アマビト
日本に伝わる怪異、または妖怪の一種。アマビトは、青森県や宮城県に伝わる怪異。青森県西津軽地方で「アマビト」は、人が死ぬ間際の短い時間に魂が抜け出して、家の戸を開ける音を立てたり、元気な時の姿で出歩き、逢いたい人の元を訪ねたり、別の場所に普段と変わらぬ姿で現れたりする。近所の建設現場に現れ、重い物を運ぶのを手伝った、という事例もある。宮城県でも、人が死ぬ間際に、その魂が出歩き、時には戸を開ける様な音をさせる。その霊を「アマビト」という、と伝わっている。
出典:
日本妖怪大事典(角川書店)
妖怪邸・妖堂 日記帳
怪異・妖怪伝承データベース
Wikipedia(「生霊」のページ)
作者ひとこと:
アマビトのデザインは、笠を被り、着物を着て、足袋を履いている姿にしました。肌の部分の顔と足が真っ黒なのは、魂だけで、生きている普通の人間と違うという事をイメージしてみました。
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