自己紹介
このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。
2018年5月13日日曜日
「瓜子姫」と「鶴の恩返し」
瓜子姫(ウリコヒメ)<瓜姫(ウリヒメ)、瓜子織姫(ウリコオリヒメ)、瓜姫子(ウリヒメコ)>
日本の昔話「うりこひめとあまのじゃく」に登場する、瓜から生まれた主人公。日本全国に広く分布しており、話の展開が地方によって異なる。東日本では姫が死んでしまうという結末になっているものが多い。言葉巧みに柿の木に上らされ墜落死するという筋のものや、ただ殺されるのみならず剥いだ生皮を天邪鬼がかぶり、着物を着て姫に成りすまし老夫婦に姫の肉を料理して食わせるといった陰惨な話も伝えられる。西日本では対照的に、木から吊るされたり降りられなくなっているだけで死んではおらず、助けられるという話になっていることが多い。天邪鬼の目的も単なるいたずらから、姫に成り代わり輿入れを図るなど様々である。姫に成りすました天邪鬼が輿入れしようとするのを、木に吊るされた姫(あるいは殺された姫の骨から化生した小鳥)が告発するという内容になっているものもあり、シンデレラなどに代表される花嫁入れ替わり型の民話の一形態とも考えられる。天邪鬼は物語の最後において往々にして殺される。その際にソバ畑や粟畑を馬で引き回したり、あるいは死体を捨てたために、それらの植物の茎が天邪鬼の血で赤く染まったとする由来譚になっていることが多い。
出典:
Wikipedia「うりこひめとあまのじゃく」
作者ひとこと:
瓜子姫のデザインは、『鬼灯の冷徹』を参考にしました。
鶴の恩返し(ツルノオンガエシ)
日本の民話で、動物報恩譚の一つ。一般に「翁が罠にかかった鶴を助け、その鶴が人間の女性に姿を変えて翁とその妻に恩を返す」という筋立てが知られているが、類似する話は日本全国で報告されており、文献・伝承によって細部で差違が見られる。鶴を助けた人物が翁ではなく若者である。その若者と人間に化けた鶴が世帯を持つ異類婚姻譚である。この類型は「鶴女房(つるにょうぼう)」として知られる。老夫婦ではなくて、老爺の一人暮らしであった。鶴は買ってきた糸でなく、自分の羽毛で機を織り、そのせいで日に日に痩せ細る娘を見かね、怪訝に思った翁が、機織りの部屋を覗く、娘が鶴に戻り若者の元を去った後、若者は自分の行いを悔やんで僧となる。一説には唐代のものとされる「鶴氅裒(かくしょうほう)」の寓話が原型であるという。古今東西に広く見られる「見るなのタブー」をモティーフとした物語の一つでもある。
出典:
Wikipedia「鶴の恩返し」
作者ひとこと:
鶴の恩返しのデザインは、『鬼灯の冷徹』を参考にしました。実際のシーンにはありませんが、鶴に花嫁衣装を着させた姿を描きました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿