北山経に記されている怪獣。この䑏疏は、帯山という山に棲息している獣である。䑏疏は馬の様な姿の獣で、頭から一本角が生えているが、その一本角は鍍金されている。この䑏疏は火を避けるのに良いとされる(この䑏疏を飼っておくと火災を防ぐ事が出来る、という説もある。この䑏疏の皮は火を避けるのに使用される、という説もある)。

出典:
幻想類書
神魔精妖名辞典
幻想動物の事典
幻想世界の住人たちⅢ<中国編>(新紀元社)
山海経 中国古代の神話世界(平凡社)

作者ひとこと:
䑏疏のデザインは、一本角を生やした馬の姿に描きました。

2025年11月19日水曜日

「𩣡馬」


𩣡馬(ボツバ)


古代中国の地理書「山海経(せんがいきょう)」の北山経に記されている怪獣。この𩣡馬は、馬の様な姿の獣で、その身体の体色は白い。また、𩣡馬の尾は牛の尾である。𩣡馬の頭には一本角が生えている。この𩣡馬の鳴き声は、呼ぶようである(人を呼ぶような声で鳴く、という説もある)。𩣡馬は、水中に棲息している獣で、印沢という沢の水中に棲息しているという。敦頭山という山から旄水という川が流れて東流(とうりゅう。東の方向に流れ注ぐこと)し、この印沢に注ぐ。また一説には、𩣡馬は敦頭山に棲息する獣である、という説もある。

出典:
幻想類書
山海経動物記
神魔精妖名辞典
山海経 中国古代の神話世界(平凡社)

作者ひとこと:
𩣡馬のデザインは、頭に一本角を生やし、尻に牛の様な尾を生やした馬の姿に描きました。

2025年11月17日月曜日

「疾」


疾(シツ)

[2025年3月31日]

作者ひとこと:
疾のデザインは、一本足の子供の姿の妖怪に描きました。

2025年11月14日金曜日

「蠕蛇」


蠕蛇(ゼンダ)


作者ひとこと:
蠕蛇のデザインは、細長い頭をもった蛇の姿に描きました。

2025年11月12日水曜日

「トゥクトリアク」


トゥクトリアク



作者ひとこと:
トゥクトリアクのデザインは、直立した鹿の様な姿をした精霊に描きました。

2025年11月10日月曜日

「喜」


喜(キ)<善(ゼン)>


作者ひとこと:
喜のデザインは、頭も手も真っ黒な子供の姿の妖怪に描きました。

2025年11月7日金曜日

「翹」


翹(キョウ)


作者ひとこと:
翹のデザインは、子供の姿の妖怪に描きました。

2025年11月5日水曜日

「猫胡瓜」


猫胡瓜(ネコキュウリ)

猫から生えたという大きな胡瓜。神奈川県横須賀市浦賀に伝わる昔話に出て来るもの。船宿に飼われていた黒猫の挙動が怪しく不審だったために漁師が殺したが、翌年訪れたときに出されたのがこの妙に大きな胡瓜だった。調べてみると、その胡瓜の実った蔓は埋められた黒猫の骨から生えていた。(【神奈川の伝説】) 「猫南瓜(ネコカボチャ)」と呼ばれる昔話の、南瓜ではなく胡瓜が生えていたかたちのもの。このはなしでは、胡瓜を食べていないが、同じく胡瓜が生える展開を持つ静岡県河津町の猫のはなし(【伊豆の昔話】)などでは、食べてしまった船頭が苦しんだ末に死んでしまう展開が含まれていることを考えると、この猫胡瓜もやはり有毒だったといえそうである。

出典:
日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院)

作者ひとこと:
猫胡瓜のデザインは、猫の顔がある大きな胡瓜の姿に描きました。

2025年11月3日月曜日

「乳吸い」


乳吸い(チチスイ)<ベス・ペナジェン>


作者ひとこと:
乳吸いのデザインは、乳房が一つだけある、獣の様な姿の妖怪に描きました。