飛廉(ヒレン)<蜚廉>
中国神話に登場する、風伯(フウハク。風の神)とされている神。角のある雀の頭に、豹の文様の鹿の体、蛇の尾を持つ姿をしている。帝「黄帝(コウテイ)」と魔神「蚩尤(シユウ)」が戦った「涿鹿(タクロク)の戦い」では、蚩尤陣営に参加し、風を操り、雨を操る雨師と共に戦った。しかし戦いは、黄帝側の勝利で終わった。飛廉は、蚩尤が処刑された後は、黄帝陣営に帰順した。黄帝が巡行する際には、雷神が雷で道を切り開き、雨師が水で流し、飛廉が風で地面を掃く事で、黄帝が安全に通れるように、道を整えるなどの仕事に就いた。
出典:
フランボワイヤン・ワールド
プロメテウス
作者ひとこと:
飛廉のデザインは、伝承通りの姿に描きました。
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